1997年の野球
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< 1997年 | 1997年のスポーツ
目次
1 競技結果
1.1 日本プロ野球
1.1.1 ペナントレース
1.1.2 日本シリーズ
1.1.3 個人タイトル
1.1.4 ベストナイン
1.2 高校野球
1.3 大学野球
1.4 社会人野球
1.5 メジャーリーグ
2 できごと
2.1 1月
2.2 2月
2.3 3月
2.4 4月
2.5 5月
2.6 6月
2.7 7月
2.8 8月
2.9 9月
2.10 10月
2.11 11月
2.12 12月
3 誕生
3.1 1月
3.2 4月
3.3 5月
3.4 6月
3.5 7月
3.6 8月
3.7 10月
3.8 12月
4 死去
5 脚注
競技結果
日本プロ野球
ペナントレース
この年から、年間27回総当たり・135試合制に移行。ホーム・ビジターの試合数が隔年で1試合多く組まれるチームが発生する。
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日本シリーズ
日付 | 試合 | ビジター球団(先攻) | スコア | ホーム球団(後攻) | 開催球場 |
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10月18日(土) | 第1戦 | ヤクルトスワローズ | 1-0 | 西武ライオンズ | 西武ライオンズ球場 |
10月19日(日) | 第2戦 | ヤクルトスワローズ | 5-6 | 西武ライオンズ | |
10月20日(月) | 移動日 | ||||
10月21日(火) | 第3戦 | 西武ライオンズ | 3-5 | ヤクルトスワローズ | 明治神宮野球場 |
10月22日(水) | 第4戦 | 西武ライオンズ | 1-7 | ヤクルトスワローズ | |
10月23日(木) | 第5戦 | 西武ライオンズ | 0-3 | ヤクルトスワローズ | |
優勝:ヤクルトスワローズ(2年ぶり4回目) |
個人タイトル
セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | |||||
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タイトル | 選手 | 球団 | 成績 | 選手 | 球団 | 成績 |
最優秀選手 | 古田敦也 | ヤクルト | 西口文也 | 西武 | | |
最優秀新人 | 澤崎俊和 | 広島 | 小坂誠 | ロッテ | | |
首位打者 | 鈴木尚典 | 横浜 | .335 | イチロー | オリックス | .345 |
本塁打王 | D.ホージー | ヤクルト | 38本 | N.ウィルソン | 日本ハム | 37本 |
打点王 | L.ロペス | 広島 | 112点 | 小久保裕紀 | ダイエー | 114点 |
最多安打 | L.ロペス | 広島 | 170本 | イチロー | オリックス | 185本 |
盗塁王 | 緒方孝市 | 広島 | 49個 | 松井稼頭央 | 西武 | 62個 |
最高出塁率 | R.ローズ | 横浜 | .444 | 鈴木健 | 西武 | .431 |
最優秀防御率 | 大野豊 | 広島 | 2.85 | 小宮山悟 | ロッテ | 2.49 |
最多勝利 | 山本昌 | 中日 | 18勝 | 西口文也 | 西武 | 15勝 |
小池秀郎 | 近鉄 | |||||
最多奪三振 | 山本昌 | 中日 | 159個 | 西口文也 | 西武 | 192個 |
最高勝率 | 三浦大輔 | 横浜 | .769 | 西口文也 | 西武 | .750 |
最優秀救援投手 | 佐々木主浩 | 横浜 | 41SP | 赤堀元之 | 近鉄 | 33SP |
最優秀中継ぎ投手(セ) 最多ホールド投手(パ) | 島田直也 | 横浜 | 24.75RP | 橋本武広 | 西武 | 21H |
ベストナイン
セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | |||
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守備位置 | 選手 | 球団 | 選手 | 球団 |
投手 | 山本昌 | 中日 | 西口文也 | 西武 |
捕手 | 古田敦也 | ヤクルト | 伊東勤 | 西武 |
一塁手 | L.ロペス | 広島 | P.クラーク | 近鉄 |
二塁手 | R.ローズ | 横浜 | 小久保裕紀 | ダイエー |
三塁手 | L.ゴメス | 中日 | 鈴木健 | 西武 |
遊撃手 | 石井琢朗 | 横浜 | 松井稼頭央 | 西武 |
外野手 | 松井秀喜 | 巨人 | イチロー | オリックス |
