ミゲル・オリーボ




この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の姓)はオリーボ、第二姓(母方の姓)はペーニャです。























ミゲル・オリーボ
Miguel Olivo
サンフランシスコ・ジャイアンツ(マイナー)

Miguel Olivo on May 10, 2011 (1).jpg
シアトル・マリナーズ時代
(2011年5月10日)

基本情報
国籍
ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
出身地
モンテ・クリスティ州ビラ・バスケス
生年月日
(1978-07-15) 1978年7月15日(40歳)
身長
体重

6' 0" =約182.9 cm
230 lb =約104.3 kg
選手情報
投球・打席
右投右打
ポジション
捕手
プロ入り
1996年 アマチュア・フリーエージェントとしてオークランド・アスレチックスと契約
初出場
2002年9月15日 ニューヨーク・ヤンキース戦
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)



  • シカゴ・ホワイトソックス (2002 - 2004)


  • シアトル・マリナーズ (2004 - 2005)


  • サンディエゴ・パドレス (2005)


  • フロリダ・マーリンズ (2006 - 2007)


  • カンザスシティ・ロイヤルズ (2008 - 2009)


  • コロラド・ロッキーズ (2010)

  • シアトル・マリナーズ (2011 - 2012)

  • マイアミ・マーリンズ (2013)


  • ロサンゼルス・ドジャース (2014)


  • ティフアナ・ブルズ (2014 - 2015)


国際大会
代表チーム
ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国代表
WBC
2009年
プレミア12
2015年

ミゲル・エドゥアルド・オリーボ・ペーニャ(Miguel Eduardo Olivo Peña, 1978年7月15日 - )は、ドミニカ共和国・モンテ・クリスティ州ビラ・バスケス出身のプロ野球選手(捕手)。現在はMLBのサンフランシスコ・ジャイアンツ傘下に所属している。


ミゲル・オリボと表記されることもある。




目次





  • 1 経歴

    • 1.1 プロ入りとアスレチックス傘下時代


    • 1.2 ホワイトソックス時代


    • 1.3 マリナーズ時代


    • 1.4 パドレス時代


    • 1.5 マーリンズ時代


    • 1.6 ロイヤルズ時代


    • 1.7 ロッキーズ時代


    • 1.8 マリナーズ復帰


    • 1.9 マーリンズ復帰


    • 1.10 ドジャース時代


    • 1.11 トロス時代


    • 1.12 ジャイアンツ傘下時代



  • 2 プレースタイル


  • 3 詳細情報

    • 3.1 年度別打撃成績


    • 3.2 背番号


    • 3.3 代表歴



  • 4 脚注


  • 5 関連項目


  • 6 外部リンク




経歴



プロ入りとアスレチックス傘下時代


1996年9月30日にオークランド・アスレチックスと契約。


1998年はルーキー級アリゾナリーグ・アスレチックスでプロデビュー。46試合に出場し、打率.311・2本塁打・23打点・2盗塁だった。


1999年はA+級モデスト・アスレチックスで73試合に出場し、打率.305・9本塁打・42打点・4盗塁だった。


2000年はA+級モデストとAA級ミッドランド・ロックハウンズでプレー。A+級モデストでは58試合に出場し、打率.282・5本塁打・35打点・5盗塁だった。



ホワイトソックス時代


2000年12月13日にチャド・ブラッドフォードとのトレードでシカゴ・ホワイトソックスへ移籍。


2002年3月6日にホワイトソックスと1年契約に合意。3月25日にAAA級シャーロット・ナイツへ異動し、AA級バーミングハム・バロンズで開幕を迎えた。AA級バーミングハムでは93試合に出場。打率.259・14本塁打・55打点・6盗塁の成績を残し、サザンリーグのオールスターチームに選出され、プレーオフMVPも受賞した。9月14日にメジャーへ昇格し[1]、9月15日のニューヨーク・ヤンキース戦でメジャーデビュー。9番・捕手として先発起用され、初打席初本塁打を記録した。この年は6試合に出場し、打率.211・1本塁打・5打点だった。


2003年3月3日にホワイトソックスと1年契約に合意[2]。114試合に出場し、打率.237・6本塁打・27打点・6盗塁だった。


2004年3月3日にホワイトソックスと1年契約に合意[3]。46試合に出場し、打率.270・7本塁打・26打点・5盗塁だった。



マリナーズ時代


2004年6月27日にフレディ・ガルシアおよびベン・デービスとのトレードでジェレミー・リード及びマイケル・モースと共にシアトル・マリナーズへ移籍[4]。移籍直後には、当時患っていた腎臓結石の除去手術を受けるため、7月2日に15日間の故障者リスト入りした[5]。手術は無事成功し、7月15日に復帰した[6]。マリナーズでは50試合に出場し、打率.200・6本塁打・14打点・2盗塁だった。


