左右相称動物
左右相称動物 | |||||||||
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分類 | |||||||||
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学名 | |||||||||
Bilateria Hatschek, 1888 | |||||||||
上門 | |||||||||
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左右相称動物(さゆうそうしょうどうぶつ、Bilateria)は、海綿動物と刺胞動物を除く大部分の後生動物からなる動物の分類群である。
大部分の種類は、体が3つの胚葉(内胚葉・中胚葉・外胚葉)からなる(三胚葉性)。ほとんどのものが左右相称またはほぼ相称である。例外は棘皮動物で、成体は放射相称であるが、幼生は左右相称である。一部の原始的形態のもの、寄生性などの特殊なものを除き、左右相称動物には口と肛門が別になった完全な消化管がある。
多くの左右相称動物には体内の空隙、すなわち体腔がある。かつては無体腔動物は別の系統と考えられたが、現在では無体腔動物の主要な門(扁形動物と腹毛動物)では、体腔が二次的になくなったと考えられている。体腔が初期から存在した証拠としては、知られている最古の左右相称動物であるベルナニマルキュラ (Vernanimalcula) が空隙のような構造を持っていたらしいことがあげられている。
左右相称動物は、少なくとも2つの上門 (superphylum)、後口動物と前口動物に分けられる。これらの間には、胚発生のしかたなど、多くの違いがあり、特に、最初の開口部(原口)が前口動物では口に、後口動物では肛門になる。
さらに現在、前口動物を少なくとも2つの上門、脱皮動物と冠輪動物に分ける説が有力である。また前口動物のもう1つの上門 Platyzoa(扁形動物上門)を認める説があるが、これも冠輪動物に含める説もある。毛顎動物は特に分類が難しく、従来は後口動物に入れられていたが、現在では前口動物に入れる説が有力である。
分類
以下は、英語版wikipediaからの転載。
直泳動物門 Orthonectida
菱形動物門 Rhombozoa
無腸動物門 Acoelomorpha (disputed)
毛顎動物門 Chaetognatha
後口動物上門 Deuterostomia
脊索動物門 Chordata
半索動物門 Hemichordata
棘皮動物門 Echinodermata
珍渦虫動物門 Xenoturbellida
古虫動物門(ウェツリコリア) Vetulicolia †
前口動物 Protostomia (unranked)
脱皮動物上門 Ecdysozoa
有棘動物 Scalidophora (unranked)
動吻動物門 Kinorhyncha
胴甲動物門 Loricifera
鰓曳動物門 Priapulida
線形動物門 Nematoda
類線形動物門 Nematomorpha
汎節足動物 Panarthropoda (unranked)
葉足動物門 Lobopodia†
有爪動物門 Onychophora
緩歩動物門 Tardigrada
節足動物門 Arthropoda
扁平動物上門 Platyzoa
扁形動物門 Platyhelminthes
腹毛動物門 Gastrotricha
輪形動物門 Rotifera
鉤頭動物門 Acanthocephala
顎口動物門 Gnathostomulida
微顎動物門 Micrognathozoa
有輪動物門 Cycliophora
冠輪動物上門 Lophotrochozoa
星口動物門 Sipuncula
ヒオリテス動物門 Hyolitha †
紐形動物門 Nemertea
箒虫動物門 Phoronida
外肛動物門(苔虫動物門) Bryozoa
内肛動物門 Entoprocta
腕足動物門 Brachiopoda
軟体動物門 Mollusca
環形動物門 Annelida
ユムシ動物門 Echiura