玉井詩織




















たまい しおり
玉井 詩織
生年月日
(1995-06-04) 1995年6月4日(23歳)
出生地
日本の旗 日本 鹿児島県
身長
160cm[1]
血液型
A型
職業
歌手、タレント、女優
活動期間
2005年 -
事務所
スターダストプロモーション
公式サイト
玉井詩織 (shioritamai_official) - Instagram
主な作品

映画『幕が上がる』


備考


ももいろクローバーZのメンバー
玉井詩織
百田夏菜子
佐々木彩夏
高城れに




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玉井 詩織(たまい しおり、1995年6月4日 - )は、ももいろクローバーZのメンバー、女優である。グループでのイメージカラーは黄色で、ボーカル・ピアノ・ギター担当。


『スカパー!音楽祭』や『GIRLS' FACTORY』など数々のイベントで司会を担当した経験がある。


神奈川県出身、スターダストプロモーション所属。




目次





  • 1 人物像


  • 2 経歴・エピソード


  • 3 女優としての活動


  • 4 ソロ活動

    • 4.1 テレビ


    • 4.2 ラジオ


    • 4.3 CM


    • 4.4 映画


    • 4.5 サーカス


    • 4.6 書籍


    • 4.7 その他



  • 5 作品

    • 5.1 ソロ曲


    • 5.2 ユニット曲


    • 5.3 映像作品



  • 6 関連項目


  • 7 脚注

    • 7.1 注釈


    • 7.2 出典



  • 8 参考文献


  • 9 外部リンク




人物像


機転が利き、様々な仕事を器用に遂行する役回り。所属するももいろクローバーZにおいては「スーパーサブ」とも称される[2]。描いた絵がNHKハート展に展示されたり[3]、運転免許をマニュアルで取得したりもしている。


グループのマネージメントを行ってきた川上アキラからは「潜在能力があり、天才肌」と評されており、様々なイベントで司会を任されるなどしている[4]


あまり自分を表に出さず、周囲を立てようとする傾向がある[2]。同じグループのメンバーである高城れには玉井について、「何かの物事や他人に対しては器用だが、自身のことになると不器用になってしまう」と述べている[2]


100ページに渡る人物特集を掲載した『Quick Japan(Vol. 114)』において編集長は、「とにかく、ひとことでは表現できない。“未完の大器”かと言われたら、けっして未完ではないし、“自由奔放”かと言ったら、自由だけど、奔放ではないし……」と評した。


同書において、精神科医の斎藤環(筑波大学教授)による鑑定が行われ、エゴグラムにおいてFC(自由な子供)の要素が最も高く、NP(保護的な親の心)やCP(厳格な親の心)も同様に高いという珍しい結果となった[2]。「野生児のように自由でありながら、他人に優しく思いやりがあり、頼りにされるところもある」「人情と遊び心の二つが人生の基軸になっている」と解釈された。


ライブでは「いいかお前らー!」の口上から始まる煽りを特徴とする[5]。キャッチフレーズは「ももクロの若大将」で、同じく若大将のニックネームを持つ加山雄三からお墨付きをもらい話題となった[6]


食いしん坊であり、2011年には番組の企画でわんこそば93杯を平らげ、『第54回わんこそば全日本大会』にも出場した(ただし、直前に控室でご当地ハンバーガーを食べてしまい、結果は62杯に終わった)[7]。また、ファミリーマートと『しおりんのまんぷく弁当』を共同開発したり[8]、老舗洋食レストランの五島軒のカレーセットをプロデュースしたりした。本人いわく、早食いや大食いというより、純粋に食べるのが好きとのことである[9]



経歴・エピソード


名前の由来はサザンオールスターズの「栞のテーマ」であり、字画を考えて「詩織」となった[10]。兄が1人いる[5]。幼少期には10年間英会話を習っており、その後もリスニング能力は維持している[10]。一番好きで身についた習いごとは1、2年やっていた器械体操であり、後のキャリアにも活かされることとなる[5]


2005年(小学4年生の時)、現在の事務所にスカウトされ芸能界入り[5]。2008年3月、ももいろクローバー(後のももいろクローバーZ)の名称決定時にメンバーとなる[5]。加入直後は、pieceesという同事務所のダンスユニットにも所属していた[注釈 1]


当時のキャッチフレーズは「泣き虫で甘えん坊な、みんなの妹」であったが[12]、2015年、二十歳を機に「ももクロの若大将」というキャッチフレーズへの変更が行われた[13]