2005年は開幕ロースター入りしたが、5月30日に傘下のAAA級タコマ・レイニアーズへ降格[7]。6月28日にメジャーへ再昇格した[8]。54試合に出場し、打率.151・5本塁打・18打点・1盗塁だった。



パドレス時代


2005年7月31日にミゲル・オヘーダとナサネル・マテオとのトレードでサンディエゴ・パドレスへ移籍[9]。移籍後は37試合に出場し、打率.304・4本塁打・16打点・6盗塁だった。オフの12月21日にノンテンダーFAとなった[10]



マーリンズ時代


2005年12月30日にフロリダ・マーリンズと1年契約に合意した[11]


2006年は127試合に出場し、打率.263・16本塁打・58打点・2盗塁だった。


2007年1月16日にマーリンズと1年契約に合意[12]。122試合に出場し、打率.237・16本塁打・60打点・3盗塁だった。三振は前年よりも20個増加し、失策も前年の約2倍増となる12個であった。9月29日のニューヨーク・メッツ戦では乱闘騒ぎを起こし[13]、メジャーリーグ機構から5試合の出場停止を命じられた。オフの12月12日にノンテンダーFAとなった。



ロイヤルズ時代


2007年12月27日にカンザスシティ・ロイヤルズと1年契約(2009年の球団オプション付き)に合意した[14]


2008年は前年の出場停止処分の4試合分が残っていたため、4月5日のミネソタ・ツインズ戦から復帰した。8月3日のホワイトソックス戦では、D・J・カラスコからの死球を発端に乱闘騒ぎを起こし[15]、8月5日にメジャーリーグ機構から5試合の出場停止を命じられた[16]。この年は84試合に出場し、打率.263・12本塁打・41打点・7盗塁だった。オフの11月3日にロイヤルズは球団オプションを行使した[17]


2009年開幕前の3月に第2回WBCのドミニカ共和国代表に選出された[18]


シーズンでは114試合に出場し、打率.249・23本塁打(チーム最多)・58打点・5盗塁だった。11月6日にロイヤルズが球団オプションを破棄し[19]、FAとなった。



ロッキーズ時代


2010年1月4日にコロラド・ロッキーズと1年契約(2011年の球団オプション付き)に合意した[20]。112試合に出場し、打率.269・14本塁打・58打点・7盗塁だった。11月4日に後日発表選手とのトレードでトロント・ブルージェイズへ移籍した[21]が、同日に球団オプションを破棄され[22]、FAとなった。



マリナーズ復帰


2011年1月3日に2年契約で古巣・マリナーズに復帰した[23]。この年は130試合に出場し、打率.224・19本塁打・62打点・6盗塁だった。


2012年は開幕ロースター入りしたが、5月1日に15日間の故障者リスト入りし[24]、5月24日に復帰した[25]。この年は87試合に出場し、打率.222・12本塁打・29打点・3盗塁だった。オフの10月29日にFAとなった。



マーリンズ復帰


2013年2月1日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結んだ[26][27]が、開幕前の3月27日に放出された。3月29日にマーリンズと1年契約を結び[28]、開幕ロースター入りした[29]。マーリンズではジェフ・マシスやロブ・ブラントリーが捕手としての起用されたため、33試合の出場にとどまった。6月14日のセントルイス・カージナルス戦では出番がないことから試合途中に帰宅。球団は出場機会を増やさず、翌日の6月15日に制限リスト入りさせた[30]。7月3日に制限リストを外れてDFAとなり[31]、7月5日にFAとなった[32]



ドジャース時代


2014年1月17日にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結び、傘下のAAA級アルバカーキ・アイソトープスで開幕を迎えた。15試合に出場し、4本塁打18打点、打率.390と活躍。4月30日にドジャースとメジャー契約を結んだ[33]。昇格後は8試合に出場したが、5月14日にAAA級アルバカーキへ降格した。5月20日のソルトレイク・ビーズ戦で同僚のアレックス・ゲレーロとグラウンドで口論し、ダグアウトに戻った際にゲレーロを殴り、耳を噛みちぎったことから[34]、球団はオリーボを出場停止リストに入れた[35]。その後、5月22日に放出された[36]



