国道210号

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一般国道 | |
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国道210号 | |
総延長 | 147.8 km |
実延長 | 146.5 km |
現道 | 128.3 km |
制定年 | 1953年指定 |
起点 | 福岡県久留米市 東櫛原交差点(地図) |
主な 経由都市 | 大分県日田市 |
終点 | 大分県大分市 大道入口交差点(地図) |
接続する 主な道路 (記法) | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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経過地:筑後吉井地区(うきは市)
国道210号(こくどう210ごう)は、福岡県久留米市から大分県大分市に至る一般国道である。
目次
1 概要
1.1 路線データ
2 歴史
2.1 バイパスであった区間
3 路線状況
3.1 通称
3.2 バイパス
3.3 重複区間
3.4 道路施設
3.4.1 トンネル
3.4.2 道の駅
3.5 主な混雑場所
4 地理
4.1 通過する自治体
4.2 交差する道路
5 脚注
5.1 注釈
5.2 出典
6 関連項目
7 外部リンク
概要
久留米市東櫛原町の国道3号分岐(東櫛原交差点)から筑後川やその支流・玖珠川に沿って東へ向かい、温泉地で知られる日田や由布院を経て、大分県大分市中央町の国道10号交点(大道入口交差点)とを結ぶ一般国道の路線で、主な通過地は、福岡県うきは市、大分県日田市、玖珠郡玖珠町、九重町、由布市、大分市宮崎である。別名、久留米 - 玖珠間が筑後街道、由布院 - 大分間が豊後街道ともよばれる。ほぼ全区間でJR九州の久大本線と平行するルートを通っている。概ね、大分自動車道とも並行しており、由布市内で湯布院インターチェンジで直接連絡する。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。
- 起点:久留米市(東櫛原交差点=国道3号交点)
- 終点:大分市(大道入口交差点=国道10号交点、国道57号起点、国道197号終点、国道217号起点、国道442号起点)
- 重要な経過地:日田市、大分県玖珠郡玖珠町、同郡九重町、同県大分郡湯布院町[注釈 2]
総延長 : 147.8 km(福岡県 45.2 km、大分県 102.6 km)重用延長を含む。[2][注釈 3]
重用延長 : 1.3 km(福岡県 - km、大分県 1.3 km)[2][注釈 3]
未供用延長 : なし[2][注釈 3]
実延長 : 146.5 km(福岡県 45.2 km、大分県 101.3 km)[2][注釈 3]- 現道 : 128.3 km(福岡県 32.3 km、大分県 96.0 km)[2][注釈 3]
- 旧道 : なし[2][注釈 3]
- 新道 : 18.2 km(福岡県 12.9 km、大分県 5.3 km)[2][注釈 3]
指定区間[3]- 久留米市東櫛原町字太田2854番2 - 大分市大字宮崎字スカワ675番1(起点 - 宮崎交差点)
歴史
1953年(昭和28年)5月18日
二級国道210号久留米別府線(久留米市 - 大分市 - 別府市)として指定施行[4]。
1965年(昭和40年)4月1日- 道路法改正により一級・二級区分が廃止されて一般国道210号として指定施行[1]。
1970年(昭和45年)4月1日- 終点側を短縮し、一般国道210号(久留米市 - 大分市)として指定施行[5]。
2007年(平成15年)3月1日- 由布市湯布院町川北 - 大分市大字木上の32.8 kmが指定区間に追加される[6]。
バイパスであった区間
- 久留米東バイパス 起点から久留米市山川町の区間。1985年3月20日に全線供用された。その後旧道は降格となり、国道322号 - 県道53号 - 市道となった。なお、旧道の起点では国道209号に直接接続していた。反面、この付近の旧国道322号は現在の県道88号であり、旧道同士の直接接続はなかった。
日田バイパス 日田市石井から日田市小ヶ瀬の区間。2005年に全線開通後、2008年に旧道が降格となり、市道 - 県道673号 - 県道9号 - 国道386号となった。- 天瀬バイパス 日田市天瀬町。
木上バイパス(通称ホワイトロード) 大分市木上から同市宮崎の区間。旧道が国道442号に指定替えされ、現在はこちらが本線となっている。