鈴木尚典 | 横浜 | T.ローズ | 近鉄 | |
D.ホージー | ヤクルト | 佐々木誠 | 西武 | |
指名打者 | D.マルティネス | 西武 |
高校野球
第69回選抜高等学校野球大会優勝:天理(奈良県)
第79回全国高等学校野球選手権大会優勝:智弁和歌山(和歌山県)
大学野球
- 第46回全日本大学野球選手権大会優勝:近畿大
第28回明治神宮野球大会優勝:近畿大
東京六大学野球連盟優勝 春:慶應義塾大、秋:法政大
東都大学野球連盟優勝 春:亜細亜大、秋:駒澤大
関西学生野球連盟優勝 春:近畿大、秋:近畿大
社会人野球
第68回都市対抗野球大会優勝:日本生命
第24回社会人野球日本選手権大会優勝:三菱重工神戸
メジャーリーグ
詳細は「1997年のメジャーリーグベースボール」を参照
6月12日 - リーグ交流試合が126年のメジャーリーグの歴史で初めて行われるようになる。
ワールドシリーズ:フロリダ・マーリンズ(4勝3敗)クリーブランド・インディアンス
ナショナルリーグ東地区優勝:アトランタ・ブレーブス- ナショナルリーグ中地区優勝:ヒューストン・アストロズ
- ナショナルリーグ西地区優勝:サンフランシスコ・ジャイアンツ
アメリカンリーグ東地区優勝:ボルチモア・オリオールズ- アメリカンリーグ中地区優勝:クリーブランド・インディアンス
- アメリカンリーグ西地区優勝:シアトル・マリナーズ
できごと
この節の加筆が望まれています。 |
- この年、パ・リーグの観客動員数が初めて1000万人を突破[1]。
1月
1月6日 - フィル・ニークロのアメリカ野球殿堂入りが、全米野球記者協会の投票により決定。
1月23日 - 近鉄バファローズの石井浩郎と読売ジャイアンツの石毛博史と吉岡雄二による1対2の交換トレードが成立。
2月
3月
3月1日 - 近鉄の新本拠地、大阪ドームが完成。
3月5日 - ネリー・フォックス、トミー・ラソーダ、ウィリー・ウェルズのアメリカ野球殿堂入りが、ベテランズ委員会の選出により決定。
3月15日 - 中日の新本拠地、ナゴヤドームが開業。
4月
4月4日 - ヤクルトスワローズの小早川毅彦が開幕戦の対巨人戦(東京ドーム)において斎藤雅樹から史上3人目となる開幕戦3打席連続本塁打を放つ。
4月6日 - 巨人の桑田真澄が対ヤクルト戦(東京ドーム)で683日ぶりの勝利を挙げる。
4月8日 - 大阪ドームの公式戦初試合となる近鉄対千葉ロッテマリーンズ戦が行われ、4対2で近鉄が勝利する。前年Bクラスに終わった近鉄は本来開幕戦はグリーンスタジアム神戸でのオリックス戦であったが、雨で中止となったため、結果として開幕戦を新本拠地で迎えることができた。
4月15日 - メジャーの黒人第1号プレイヤージャッキー・ロビンソンのデビュー50周年を記念して、各球場でイベントが行われる。その中で、バド・セリグコミッショナーが、ロビンソンが現役時代につけていた背番号「42」を、全球団共通の永久欠番にすると発表。
4月26日 - 広島は前日の黒田博樹に続き、澤崎俊和が巨人戦で勝利投手。巨人が同一球団の新人投手に連敗するのは球団史上初。
5月
5月7日- 福岡ドームでのダイエー対西武5回戦で、西武は21-0で勝利。西武はこの試合でプロ野球新録となる29安打[2]、プロ野球史上6度目の毎回得点を記録[3]。
- 中日の中村武史がナゴヤドームでの対阪神4回戦の三回裏に5号2点本塁打を打ち、プロ通算100号本塁打を達成[4]。
- ヤクルトの古田敦也が神宮球場での対巨人4回戦の七回裏に4号本塁打を打ち、プロ通算100号本塁打を達成[4]。
5月11日 - 中日の大豊泰昭がナゴヤドームでの対広島8回戦の八回裏に4号3点本塁打を打ち、プロ通算200号本塁打を達成[5]。
5月15日 - 阪神はマイク・グリーンウェルが記者会見を開き、現役引退を表明。10日の巨人戦で右足甲の骨折が判明し、球団に対し退団を申し入れて了承されたため。会見で「長い時間をかけて背中と腰を直してきたのに今度は足の甲を骨折し、これで終わりという神のお告げだと感じた」と語る[6]。
5月20日 - ロッテの西村徳文が今季限りで現役引退することが明らかになる[7]。
5月22日 - 西武の鈴木健が西武球場での対ダイエー7回戦の七回裏に二塁ゴロを打ち1打点を挙げ、パ・リーグタイ記録となる11試合連続打点を達成[8]。
5月27日- 中日のアロンゾ・パウエルが甲子園球場での対阪神9回戦の二回表に7号本塁打を打ち、プロ野球通算100号本塁打を達成[9]。
- 東京ドームでの日本ハム対ダイエー7回戦で日本ハムがダイエーに2-1とサヨナラ勝ちし、ダイエー戦に4試合連続サヨナラ勝ちを記録し、同一カード4試合連続サヨナラ勝ちのプロ野球新記録を達成[10]。
5月28日 - 日本ハムの落合博満が東京ドームでの対ダイエー8回戦の一回裏に安打を打ち、パ・リーグ在籍通算1000本安打を記録し、大杉勝男に次いて2人目のセ・パ両リーグで1000本安打を達成[11]。
