あの素晴しい愛をもう一度
















あの素晴しい愛をもう一度 (TO BE TOGETHER AGAIN)

加藤和彦と北山修シングル
B面
僕を呼ぶ故郷 (I'M PINING AWAY)
リリース
1971年4月5日 (1971-04-05)
1994年3月30日 (1994-03-30)(CD再発)
2009年12月16日 (2009-12-16)(CD再発)
規格
7"シングル・レコード
ジャンル
フォーク
時間
4分57秒
12分3秒(メモリアル・シングル 〜あの素晴しい愛をもう一度〜)[1]
レーベル
キャピトル / 東芝音楽工業
作詞・作曲
北山修、加藤和彦
チャート最高順位

  • 週間10位(オリコン)

  • 1971年度年間46位(オリコン)


加藤和彦と北山修 シングル 年表




-
あの素晴しい愛をもう一度
(1971年)
-





加藤和彦 年表





チッチとサリー(チッチとサリー)
(1970年)

あの素晴しい愛をもう一度(加藤和彦と北山修)
(1971年)

家をつくるなら
(1973年)

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あの素晴しい愛をもう一度」(あのすばらしいあいをもういちど)とは、北山修が作詞、加藤和彦が作曲し2人の連名で発表した歌曲。1971年4月5日にレコード発売。1994年3月30日にはCDシングルも発売されている。「あの素晴しい愛をもう一度」と誤って表記されることが多い。2002年のザ・フォーク・クルセダーズ(フォークル)新結成のときも「素晴しい」とクレジットされた[2]




目次





  • 1 概要


  • 2 収録曲

    • 2.1 SIDE A


    • 2.2 SIDE B



  • 3 メモリアル・シングル 〜あの素晴しい愛をもう一度〜

    • 3.1 収録曲



  • 4 カバー


  • 5 関連項目


  • 6 脚注




概要


この楽曲の成り立ちはシモンズのデビュー曲を依頼された加藤・北山コンビが、加藤が作曲に1日、北山が作詞に1日で作り上げた。加藤は北山から送られてきた歌詞を見て北山に電話をし「最高だよ最高」とはしゃいだと、北山が加藤の追悼文に記している[3]。結局、シモンズには別の曲(「恋人もいないのに」)が用意され、この楽曲は加藤と北山で歌うことになった[4]。以上の経緯は、2010年7月31日のトークショーで北山が語っている。


この曲のオリジナル録音(1971年)のきっかけは、東芝音楽工業がフォークルの再結成を図って加藤・北山の両人にはたらきかけたものであるとされる。当時、フォークルの再結成はあり得ないと明言していた2人は、ジャケットでもカメラを全く無視している。これには東芝に対する抗議の意味を込めていると加藤・北山ともに当時のラジオ番組で語った。


オリジナル・ヴァージョンでは加藤による変則スリーフィンガーが展開されるが、「北山修25ばあすでい・こんさあと」に於いては「弾きながら歌える自信がない」とのことで通常のスリーフィンガーで演奏された。


第3番の歌詞の「あの時風が流れても変わらないと言った二人の」という一節は、「戦争を知らない子供たち」(ブロンズ社, 1971年)では「あの時星になりたいと夜明けまで泣いた二人の」となっている。ただし、この歌詞で歌われたことはない。2年後に出版された「ピエロの歌」収録の「北山修青春詞歌集」では、歌詞は「あの時風が流れても変わらないと言った二人の」となっている。


シングル・ジャケット表面には“加藤和彦 - 北山修”とあるが、折り返しの裏面では“歌 / 加藤和彦と北山 修”と記載されている。また、歌詞の他、北山が本作リリースの経緯を綴った「25才を前にして」が掲載されている。



収録曲


全曲作詞:北山修、作曲:加藤和彦、編曲:葵まさひこ



SIDE A



  1. あの素晴しい愛をもう一度 (TO BE TOGETHER AGAIN) - (2:47)


SIDE B



  1. 僕を呼ぶ故郷 (I'M PINING AWAY) - (2:10)


メモリアル・シングル 〜あの素晴しい愛をもう一度〜


2009年、マキシ・シングルとして復刻。さらにザ・フォーク・クルセダーズ「青年は荒野をめざす」「悲しくてやりきれない」の2曲をボーナス・トラックとして収録。日本の音楽界に多大なる貢献をした加藤に敬意を表し、後世に歌い継がれるべき1枚としてリリースされた[1]。パッケージ表面はオリジナル・シングル・ジャケット。裏面にはザ・フォーク・クルセダーズのステージ写真が使われている。



収録曲


































全作曲: 加藤和彦。
#タイトル作詞作曲・編曲編曲時間
1.「あの素晴しい愛をもう一度」(加藤和彦と北山修)
北山修加藤和彦葵まさひこ3:13[1]
2.「僕を呼ぶ故郷」(加藤和彦と北山修)
北山修加藤和彦葵まさひこ2:38[1]
3.「青年は荒野をめざす」(ザ・フォーク・クルセダーズ)
五木寛之加藤和彦川口真3:05[1]
4.「悲しくてやりきれない」(ザ・フォーク・クルセダーズ)
サトウハチロー加藤和彦ありたあきら3:07[1]
合計時間:
12:03


カバー


この曲はソロやデュエットの形でカバーされるほか、中学校の音楽教科書に載ったこともあり様々な合唱編曲があり、2000年代になってもなお合唱コンクールなどでは定番曲である。2002年・2003年の『FNS27時間テレビ みんなのうた』のテーマ曲にも使用され、総合司会だったみのもんたがエンディングで号泣しながら歌った。



