松紳
松紳 | |
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収録が行われたパナソニックセンター東京 | |
ジャンル | トーク番組 |
出演者 | 島田紳助 松本人志(ダウンタウン) ほか |
製作 | |
制作 | 日本テレビ |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2000年10月5日 - 2006年3月30日 |
放送時間 | 木曜 24:50 - 25:20 |
放送分 | 30分 |
『松紳』(まつしん)は、2000年10月5日から2006年3月30日まで日本テレビ系列で放送されたトーク番組。出演は、島田紳助とダウンタウンの松本人志。
広島テレビ制作の『松本紳助』(まつもとしんすけ)としてスタート。「ZZZ」枠などで放送された。2003年4月より、日本テレビ制作に移行された(その後も広島テレビや読売テレビのスタッフも一部関わった)。
目次
1 概要
2 出演者
3 エピソード
3.1 M-1グランプリ
4 ジングル
5 エンディングテーマ
5.1 エンディング前 募集告知時のテーマ
6 放送時間
7 スタッフ
7.1 過去のスタッフ
8 書籍
9 その他
概要
紳助と松本のアドリブトークや、スタッフや視聴者から出されたお題・悩み相談に基づいたトークが中心。女性アイドルのオーディションなどトークから発展した企画も行った。
2003年頃からは30分間トークを番組の基本形態としながらも、番組初のロケを実施してイカ釣りをしたり、視聴者から募った「メルヘンチックな話」をVTR形式で紹介、それをもとにトークするという変則的な形態で番組を行うことが多かった。また、「メルヘンチックな話コーナー」ではVTRの内容をそのまま受け取る松本に対し、紳助がVTR中の人物の言動の裏に秘められた意味を解説する事が多かった。
2006年3月23日には初のゴールデン特番「松本紳助ゴールデン!」が放送された。(21:15 - 23:09)
また、番組は2006年3月いっぱいをもって終了すると同年3月3日の放送(関東)で発表された。
スタジオセットは何度かマイナーチェンジはしているものの、一貫してレストランの窓側の席をイメージしたセットとなっている。
番組初期からアイスコーヒーなどを飲みながら収録している(紳助はアイスコーヒーは苦いから嫌いらしい)。初期の頃はセット前方に飲み物が置いてあり、オープニングで自分たちで準備している様子が見られた。また同じように初期の頃は喫煙していたが、番組後期では本人たちが禁煙につとめたことなどもあるせいか喫煙はほとんど見られない。
出演者
- 島田紳助
松本人志(ダウンタウン)
エピソード
- 何度か番組内で、沖縄県宮古島産の完熟マンゴーが紹介され、それがきっかけで一時的なマンゴーブームも巻き起こした。また、ルタオの「ドゥーブル・フロマージュ」も、あまり好んで洋菓子を食することのない紳助が「これは美味い!」と絶賛、人気に火がついた(放送後、紳助がもう一度買おうと注文したところ2週間待ちと言われた)。後日、「時間が時間だけに美味そうに見えるしな」と冗談交じりに語っていた。
2004年10月に紳助が女性マネージャーに対する傷害事件を起こし、番組を一時降板していた期間は松本とプライベートで親交の深い木村祐一、千原兄弟の千原ジュニアや東野幸治が代役を務めた。
- 番組開始当初から紳助・松本とスタッフによる打ち合わせはほとんど行われておらず、ほぼぶっつけ本番で収録されていた。特に食べ物の企画の際は、知らずに食事を済ませたり、友人と食事の約束をした後の収録において企画内容を説明されるので、「おいしく食べられない」と嘆く2人の姿があった。「松本紳助ゴールデン!」でさえ、本番が始まってから急遽打ち合わせを始めるほどであった。最終的には、紳助から「この番組は(スタジオに)来るのが仕事や」と言われたこともあった。
- 打ち合わせをしていないのでトークテーマ等が出てくる背景のスライドが出るタイミングが2人のトークにかぶることがある。紳助は出てくるスライドにぶつかったり、話している最中にスライドが引っ込んだことがあり、「スタッフ、俺たちの話聞いてへん!」と食ってかかったことがある。また収録終了の音楽が鳴るタイミングもスタッフが判断している為、何度か2人の抗議で音楽を止めてトークを続けたことがある。