元祖「若大将」の加山雄三からは、イメージカラーのイエローにペイントされたフィルモア楽器製のモズライト・ギターも贈呈されている[14]。さらに『加山雄三55周年記念 “ゴー!ゴー!若大将FESTIVAL”』にグループとして参加した際には、「蒼い星くず」を共にギター演奏した。その際、加山から「サザンオールスターズの桑田佳祐にも同じギターの真っ白なやつをプレゼントした」と伝えられ、プレッシャーからピックを落とすハプニングがあったものの、その後はミスなく演奏しきった[15]


司会として、2015年には『GIRLS' FACTORY』に、2016年には『スカパー!音楽祭』に初起用され、活躍の場を広げている。2018年には、サーカス集団「サムライ・ロック・オーケストラ」のキャストにも抜擢された[16]


グループの中では百田夏菜子と親密な仲であることから、「ももたまい」というユニットを組んでおり、2人が結婚するというシチュエーションで『ももたまい婚』というタイトルのコンサートを行ったこともある[17]



女優としての活動


子役として、CMなどへの出演歴がある。現在も、北川景子・柴咲コウ・竹内結子らを擁する芸能事務所スターダストプロモーションに所属しており、ももいろクローバーZの活動と並行して、かねてから演技レッスンを重ねてきている。


映像外部リンク

『幕が上がる』映画予告編 - YouTube

2015年には、踊る大捜査線シリーズで知られる本広克行監督の指名で、他のメンバー4人とともに青春映画『幕が上がる』での主演を果たした(加えて、2014年のベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した黒木華や、同年の日経トレンディにおいて「今年のヒット人」に選ばれたムロツヨシらが出演)。


第40回報知映画賞ではメンバー5人の演技が認められ、特別賞が贈られた。さらに第39回日本アカデミー賞の話題賞(同じくグループに対して)、TSUTAYA映画ファン賞(作品に対して)なども受賞した。


原作者で劇作家の平田オリザは、この作品を通して玉井詩織の演技を最も高く評価した。「玉井さんは華がある。それは教えて身に付くものではないんです。目力も強くて、ぼんやりしてたかと思えば役に入ると視線が違う」と評している[18]


2016年には、オムニバス映画『Anniversary アニバーサリー』で主演を務め、香取慎吾(SMAP)主演のドラマにも脇役で抜擢された。2018年にはNHKの連続ドラマ『女子的生活』にメインキャストで出演している。



ソロ活動



テレビ



  • バラエティ

    • 中居正広の怪しい噂の集まる図書館 (2011年11月29日、テレビ朝日)


    • 玉ニュータウン(2011年12月9日、テレビ埼玉)


    • PON!(2012年10月19日、日本テレビ)


    • めざましテレビ(2013年6月18日・2016年10月24日、フジテレビ)


    • グッド!モーニング(2014年2月6日、テレビ朝日)


    • 世界ふしぎ発見!(2014年6月28日・11月1日・2015年2月28日・9月5日・11月7日・2016年8月6日、TBSテレビ) - 2回目の出演時、全回答者で唯一のパーフェクト(全問正解)を達成

    • きくちから(2015年8月8日・2016年7月7日、フジテレビNEXT)


    • 『ぷっ』すま(2016年3月25日、テレビ朝日)


    • 痛快!明石家電視台 (2016年10月10日・11月28日、毎日放送)


    • たけしのニッポンのミカタ!(2018年11月23日、テレビ東京)


  • ドラマ

    • ストレンジャー〜バケモノが事件を暴く〜(2016年3月27日、テレビ朝日)- 西崎汐里 役


    • ドラマ10 女子的生活(2018年1月5日 - 1月26日、NHK) - かおり 役[19]

    • 漫画みたいにいかない。(2018年1月10日 - 3月14日、日本テレビ;2017年Huluで先行配信) - アンモモ 役[20]


  • その他
    • スポーツLIFE HERO'S PLUS『世界空手2016オーストリア』(2016年11月6日深夜、フジテレビ) - スペシャルナビゲーター


ラジオ



  • 大原櫻子のオールナイトニッポン0(2014年6月9日、ニッポン放送) - 互いにファンであることがきっかけで、共演が実現した。


  • ミュ〜コミ+プラス(2016年12月5日深夜、ニッポン放送)

CM



  • 日本マクドナルド「ハッピーセット」(2006年)


  • 三菱UFJ信託銀行(幼少期)


映画


  • Anniversary アニバーサリー(2016年) - オムニバス形式で、玉井は「ハッピーバースデー」の主演


サーカス


  • サムライ・ロック・オーケストラ「マッスルファンタジー オズの魔法使い プレミアム公演」(2018年)


書籍



  • DiaDaisy(2010年、小学館) - 専属モデル


  • ショーボー Vol.3(2006年)


  • De☆View 2010年9月号


  • Chu-Boh Vol.42(2011年) - 表紙写真も


  • Quick Japan Vol.97(2011年)Vol.107(2013年)Vol.114(2014年)