  • 北山修 - 1981年にセルフカヴァー。


  • ザ・フォーク・クルセダーズ - 2002年の新結成時にセルフカバー。


  • きたやまおさむ&D50 ShadowZ - 2011年発売の同名アルバムに収録。きたやまにとってはセルフカバーとなる。


  • 天地真理 - アルバム『水色の恋/涙から明日へ』(1971年)収録[5]


  • 井上陽水 - アルバム『UNITED COVER 2』(2015年)に収録。

  • 衛藤利恵

  • 岡崎友紀


  • 岡平健治 - アルバム『I・GM』(2009年、実際は「・」はハート表記)収録

  • 嘉門達夫


  • 空手バカボン - アルバム『ナゴムコレクション』(2005年)収録


  • 川本真琴 - テレビアニメ『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』第1話挿入歌

  • 木之内みどり


  • 桑田佳祐 - ライブツアーで演奏され、この時の音源が2001年のシングル「白い恋人達」に収録されている。このCDでは「〜素晴しい〜」と誤ったタイトルで収録されている。


  • 中澤裕子・後藤真希・藤本美貴 - アルバム『FOLK SONGS 3』収録

  • 斎藤寿孝 - アルバム『黄昏のハーモニカ 〜神田川〜』(2006年)収録


  • 佐咲紗花 - テレビアニメ『日常』第20話エンディングテーマ(2011年)。クレジットでは「〜素晴らしい〜」と誤った表記になっている。


  • 佐良直美 - アルバム『素晴らしいフォークの世界』収録


  • 鮫島有美子 - アルバム『秋桜 私の青春のうた2』(2003年)収録

  • 鈴木彩子

  • 角聖子

  • 芹洋子

  • ダ・カーポ

  • チェリッシュ

  • チューインガム


  • DJみそしるとMCごはん - 『ジャスタジスイ』収録の「あの素晴しい味をもう一度」の曲中で歌詞改変した上サンプリング使用。

  • 東京レディース・シンガーズ - アルバム『女声コーラス愛唱歌ベスト』(2008年)収録

  • トワ・エ・モア

  • なおと(ナオト・インティライミ)


  • 中嶋美智代 - アルバム『たんぽぽ』収録


  • 中丸三千繪 - 歌詞は英語。クラシカルな声楽曲(収録CDは非売品)。


  • ばんばひろふみ - 谷村新司がゲストボーカルとして参加している。

  • ザ・ピーナッツ

  • ひまわりキッズ

  • 平野孝幸

  • ビリケン


  • ブラザーズ・フォア(The_Brothers_Four) - 曲名表記 "Ano Subarashii Ai O Moichido"。英語詞だが、サビの詞のみ曲名と同じ。

  • ベンチャーズ

  • 本田路津子

  • ミラクルオブライフ - アルバム『走れメロス』(2003年)収録


  • 三輪明日美 - 主演映画『ラブ&ポップ』のエンディングに使われた。


  • 由紀さおり・安田祥子 - アルバム『童謡愛唱歌全集5』収録

  • BoNo BoNo - アルバム Flores(2002年)収録

  • dicot


  • FATMAN BROTHERS(伊集院光、石塚英彦、田口浩正) - シングル表題曲及びアルバム『FATMAN BROTHERS』収録(いずれも1995年)。ラップ(作詞:伊集院光、田口浩正)が追加されている。

  • Fu-mi - 『三線で聴きたい弾きたいフォーク BEST15』(2008年)収録


  • LOGIC SYSTEM - アルバム HISTORY OF LOGIC SYSTEM 収録。VOCALOIDを歌声に使用。


  • MAKI - トランス。『学校トランス2時限目』に収録。

  • R.P.M. - アルバム Time Goes Around 1 収録。曲名表記 "I wish you could come once more"。

  • SONG 4 YOU


  • 茉奈 佳奈 - NHK連続テレビ小説「だんだん」オリジナル・サウンドトラック(2008年、シジミジル名義)、アルバム『ふたりうた』(2009年)収録。

  • レモン・トリー


  • en-Ray - アルバム『chai chai』(2005年)収録。歌詞は中国語。訳詞はamin。中国語の曲名は「让我们在一次去重温那份闪亮的爱」。


  • ももいろクローバーZ with 南こうせつ


  • ヒュー・ジャックマン - トヨタ『クラウン』のCM(ReBORN)に起用し、英語版を歌っている(2014年)。


  • 武井咲 - 映画『愛と誠』挿入歌。『映画 愛と誠 オリジナル・サウンドトラック』(2012年)収録。


  • go!go!vanillas - シングル『おはようカルチャー』(2017年)に収録

この他カバー以外にも、これまでにCMで替え歌が何度か歌われている。



関連項目


  • 1971年の音楽

  • パッチギ!


  • 和幸(かずこう) - 加藤和彦と坂崎幸之助(THE ALFEE)による期間限定ユニットのフォークデュオ。


脚注


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  1. ^ abcdef“【CDシングル】『メモリアル・シングル 〜あの素晴しい愛をもう一度〜』” (日本語). TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード株式会社. 2017年11月5日閲覧。


  2. ^ ただし、同年に発売された本人選曲監修のベスト・アルバム『Memories 加藤和彦作品集』での表記は「素晴らしい」となっている。


  3. ^ 『北海道新聞』(2009年10月19日朝刊)


  4. ^ シモンズYumi 〜田中ゆみ〜 - 2018年11月6日閲覧。


  5. ^ デビュー35周年記念CD-BOX『天地真理 プレミアム・ボックス』(2006年)にも収録



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