西米良村



































にしめらそん
西米良村

かりこぼうず大橋
かりこぼうず大橋


日本の旗 日本
地方
九州地方
都道府県
宮崎県

児湯郡
団体コード
45403-6
法人番号
8000020454036
面積
271.51km2
総人口
1,040
(推計人口、2018年10月1日)
人口密度
3.83人/km2
隣接自治体
西都市、小林市、
東諸県郡国富町、綾町、
東臼杵郡椎葉村
熊本県:球磨郡多良木町、湯前町、水上村
村の木
コウヤマキ
村の花
ヤマザクラ
村の鳥
メジロ
西米良村役場
村長
[編集]
黒木定藏
所在地
881-1411
宮崎県児湯郡西米良村大字村所15番地
北緯32度13分34.9秒東経131度9分16秒座標: 北緯32度13分34.9秒 東経131度9分16秒
西米良村役場

外部リンク
西米良村



西米良村位置図




― 市 / ― 町 / ― 村






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村内の山並み




村所(西米良村中心部)


西米良村(にしめらそん)は、宮崎県の西部に位置する村で、児湯郡に属している。宮崎県内では最も総人口の少ない自治体である。




目次





  • 1 地理

    • 1.1 隣接する自治体


    • 1.2 地名



  • 2 歴史


  • 3 国政・県政

    • 3.1 国政


    • 3.2 宮崎県議会



  • 4 友好都市


  • 5 産業


  • 6 観光


  • 7 地域

    • 7.1 人口


    • 7.2 教育



  • 8 交通

    • 8.1 空港


    • 8.2 鉄道


    • 8.3 バス路線


    • 8.4 道路



  • 9 西米良村出身の著名人


  • 10 参考文献・脚注


  • 11 参考資料


  • 12 外部リンク




地理


面積の96%は山林であり、冬期は宮崎県としては珍しく気温が低くて、降霜や積雪が発生することもある。また夏場は朝夕の気温が低い反面、九州山地によるフェーン現象により高温多湿である時も多く、降雨量も多い。2009年には、9日に9月としての最高気温36.4度を記録している。


  • 山:市房山・石堂山・天包山 - これらの3つを「米良三山」と呼ぶ。

  • 川:一ツ瀬川

  • ダム:一ツ瀬ダム


隣接する自治体


  • 宮崎県
    • 西都市

    • 小林市


    • 東諸県郡国富町

    • 同郡綾町


    • 東臼杵郡椎葉村



  • 熊本県

    • 球磨郡水上村

    • 同郡湯前町

    • 同郡多良木町



地名


  • 板谷

  • 小川

  • 上米良

  • 越野尾

  • 竹原

  • 村所

  • 横野


歴史


15世紀初頭、菊池氏の末裔とされる米良氏が米良に移住。米良山(14か村[1])の領主として当地を支配し、江戸時代中期以降(現在の)西米良村小川にあった小川城を居城とした。米良氏は明治維新後に菊池氏に改姓した。


米良山は元和年間(1615年-1624年)に人吉藩の属地とされ、廃藩置県(1871年)の際には人吉県(後に八代県、球磨郡の一部の扱い)となり、1872年に美々津県(宮崎県の前身)児湯郡に移管された。こうした歴史的経緯から米良地方は宮崎県(日向国)の他地域よりも熊本県(肥後国)球磨地方との結びつきが強い。これは現在も飲酒嗜好にも表れており、西米良村では球磨焼酎(25度の米焼酎、宮崎県内は20度の芋焼酎が主流)、特に高橋酒造の「白岳」が愛飲されている[2]


1889年5月1日の町村制実施時に米良山は東西に分割。西側が西米良村として村制を施行した。西米良村はこの後合併を経験することがなく現在に至る。なお、東側は東米良村として発足。一ツ瀬ダムの建設に際し1962年に西都市・木城町に編入。



国政・県政



国政


衆議院小選挙区選挙では宮崎2区(延岡・西都・児湯郡・東臼杵郡・西臼杵郡)に属する。近年選出の議員は以下のとおり。


  • 2017年10月(第48回衆議院議員総選挙)
    • 江藤拓(自民)