路線状況
通称
- 日田街道
- 筑後街道
- 豊後街道
バイパス
浮羽バイパス 久留米市田主丸町 - うきは市浮羽町の14.0 kmの区間で、田主丸町上原から県道52号交点までは4車線、以後浮羽町山北までの1.7 kmは完成2車線で計画されている。うきは側は1983年から2008年にかけて暫定2車線(一部完成2車線)で開通しているが、久留米側は断片的に開通しているのみ。
日田バイパス 日田市石井町 - 日田市大字小ケ瀬の5.3 km区間。一部は国道212号と重複。- 天瀬改良 日田市天瀬町赤岩の1.0 km区間。防災性の向上とともに、JR久大本線との交差を減らす計画となっている。2018年(平成30年)12月15日開通予定[7]。
重複区間
国道212号(日田市高瀬 - 大宮交差点)
国道387号(玖珠郡玖珠町長野交差点 - 玖珠郡九重町粟野交差点)
国道442号(大分市大道入口交差点 - 羽屋三差路交差点)
国道10号・国道57号(重複)(大分市宮崎交差点 - 府内大橋北交差点)
道路施設
トンネル
- 大道隧道
- 水分隧道
- 加々鶴隧道
道の駅
- くるめ
- うきは
- ゆふいん
主な混雑場所
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土・日・祝日、その他休日は、「ゆめタウン久留米」(久留米市新合川)に向かう多くの車で、久留米市内の区間をはじめ、この210号に通じる他の周辺道路は午後から大渋滞となることが多い(特に好天の日)。- 福岡県久留米市の筑水高校前交差点は2車線から4車線に切り変わる交差点であるが、国道(久留米東バイパス)は右折しなければならない。直進は旧道(現在は市道)であるため市街地から久留米市東部へ向かう対向車も多く、この交差点を先頭に渋滞することが多い。
- うきは市の旧・吉井町の中心部も朝・夕に混雑が発生しやすい。現在、久留米市田主丸町からうきは市の北部を迂回する浮羽バイパスが建設中であるが全線開通の目処は立っていない。
- 日田市でも日田バイパスが開通するまでは国道212号重複区間及び日田市中心部で渋滞が多発していたが2005年12月に全線開通したことである程度の混雑は解消された。なお、旧道区間にあたる部分は日田市道・大分県道・熊本県道9号日田鹿本線・国道386号に変更され、一部を日田市が管理するのを除いて大部分が大分県が管理するようになった[8]。
- 由布市内では、旧挾間町の挾間三叉路(旧・医大挾間入口交差点)で由布院方面から、大分県道207号線(医大バイパス)方面への左折車で休日夕方および高速バスが迂回する悪天候時に混雑しやすい。そのため、大分河川国道事務所による拡張工事が行われてた。
- 大分市内の区間は市内の大動脈であるため、混雑する箇所が多い。宮崎交差点〜大道陸橋北交差点にかけては通称「大道バイパス」と呼ばれる区間が含まれており、国道10号から市街地を避けるルートとしてラッシュ時の渋滞が目立つ。
- 大分市において日豊本線を跨いでいた大道陸橋は、1959年に完成し1日6万台の交通量があったが[9]、大分駅付近の連続立体交差事業に伴い撤去されることになり[10]、2011年1月17日から同年6月5日まで全面通行止めとした上で撤去工事が行われた[11]。撤去工事後、2012年3月17日の高架化完成までは暫定的に踏切が設置され、この踏切では朝夕のラッシュ時に5時間中1時間15分にわたり遮断機が降りたため、周辺では激しい渋滞が起きた[12]。
地理
通過する自治体
福岡県
久留米市 - うきは市
大分県
日田市 - 玖珠郡玖珠町 - 玖珠郡九重町 - 由布市 - 大分市
交差する道路
福岡県
国道3号(久留米市、東櫛原交差点)
国道209号、国道264号(久留米市起点、国道3号または市道を経由し間接接続)
福岡県道88号久留米小郡線(久留米市東櫛原町)
国道322号(久留米市東合川、野々下交差点)
九州自動車道久留米インターチェンジ(国道322号経由)
福岡県道53号久留米筑紫野線(久留米市山川)
福岡県道70号田主丸黒木線、33号甘木田主丸線、80号甘木朝倉田主丸線(久留米市田主丸町)
福岡県道81号久留米浮羽線、52号八女香春線(うきは市浮羽町)
大分県(日田市 - 玖珠郡)
国道211号(日田市、高井町交差点)- 国道212号(玉川バイパス)(日田市高瀬)
大分自動車道日田インターチェンジ(国道212号経由)
大分県道・熊本県道9号日田鹿本線(日田市高瀬)
国道212号(日田市高瀬、大宮交差点)
国道386号(日田市日高、小ヶ瀬(1)交差点)