- 初期から収録体系は1収録2本撮りを一貫しており、音楽が流れて1度退場した場合は一応上着等を替えているがよく見るとズボン等はそのままである。場合によっては1本目で退場せずにそのまま2本目として放送されていることもあり、その場合は番組冒頭に入場がなく2人は始めからセットに座っている。以前に松本がこのことをネタにして収録2本目と思われる番組内でお茶を指差し「これ多分さっきのお茶ですよ」と言ったことがある。
- 番組で明かされた中では1度だけ松本が急病で収録そのものを延期し、その収録に参加予定だったお客さんを次回の収録時に呼び、通常の2倍の客数で収録したことがある。
M-1グランプリ
番組でディナーショーのセットを組み、島田紳助と松本が客となって豪華料理を前に、ただ芸人のネタを鑑賞するという企画が行われていた。この企画のはじめの頃は、個人的には面白いと思うけど表に出てこれない芸人を推薦してディナーショーを開催していたが(このとき笑い飯が推薦されている)、番組の通常回での二人の会話の中で、芸歴が長くて芸人の中では高い地位を確立してはいるのだが一般ウケしないネタをやっている芸人を観ようという話しになり、シベリア文太とリットン調査団が推薦されディナーショーが開催された。
このディナーショーの後の回で島田紳助が、芸歴が長く芸人の中では高い地位を確立している芸人たちがお笑いを辞めていかないために、そういった地位の高い芸人たちがTVの前座や端折役を占めていて、力のある若手が表に出るチャンスすら与えらていない現状がある。芸人内での地位が高いヤツらがTVの前座や端折役を占めるのは仕方ないけど、それとは別に力のある若手に表に出るチャンスを与えてやりたいと述べていた。
それから、すぐに後、番組内で紳助が、スポンサーと番組枠を獲得したのでお笑いコンテストをやるから松本に審査員として参加して欲しいと打診をすることになる。
M-1グランプリが数回行われた時に、笑い飯が最終決戦に残り、あと一歩で優勝するんではないか?というような状況になった時に、松本が笑い飯に投票しなかったことで彼らは優勝を逃すことになった。その後の番組の放送で紳助が松本に笑い飯に入れなくて、ありがとうと述べている。
フットボールアワー、アンタッチャブル、ブラックマヨネーズという優勝者を出していたが、チュートリアルが優勝した翌年頃までは、これら優勝者の売れ方はかなり微妙な状態にあった。この頃、番組内で紳助はM-1を今年で辞めようと松本に提案している。
ジングル
オープニングではイントロの一部を使用。エンディングテーマ前のトーク終了の合図としては1コーラス目の途中でフェードアウトされていた。
シャキーラ 「Ciega, Sordomuda」 (12´full mix) - アルバム「Dónde Están los Ladrones?」の日本版のボーナス・トラックに収録。
エンディングテーマ
「松本紳助」時代
VIRUS「CRAZY DOLL」(2000年10月・11月・12月)
BITE 4 FIGHT「FEAST OF THE BEAST」(2001年1月・2月・3月)
アナム&マキ「確認」(2001年4月・5月・6月)
ram jam world「響命~イノチノオト~」(2001年7月・8月・9月)
GABALL「LIFE OF VIBE」(2001年10月・11月)
drug store cowboy「鐘は鳴り響く」(2001年12月・2002年1月)
広沢タダシ「喜びの歌」(2002年2月・3月)
SOUL TIGER「Why?」(2002年4月・5月)
大森うたえもん「Wedding Eve」(2002年6月・7月)
PIERROT「PSYCHEDELIC LOVER」(2002年8月・9月)
岡村靖幸と石野卓球「come baby」(2002年10月・11月)
Tetsuya Komuro「FORCE FEEDBACK」(2002年12月・2003年1月)
THE★SCANTY「LOVEララバイ」(2003年2月・3月)
「松紳」に名義変更
GREEN BEAR「プレゼンス」(2003年4月・5月)
CRAVE「Friction」(2003年6月・7月)
akakage「Weekend Magic」(2003年8月・9月)
PENPALS「BELIEVE」(2003年10月・11月)
PENPALS「ROCK YOU BABY」(2003年12月・2004年1月)
Amy~N~Ryoo「ともだち feat.青葉台精年処女合唱隊」(2004年2月・3月)
エレファントカシマシ「化ケモノ青年」(2004年4月・5月)