  • ケトル Vol.09(2012年)

  • このマンガがすごい! 2012 - 「あの人が選ぶ」のコーナー


  • UTB+ Vol.8(2012年)


  • smart 2012年2月号、11月号、2014年4月号

  • Graduation -高校卒業-(2014年) - 表紙写真も

  • ROLa 2014年9月号 - 特集「おいしい『肉』」で寺門ジモンとの「肉バカ対談」を掲載

  • OVERTURE No.004(2015年) - 表紙・巻頭特集

  • 月刊Audition3月号(2016年)

  • BRODY Vol.04(2016年)・2017年2月号 - いずれも天龍源一郎と対談


その他



  • 矢井田瞳「I Love You の 形」ミュージック・ビデオ(2007年)

  • しおりんのまんぷく弁当(2013年・期間限定、ファミリーマート)

  • 『幕が上がる』玉井詩織インタビュー(2015年2月23日、新潟日報)

  • 連載コラム「かぞくの肖像」(2015年4月9日、朝日新聞 夕刊)

  • スズキ・ハスラー『玉井詩織のワクワクドライブ』(2016年)

  • 神奈川県・逗子警察署一日署長(2017年4月13日)[21]

  • Cloud Days 2017 × 日経エンタテインメント!

  • 東京・千住警察署一日署長(2017年10月14日)

  • 杉並区立児童青少年センター すぎなみ安全・安心セッション(2017年)


  • 東京03主宰『FROLIC A HOLIC』(2018年)

  • 舞台『漫画みたいにいかない 第2巻』(2019年)


作品



ソロ曲



  • …愛ですか?(2011年)


  • 涙目のアリス(2012年)


ユニット曲


ももたまい - 百田夏菜子(ももいろクローバーZ)とのユニット



  • シングルベッドはせまいのです(2012年)

  • Ring the Bell(2016年、配信限定) - 作詞・作曲・編曲:ツキダタダシ

  • 夜更けのアモーレ(2016年、配信限定) - 作詞:zopp / 作曲:Shusui・木村篤史 / 編曲:木村篤史・Alan de boo


  • 恋のフーガ(2016年) - ザ・ピーナッツの曲をカバー。アルバム『ザ・ピーナッツ トリビュート・ソングス』に収録


映像作品



  • ももたまい婚(Blu-ray & DVD)
映像外部リンク

『ももたまい婚』DIGEST TRAILER - YouTube

ももクロ ももたまい インタビュー "ももたまいの結婚披露宴" - YouTube

2016年開催の、ももたまいによるユニットコンサート。当初は「ももたまいコン」だったが、ファンがSNS上で「ももたまい婚」だと盛り上がったことから、そのタイトルで結婚披露宴をテーマにすることが決まった。大安の日である当日には、多くのファンもフォーマルな装いで来場し、“エア”乾杯用のコップや引き出物のお皿なども配られた。




関連項目



  • ももいろクローバーZ

    • 玉井詩織 - 黄色


    • 百田夏菜子 - 赤色


    • 佐々木彩夏 - ピンク色


    • 高城れに - 紫色



  • 大原櫻子 - 憧れの女優であり交友がある[22]。大原も玉井のファンを公言。


  • 芳根京子 - 映画・舞台『幕が上がる』で共演してから交友がある。お互いにブログやInstagramなどで、遊んだ時の様子を載せている。


  • 渡辺麻友 - 憧れのアイドルであり、かつては髪形を真似てツインテールにしていた。ソロ曲「…愛ですか?」の衣装は、渡辺麻友のソロ曲「軟体恋愛クラゲっ娘」の衣装と色違いのものとなっている


  • ティーカッププードル - 1匹飼っており、名前は「イロハ」


  • 20世紀少年 - 好きな映画


脚注



注釈




  1. ^ 他のメンバーは、伊倉愛美(元・ももいろクローバー)、奏音(元・私立恵比寿中学)、矢野妃菜喜(同)、宇野愛海(同)、夏川桃菜で、ももいろクローバーの初お披露目の際は伊倉とともに2つのグループのメンバーとしてステージに立った。なおpieceesの対外的な活動はこれ1回だけとなってしまった[11]



出典




  1. ^ “プロフィール”. ももいろクローバーZ 公式サイト. 2015年11月9日閲覧。

  2. ^ abcd「113ページ全力特集 玉井詩織 Unknown self」、『Quick Japan』Vol.114、2014年


  3. ^ “ももクロ・玉井詩織や川越達也シェフらのアート作品も……「NHKハート展」開催”. RBB TODAY. (2013年2月8日). http://www.rbbtoday.com/article/2013/02/28/103824.html 