大分県道54号玖珠天瀬線、大分・熊本県道12号天瀬阿蘇線(日田市天瀬町)- 東九州自動車道天瀬高塚インターチェンジ(県道54号経由)
- 大分県道54号、43号玖珠山国線(玖珠町)
国道387号(玖珠町、長野交差点 - 九重町、粟野交差点)- 大分自動車道玖珠インターチェンジ(国道387号経由)
大分県道40号飯田高原中村線(九重町)- 大分自動車道九重インターチェンジ(県道40号経由)
大分県(由布市 - 大分市)
大分県道・熊本県道11号別府一の宮線(やまなみハイウェイ)(2回交差)(由布市湯布院町)- 大分自動車道湯布院インターチェンジ(由布市湯布院町)
大分県道30号庄内久住線、52号別府庄内線(由布市庄内町)
大分県道51号別府挾間線(由布市挾間町)
国道442号(大分市木上)、国道442号(バイパス)(大分市口戸、国道442号入口交差点)
大分県道41号大分大野線(大分市田尻)
東九州自動車道大分光吉インターチェンジ(大分市光吉)
国道10号(宮崎交差点 - 府内大橋北交差点)- 国道442号(大分市羽屋)
大分県道21号大分臼杵線(大分市大道町)- 東九州自動車道大分インターチェンジ(県道21号経由)
- 国道10号、国道197号(大道陸橋北交差点)
脚注
注釈
^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
^ 2005年10月1日に3町が合併して由布市発足。- ^ abcdefg2015年4月1日現在
出典
- ^ ab“一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2013年3月5日閲覧。
- ^ abcdefg“表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況 (PDF)”. 道路統計年報2016. 国土交通省道路局. p. 12. 2017年4月13日閲覧。
^ “一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2013年3月5日閲覧。
^ウィキソースには、二級国道の路線を指定する政令(昭和28年5月18日政令第96号)の原文があります。
^ 一般国道の路線を指定する政令の一部を改正する政令(昭和44年12月4日政令第280号)
^ “一般国道の指定区間を指定する政令の一部を改正する政令案について”. 国土交通省道路局路政課 (2007年2月15日). 2013年3月5日閲覧。
^ “国道210号 天瀬改良 平成30年12月15日(土)に開通します (PDF)”. 国土交通省九州地方整備局 大分河川国道事務所 (2018年11月6日). 2018年11月6日閲覧。
^ “平成20年3月1日より国道210号日田市石井〜日田市日高の道路管理者が変わります” (プレスリリース), 国土交通省九州地方整備局 大分河川国道事務所, (2012年2月25日), http://www.qsr.mlit.go.jp/oita/press/080225/p1.html 2012年3月19日閲覧。
^ “大道陸橋:存在をしのび、大銀支店前に記念碑 /大分”. 毎日新聞. (2012年3月6日). http://mainichi.jp/area/oita/news/20120306ddlk44040574000c.html 2012年3月19日閲覧。 [リンク切れ]
^ “大分駅付近連続立体交差事業”. 2012年5月30日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2012年3月19日閲覧。
^ “大道陸橋撤去工事(完了)”. 大分県. 2012年4月8日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2012年3月19日閲覧。
^ “鉄道高架の新駅舎、17日開業”. 西日本新聞. (2012年3月17日). オリジナルの2012年3月16日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20120316193248/http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/292241 2012年3月19日閲覧。
関連項目
- 日本の一般国道一覧
- 九州地方の道路一覧
外部リンク
国土交通省九州地方整備局
福岡国道事務所:福岡県の区間を管理。
大分河川国道事務所:大分県の指定区間を管理。
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