トロス時代


2014年6月27日にメキシカンリーグのティファナ・トロスに加入した[37]


2015年もティファナ・ブルズでプレー。オフの11月には第1回WBSCプレミア12にドミニカ共和国代表として出場。



ジャイアンツ傘下時代


2016年1月29日にサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結ぶ。



プレースタイル


ポジションは捕手であるが、一塁手としてのプレー経験もある。


守備面では良い面と悪い面を併せ持つ。レンジファクターや盗塁阻止率などでは度々リーグの上位にランクしている一方、リーグ最多の捕逸数を4回(2006-2007年、2009-2010年)記録している。


打者としては三振が多く、四球を選ぶことが少ない。2009年は126三振に対して19四球であった。



詳細情報



年度別打撃成績



































































































































































































































































































































































































































































































































O
P
S

2002

CWS
621192410185000020051.211.286.421.707

2003
114346317377519161142764421904803.237.287.360.647

2004
461561412138727702654411010292.270.316.496.812

SEA
501731602532826621422001013552.200.260.388.648
'04計
963293014670154131324076412023844.233.286.439.725

2005
54157152142340542181101400493.151.172.276.448

SD
37124115163571456166111423314.304.341.487.828
'05計
912812673058111998347212823807.217.246.367.613

2006

FLA
12745243052113223161895823339471039.263.287.440.727

2007
1224694524310720416183603201142212313.237.262.405.667

2008

KC
84317306297822012136417001723826.255.278.444.722

2009
114416390519715523191655211190512610.249.292.490.781

2010

COL
112427394551061761417758742327511176.269.315.449.765

2011
SEA
130507477541071911918562651820211407.224.253.388.641

2012
87323315277014012120293610700858.222.239.381.620

2013

MIA
3380745152042990001500232.203.250.392.642

2014

LAD
8252345010720001100121.217.240.304.544

MLB:13年
112439933765435905177261451569490533417241581929106077.240.275.417.691
  • 2017年度シーズン終了時


背番号



  • 61 (2002年)


  • 8 (2003年 - 2004年途中、2004年途中 - 2005年途中)


  • 7 (2004年途中 - 同年途中)


  • 14 (2005年途中 - 同年終了)


  • 30 (2006年 - 2007年、2011年 - 2014年)


  • 21 (2008年 - 2010年)


代表歴


  • 2009 ワールド・ベースボール・クラシック・ドミニカ共和国代表

  • 2015 WBSCプレミア12 ドミニカ共和国代表


脚注




  1. ^ Jimmy Greenfield (2002年9月14日). “MLBeat: Olivo dressed for success”. MLB.com. 2014年5月1日閲覧。


  2. ^ “White Sox announce signings”. MLB.com White Sox Press Release (2003年3月3日). 2014年5月1日閲覧。


  3. ^ “White Sox agree to terms with 24 players on 2004 contracts”. MLB.com White Sox Press Release (2004年3月3日). 2014年5月1日閲覧。


  4. ^ “Mariners acquire Olivo, Reed and Morse for Garcia and Davis”. MLB.com Mariners Press Release (2004年6月27日). 2014年5月1日閲覧。


  5. ^ “Mariners place catcher Miguel Olivo on 15-day disabled list”. MLB.com Mariners Press Release (2004年7月2日). 2014年5月1日閲覧。


  6. ^ “Mariners activate C Miguel Olivo from disabled list, select LHP George Sherrill and INF Bucky Jacobsen, designate for assignment 1B John Olerud and C Pat Borders”. MLB.com Mariners Press Release (2004年7月15日). 2014年5月1日閲覧。


  7. ^ “Mariners recall catcher Rene Rivera from Double-A San Antonio”. MLB.com Mariners Press Release (2005年5月30日). 2014年5月1日閲覧。


  8. ^ “Mariners recall catcher Miguel Olivo from AAA Tacoma”. MLB.com Mariners Press Release (2005年6月28日). 2014年5月1日閲覧。


  9. ^ “Padres acquire Olivo from Seattle”. MLB.com Padres Press Release (2005年7月31日). 2014年5月1日閲覧。


  10. ^ “Padres non-tender Craig Breslow, Dewon Brazelton and Miguel Olivo”. MLB.com Padres Press Release (2005年12月21日). 2014年5月1日閲覧。


  11. ^ “Marlins sign infielder Wes Helms, catcher Miguel Olivo”. MLB.com Marlins Press Release (2005年12月30日). 2014年5月1日閲覧。