宮崎県議会



本村と西都市で選挙区をなす。定数は2人。近年選出の議員は以下のとおり。


  • 2007年4月
    • 押川修一郎(自民)

    • 浜砂守(新みやざき)


友好都市



  • 菊池市(熊本県)


  • 遠野市(岩手県)


産業


ユズを中心とした農業が中心。花卉栽培なども行われている。



観光




西米良温泉ゆた〜と。描かれているのは西米良村のイメージキャラクターでカリコボーズ(セコの米良地方における呼称)の「ホイホイくん」[3]


西米良村の観光客受け入れ策のひとつに「西米良型ワーキングホリデー制度」というものがある。これは村と契約した農家の農作業を手伝う事によって小額の報酬(宿泊費用・食事費程度)をもらい滞在費をほとんどかけずに村に滞在して観光ができるしくみである。


主な観光スポット
  • 西米良温泉ゆた〜と(食事もできる)

  • 双子キャンプ場

  • 百菜屋(食事と新鮮食材)

  • 小川城址公園

  • おがわ作小屋村(食事とお土産もの)

  • 湖の駅(食事とお土産もの)

  • 菊池記念館(菊池武夫公 旧別邸)

  • 西米良村 民俗資料館

  • 一ツ瀬ダム

  • かりこぼうず大橋


地域



人口







Demography45403.svg
西米良村と全国の年齢別人口分布(2005年)
西米良村の年齢・男女別人口分布(2005年)


紫色 ― 西米良村
緑色 ― 日本全国



青色 ― 男性
赤色 ― 女性

西米良村(に相当する地域)の人口の推移




総務省統計局 国勢調査より


教育


村立
  • 西米良中学校

  • 村所小学校


交通



空港


村内に空港はない。


  • 最寄り空港は宮崎空港、および鹿児島空港


鉄道


村内に鉄道路線はない。


  • 最寄り鉄道駅は、距離および所要時間ではくま川鉄道湯前線湯前駅が最も近い。JRでは、JR九州日豊本線の高鍋駅、宮崎駅などが利用しやすい。


バス路線


一般路線バス

  • 宮崎交通

    • 西都市(西都バスセンター) - 西米良村(村所)

  • 西米良村営バス

中心部の村所バス停の待合室はかつてのJRバス日肥線の村所駅である。現在でも路線図は国鉄時代のままで、廃止された妻線がいまでも掲載されている。



道路


村内に高速道路はない。


  • 最寄りインターチェンジ

    • 東九州自動車道:西都インターチェンジ


    • 九州自動車道:人吉インターチェンジ


  • 一般国道

    • 国道219号 - 村内を横断する路線。西都市方面は離合が困難な区間はあるが、熊本県方面は概ね整備が進められている。


    • 国道265号 - 村内を縦断する路線。小林市須木方面は峠越えであり、椎葉村方面を含めた大半の区間が未整備状態である。



西米良村出身の著名人



  • 小河孝浩(写真家)


  • 飯森広一(漫画家)


参考文献・脚注



  • 根岸鎮衛 『耳嚢』全3冊 長谷川強校注、岩波書店〈岩波文庫〉、1991年 - 江戸時代の随筆。米良についての逸話を収録。

  • 宮崎県高等学校社会科研究会歴史部会・編 『宮崎県の歴史散歩』 山川出版社、2006年 ISBN 4-634-24645-7

脚注
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  1. ^ 現在の西米良村、西都市西部(旧東米良村および旧三財村寒川)、木城町中之又にあたる。


  2. ^ 中村周作『宮崎だれやみ論 酒と肴の文化地理』 鉱脈社、2009年 ISBN 978-4-86061-308-2


  3. ^ 西米良村商工会公式サイト内の説明



参考資料



  • 西米良村の紹介(公式サイト内) (PDF)


外部リンク




  • 西米良村

  • ショートムービー「煮しめ」


  • オープンストリートマップには、西米良村に関連する地理データがあります。





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