カスタードクリーム
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2013年10月) |
カスタードクリーム(英: pastry cream、仏: crème pâtissière)は、カスタードを用いたクリーム。洋菓子に使われる薄黄色くとろりとして甘いクリームである。
卵黄、砂糖をよくまぜ、小麦粉(コーンスターチでもよいが風味は劣る)を加え、温めた牛乳を少しずつ加えてのばし、とろみがつくまで加熱したもの。一般的にバニラの香りをつける。
ホイップクリームと異なり加熱しても変質せず、また安価なため非常に多く使われる。しかし水分が多いため、日持ちがしないのが難点。このため、対策としてブランデーのような洋酒による味付けを兼ねたアルコール分の付加が行われる事も多い。
利用例
- クリームパン
- シュークリーム
- エクレア
- ババロア
- ケーキ
- タルト
- 今川焼き
- たい焼き
バリエーション
クレーム・サントノレ(crème saint-honoré):カスタードクリームにメレンゲ(固く泡立てた卵白)を混ぜ込んだもの。クレーム・シブースト(crème chiboust, crème chibouste)とも。シブーストを参照。
クレーム・アングレーズ(crème anglaise):カスタードクリームと製法が似ているが、小麦粉が入らないためとろみが少ない。アングレーズソースとも呼ばれる。
クレーム・ディプロマット(crème diplomate):カスタードクリームに泡立てた生クリームを混ぜ込んだもの。コクと食感が向上するためカスタードクリームの代わりにシュークリームに入れられることが多い。