  12. ^ “Marlins agree to terms with Miguel Olivo on 2007 contract”. MLB.com Marlins Press Release (2007年1月16日). 2014年5月1日閲覧。


  13. ^ “Scores for Sep 29, 2007”. ESPN MLB (2007年9月29日). 2014年5月1日閲覧。


  14. ^ “Royals sign catcher Miguel Olivo to one-year deal with mutual option for 2009”. MLB.com Royals Press Release (2007年12月27日). 2014年5月1日閲覧。


  15. ^ “Scores for Aug 3, 2008”. ESPN MLB (2008年8月3日). 2014年5月1日閲覧。


  16. ^ Dick Kaegel (2008年8月5日). “Olivo, Greinke, Hillman get suspensions”. MLB.com. 2014年5月1日閲覧。


  17. ^ “Royals and Miguel Olivo exercise options for 2009 and add mutual option for 2010”. MLB.com Royals Press Release (2008年11月3日). 2014年5月1日閲覧。


  18. ^ 2009 Tournament Roster[リンク切れ]The official site of World Baseball Classic (英語) 2016年3月7日閲覧 [リンク切れ]


  19. ^ “Royals decline 2010 options on Crisp, Olivo, and Yabuta”. MLB.com Royals Press Release (2009年11月6日). 2014年5月1日閲覧。


  20. ^ “Rockies agree to terms with Miguel Olivo on one-year contract”. MLB.com Rockies Press Release (2010年1月4日). 2014年5月1日閲覧。


  21. ^ “Blue Jays acquire Olivo”. MLB.com Blue Jays Press Release (2010年11月4日). 2014年5月1日閲覧。


  22. ^ “Blue Jays decline option on Olivo”. MLB.com Blue Jays Press Release (2010年11月4日). 2014年5月1日閲覧。


  23. ^ “Mariners sign free agent catcher Miguel Olivo”. MLB.com Mariners Press Release (2011年1月3日). 2014年5月1日閲覧。


  24. ^ “Mariners Outfielder Mike Carp recalled from rehab assignment, activated from Disabled List; Catcher Miguel Olivo placed on 15-Day DL”. MLB.com Mariners Press Release (2012年5月1日). 2014年5月1日閲覧。


  25. ^ “Mariners activate Olivo from 15-day disabled list; option Wells to Tacoma”. MLB.com Mariners Press Release (2012年5月24日). 2014年5月1日閲覧。


  26. ^ http://www.mlbtraderumors.com/2013/02/reds-sign-miguel-olivo.html Reds Sign Miguel Olivo


  27. ^ http://cincinnati.reds.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20130201&content_id=41335978&vkey=news_cin&c_id=cin Reds sign free agents Parra, Olivo


  28. ^ Cash Kruth (2013年3月29日). “Marlins agree to deal with catcher Olivo”. MLB.com. 2014年5月1日閲覧。


  29. ^ “Marlins announce 2013 Opening Day roster”. MLB.com Marlins Press Release (2013年3月31日). 2014年5月1日閲覧。


  30. ^ Joe Morgan (2013年6月15日). “Olivo walks out, placed on restricted list”. MLB.com. 2014年5月1日閲覧。


  31. ^ Joe Morgan (2013年7月3日). “Marlins opt to designate Olivo for assignment”. MLB.com. 2014年5月1日閲覧。


  32. ^ Joe Morgan (2013年7月5日). “Dodgers, Giants make offers for Nolasco”. MLB.com. 2014年5月1日閲覧。


  33. ^ “Dodgers select contract of Miguel Olivo from Triple-A Albuquerque”. MLB.com Dodgers Press Release (2014年4月30日). 2014年5月1日閲覧。


  34. ^ “Olivo suspended for dugout fracas at Triple-A”. MLB.com (2014年5月21日). 2014年5月22日閲覧。


  35. ^ “Miguel Olivo placed on suspended list”. MLB.com Dodgers Press Release (2014年5月21日). 2014年5月22日閲覧。


  36. ^ “Dodgers release Miguel Olivo”. MLB.com Dodgers Press Release (2014年5月22日). 2014年5月23日閲覧。


  37. ^ Aaron Gleeman (2014年6月27日). “Ear-biting catcher Miguel Olivo has signed with a new team”. NBC Sports. 2014年8月8日閲覧。



関連項目


  • メジャーリーグベースボールの選手一覧 O

  • ドミニカ共和国出身のメジャーリーグベースボール選手一覧


外部リンク






  • 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)


  • Miguel Olivo stats MiLB.com (英語)



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