つばき「雨音」(2004年6月・7月)
RUN&GUN「BELIEVE」(2004年8月・9月)
友近「Tokyo」(2004年10月・11月)
Splash Candy 「ONLY LOVE」(2004年12月・2005年1月)
椿「ヒカリ」(2005年2月・3月)
Sausage Butterfly Pasta Festa「少年バタフライ」(2005年4月・5月)
TAKA「LOVE TRAIN」(2005年6月・7月)
Splash Candy 「Chaos of Love」(2005年8月・9月)
Variety Various×キングコング梶原「Friends」(2005年10月・11月)
高野健一「will」(2005年12月・2006年1月)
美月「Discover」(2006年2月・3月)
エンディング前 募集告知時のテーマ
荒井由実 「あの日にかえりたい」
放送時間
日本テレビでは木曜24:50 - 25:20だが、地域によって放送時間が異なる。(※)は非NNS加盟局。(←なお、四国放送などの一部地域(主に非マストバイ局)では編成上の理由等でZZZ枠打ち切りをもって番組自体、ネット打ち切りとなった)
- 月曜深夜1:20 - 1:50 中京テレビ
- 火曜深夜0:40 - 1:10 高知放送
- 火曜深夜1:47 - 2:17 南海放送
- 水曜深夜0:59 - 1:29 よみうりテレビ
- 水曜深夜1:20 - 1:50 ミヤギテレビ
- 木曜深夜0:20 - 0:50 札幌テレビ
- 木曜深夜0:50 - 1:20 広島テレビ、福岡放送
- 金曜深夜1:45 - 2:15 北日本放送、琉球放送(※)
- 金曜深夜0:59 - 1:30 テレビ信州
- 土曜深夜1:20 - 1:50 青森放送、テレビ金沢、西日本放送、日本海テレビ
スタッフ
- 構成 : 倉本美津留
- ブレーン : 川野将一、本田久就
- 技術 : 長瀧淳子
- SW(スイッチャー) : 遠山康之
- カメラマン : 吉川和彦、小林正人
- 音声 : 奈良岡純一
- 照明 : 木下茂幸
- 音効 : 中村康治、八木賢二郎
- 美術 : 林健一←高田保
- デザイン : 本田恵子←石附千秋
- スタイリスト : 高堂のりこ(松本人志担当)、波多野としこ(島田紳助担当)
- ヘアメイク : 竹内美紀代
- タイトル : 堀内肇
- イラスト : 長谷恭三
- ディレクター : 中村崇(ビンゴ)、西田修、柳橋弘紀、川島晶子、片山美香(ウッドオフィス)、吉田昌平
- 演出 : 西田二郎(読売テレビ)
- プロデューサー : 鈴木雅人 / 岡本昭彦、森口尚(吉本興業)、石田結子(ウッドオフィス)
- 杉浦正昭(広島テレビ、「松紳」前期)、中西太、武野一起(「松本紳助」時代前期)、西田二郎(「松本紳助」時代後期)
- チーフプロデューサー : 梅原幹
- 杉浦正昭(広島テレビ、「松本紳助」時代)、白岩久弥(「松本紳助」時代、総合演出名義)
- 技術協力 : CRAZY TV、Avid Symphony、ニユーテレス、FLT、サウンドエフェクト、テイクスタジオ
- 美術協力 : 日本テレビアート
- スタッフ協力 : ウッドオフィス
- 企画・制作協力 : 吉本興業
ワイズビジョン(「松本紳助」時代)
過去のスタッフ
- プロデューサー:中西太
- チーフプロデューサー:城朋子→桜田和之
書籍
- 松本紳助(2001年12月)
- 裏松本紳助(2002年10月)
- 松紳(2004年6月) - 以上ワニブックスから発売。番組のトーク等をまとめたもの。
- 哲学(2002年3月、幻冬舎) - 2人による書き下ろしエッセイ。
その他
スチャダラパーのDJ SHINCO(スヰンギン・シンコ)の本名は「松本真介(まつもとしんすけ)」である。
日本テレビ系列 「ZZZ」広島テレビ制作枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
あけすけ (2000年4月 - 9月) | 松本紳助 (2000年10月 - 2003年3月) | (ZZZ枠廃止のため終了) 「松紳」と改め日本テレビ制作へ変更 |
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松本紳助に関するカテゴリ:
- 広島テレビ番組
- 2000年のテレビ番組 (日本)
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