  4. ^ 『「ももクロ春の一大事 国立競技場大会」公式ツアーパンフレット』2014年

  5. ^ abcde「5号連続特集 ももいろクローバーZ パーソナルインタビュー 第2回 玉井詩織」、『Quick Japan』Vol.97、2011年


  6. ^ “ももクロ玉井詩織、加山雄三から「若大将」受け継ぐ”. http://www.rbbtoday.com/article/2015/09/24/135428.html 2015年9月24日閲覧。 


  7. ^ ももラジchan第3回! わんこそば大会に玉井詩織登場! (『テレ朝動画』インターネット番組). (2012年2月24日). http://www.tv-asahi.co.jp/douga/momocloch/70 


  8. ^ “ももクロ×ファミマ “全力で”作ったお弁当がいよいよ発売だゼーット!!”. エン食べ. (2013年8月8日). https://entabe.jp/news/article/2581 


  9. ^ “0:52 - 2012年9月11日”. 佐々木敦規 オフィシャルTwitter. https://twitter.com/atsunorisasaki/status/245188026333020161 

  10. ^ ab『「ももクロ夏のバカ騒ぎSummer Dive 2012 Tour」公式ツアーパンフレット』2012年


  11. ^ 川上アキラ『ももクロ流』p.194


  12. ^ “インタビュー ももいろクローバーZ×吉田豪”. CD Journal. (2011年7月17日). http://www.cdjournal.com/main/cdjpush/momoiro-clover-z/1000000644 


  13. ^ “ももクロ玉井詩織、「泣き虫で甘えん坊」キャッチフレーズ変更?「満足いってない」”. ライブドアニュース. (2015年3月30日). http://news.livedoor.com/article/detail/9949083/ 


  14. ^ “ももクロ玉井は加山雄三からギターもらったゼーット!!”. スポーツ報知. (2016年4月4日). http://www.hochi.co.jp/entertainment/20160404-OHT1T50062.html 


  15. ^ “加山雄三×しおりん“若大将”ギター共演「ドあたまで事件が…」”. ORICON NEWS. (2016年4月7日). http://www.oricon.co.jp/news/2069805/full/ 


  16. ^ 玉井詩織が「オズの魔法使い」に、ももクロメンバー「玉井さんが10年で1番本気」 - ステージナタリー


  17. ^ ももクロ百田&玉井、「ももたまい婚」で豪華披露宴 モノノフも祝福 - ORICON NEWS. (2016年9月4日)


  18. ^ 「『幕が上がる』特集」、『日経エンタテインメント』2015年3月号、2015年


  19. ^ “ももクロ玉井、OLに挑戦!トランスジェンダー描いたドラマ「女子的生活」出演”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2017年11月7日). http://natalie.mu/music/news/255781 2017年11月7日閲覧。 


  20. ^ “玉井詩織、白洲迅らがシットコムに挑戦 ドラマ『漫画みたいにいかない。』”. CINRA.NET (株式会社 CINRA). (2017年10月6日). https://www.cinra.net/news/20171006-mangamitaini 2017年10月6日閲覧。 


  21. ^ “逗子一日警察署長に「ももクロ」玉井詩織さん 児童に交通安全呼び掛け”. 神奈川新聞. (2017年4月14日). オリジナルの2017年4月14日時点によるアーカイブ。. http://archive.is/Yu4HY#selection-1213.0-1213.33 2017年4月14日閲覧。 


  22. ^ “玉井詩織に聞く大原櫻子の魅力”. 音楽ナタリー. 2014年12月13日閲覧。



参考文献


  • 「5号連続特集 ももいろクローバーZ パーソナルインタビュー 第2回 玉井詩織」、『Quick Japan』Vol.97、太田出版、2011年

  • 「玉井詩織 底なしの17歳 ロングインタビュー」、『Quick Japan』Vol.107、太田出版、2013年

  • 「113ページ全力特集 玉井詩織 Unknown self」、『Quick Japan』Vol.114、太田出版、2014年


外部リンク



  • 玉井詩織 ~ももいろクリスマス名場面トレーラー~ - YouTube


  • 玉井詩織 特集一覧 - HUSTLE PRESS


  • 玉井詩織 (shioritamai_official) - Instagram(2017年6月4日 - )


  • オフィシャルブログ「楽しおりん生活」(2011年1月31日 - )


  • オフィシャルブログ(2010年6月18日 - 2011年1月31日)


  • ももいろクローバー オフィシャルブログ(玉井詩織の記事のみ表示、2009年4月22日 - 2010年6月18日)


  • 3年B組School girl BLOG(玉井詩織の記事のみ表示、2008年7月23日 - 2009年4月15日)


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