君のひとみは10000ボルト
「君のひとみは10000ボルト」 | |||||||
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堀内孝雄 の シングル | |||||||
初出アルバム『あいつが死んだ晩』 | |||||||
B面 | 故郷には帰りたくない | ||||||
リリース | 1978年8月5日 | ||||||
ジャンル | フォークソング | ||||||
時間 | 3分21秒 | ||||||
レーベル | EXPRESS / 東芝EMI EP:ETP-10455 | ||||||
作詞・作曲 | 谷村新司、堀内孝雄 | ||||||
チャート最高順位 | |||||||
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堀内孝雄 シングル 年表 | |||||||
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「君のひとみは10000ボルト」(きみのひとみは いちまんボルト)は1978年8月にアリスの堀内孝雄がソロとしてリリースしたシングルである。1978年の年間第4位に輝くなど、90万枚を越す大ヒットとなった。
目次
1 解説
2 収録曲
3 カバー
4 関連項目
5 出典
解説
作詞は谷村新司、作曲は堀内孝雄。1978年の「資生堂化粧品」秋のキャンペーンソングとなっていた。当時、「ぼやき漫才」で知られる人生幸朗・生恵幸子のネタにもされていた。
リリースされて約1ヶ月でオリコン・シングルチャートの3位に初登場し、翌週には1位を獲得した。同時期には、アルバム『あいつが死んだ晩』もアルバムチャートで1位を獲得している。
「10000ボルト」を誤って「ひゃくまんボルト」と言われることが多い[2]。そのことは堀内本人も認識しており、現在ではさほど気にしていない様子である。2007年11月28日放送の『2時っチャオ!』(TBS)でも久保田智子アナウンサーが間違えて「ひゃくまんボルト」と読んだが、堀内は「よく間違えられるんですよ。“ひゃく”の方が言いやすいんだな。どうせなら“ひゃく”にしておけばよかった」と、大人の対応を見せていた。
ただ、この曲は始めから資生堂のCMソング前提として作られた曲であり、タイトルも資生堂が決めたものであることを、2008年放送の「フジサンケイグループ広告大賞」にて明かしている。資生堂社内で打ち合わせをしていた際に、「このタイトルで曲を作ってください。但し(他の化粧品会社に情報が漏れないようにするため)タイトルは1回だけしか見せませんので、よく覚えて帰ってください」と、当時の資生堂の社員から1回だけ見せられすぐに引っ込められた[1]、というもの。
なお、ジャケット写真で着用したTシャツは下北沢で買った私物だったことを「FLASH」のインタビューで明かしている[1]。
収録曲
君のひとみは10000ボルト THE LAST ANGEL(3分21秒)- 作詞:谷村新司/作曲:堀内孝雄/編曲:石川鷹彦
- 作詞:谷村新司/作曲:堀内孝雄/編曲:石川鷹彦
故郷には帰りたくない DON'T TAKE ME HOME(3分32秒)- 作詞:岩谷時子/作曲:堀内孝雄/編曲:戸塚修
- 作詞:岩谷時子/作曲:堀内孝雄/編曲:戸塚修
カバー
泉里香[3]– 2018年発売。AbemaTVのインターネット配信ドラマ「やれたかも委員会」主題歌。
shiori - 毎日放送ドラマイズム「やれたかも委員会」主題歌。
関連項目
- 1978年の音楽
出典
- ^ abc「ザ・ベストテン登場アーティスト「運命の一曲」堀内孝雄『君のひとみは10000ボルト』」、『FLASH』第1396号、光文社、2016年10月25日、 102頁、 ISBN 4910277241067、2016年12月10日閲覧。
^ 1984年の『小学六年生』の記事では昭和54年度の流行語の一つとして「キミのひとみは百万ボルト!」(原文ママ)が挙げられている。『小学六年生』1984年3月号、25頁。(『ワンダーライフスペシャル 学年誌が伝えた子ども文化史 昭和50〜64年編』小学館、2018年、99頁。ISBN 978-4-09-106615-2)
^ “泉里香が名曲「君のひとみは10000ボルト」で歌手デビュー!『やれたかも委員会』主題歌に決定”. TVLIFE web (2018年1月18日). 2018年1月21日閲覧。
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