5月29日 - ロッテの伊良部秀輝がヤンキースへ移籍(伊良部メジャーリーグ移籍騒動)。
6月
6月3日 - 中日の大豊泰昭がナゴヤドームでの対横浜8回戦で1試合5三振[12]。
6月7日 - 阪神は旭川での対横浜8回戦で1試合6本塁打を記録[13]。
6月5日 - セ・リーグ審判のマイケル・ディミューロがセ・リーグ会長の川島広守に対し米国への帰国を申し入れて了承される。主審を務めた5日の中日対阪神戦9回でストライクの判定を下した大豊泰昭がジャッジに不満でディミューロに執拗に抗議し退場を命じるが、大豊がディミューロの胸を肘でついたため「暴力を振るわれたりコーチに囲まれるのは初めて。身体的な危険を感じた」とリーグに対し休養を申し入れていた[14]。
6月21日 - 日本ハムのナイジェル・ウィルソンが大阪ドームでの対近鉄12回戦で4打席連続本塁打を記録[15]。
6月25日 - オリックスのイチローが東京ドームでの対日本ハム14回戦の第3打席で下柳剛に三振を喫し、連続無三振の記録が216で止まる[16]。
6月26日 - 巨人の斎藤雅樹が横浜スタジアムでの対横浜14回戦に先発し8回と3分の1回を投げ、プロ通算2000投球回を達成[17]。
6月27日 - 近鉄のボブ・ミラッキが西武球場での対西武13回戦に先発し、1回裏に1イニング被安打10、1イニング投球数60のパ・リーグ新記録[18]。
7月
7月3日 - 中日の大豊泰昭がナゴヤドームでの対横浜14回戦の試合終了後に野次を飛ばした観客に向けて、バットを金網のついた客席に投げつける[19]。
7月4日- 巨人の岡島秀樹が甲子園球場での対阪神14回戦に先発し三回裏に振り逃げ1(記録は三振と暴投)を含む1回4奪三振を記録。プロ野球史上5人目[20]。
- 中日は球団代表の伊藤修が神宮球場で記者会見し、3日の試合後に野次を飛ばした観客に向けてバットを投げつた大豊泰昭に対し3日間の試合出場停止の処分を課したと発表。また大豊は「台湾へ帰れ」という野次だったため、「民族の尊厳にかかわるような悪質なやじは慎んでほしい」と語る[21]。
7月10日 - 大阪ドームでの近鉄対西武17回戦で、九回表西武が無死一、二塁の場面で二塁走者の奈良原浩が捕手からの牽制で帰塁し塁審の丹波幸一はアウトと判定し、奈良原はこの判定に怒り丹波の胸をついて抗議し、丹波は奈良原を退場処分とする。西武監督の東尾修が抗議し、試合終了後に丹波に詰め寄り胸ぐらを摑み右足を蹴ったため、丹波は東尾を試合終了後ながら退場を命じる[22]。
7月11日 - パ・リーグは10日の試合で審判の判定に抗議した際暴行を働いて退場処分を受けた西武の奈良原浩と監督の東尾修に対し、それぞれ1試合の出場停止、3試合の出場停止と制裁金10万円の処分を下したと発表[23]。
7月15日 - 中日の山本昌広がナゴヤドームでの対広島15回戦の三回表に黒田博樹から三振を奪い、プロ通算1000奪三振を達成[24]。
7月17日 - 広島の前田智徳がナゴヤドームでの対中日17回戦の一回表に7号本塁打を打ち、プロ通算100号本塁打を達成[25]。
7月21日 - 中日の山本昌広が甲子園球場での対阪神20回戦に先発して7回1失点で12勝目を挙げ、プロ通算100勝を達成[26]。
7月31日 - マーク・マグワイアがオークランド・アスレチックスからセントルイス・カージナルスにトレード。この年、アスレチックスで34本塁打、カージナルスで24本塁打、合計58本塁打を放ち、「ベーブ・ルースに次いで史上2人目の2年連続50本塁打」と「メジャー史上初の同一シーズンに両リーグで20本塁打以上」を記録した。
8月
8月2日 - 巨人は甲子園球場での対阪神18回戦の八回裏に球団タイ記録となる1回10被安打[27]。
8月3日 - 巨人の斎藤雅樹が甲子園球場での対阪神19回戦の三回裏に桧山進次郎から三振を奪い、プロ通算1500奪三振を達成[28]。
8月5日 - 大阪ドームでの巨人対ヤクルト19回戦で、ヤクルト先発の吉井理人が三回裏にバックネット裏の観客から赤いレーザーポインターで右眼を照射されたと審判に申し入れる。これを受けて「プレーの妨げになるのでやめてください」という場内アナウンスが流される[29]。
8月7日 - 横浜の佐々木主浩が横浜スタジアムでの対阪神17回戦の八回途中から救援登板して23セーブ目を挙げ、プロ通算150セーブを達成[30]。
8月10日 - 巨人の広沢克己が東京ドームでの対中日21回戦の四回裏に山本昌から安打を打ち、プロ通算1500本安打を達成[31]。
8月16日 - 横浜の佐々木主浩が東京ドームでの対巨人18回戦の10回裏から登板して28セーブを挙げ、セ・リーグ新記録となる通算193セーブポイントを達成[32]。
8月22日- 中日の立浪和義がナゴヤドームでの対阪神21回戦で一回裏に二塁打、三回裏に12号本塁打、五回裏に安打、六回裏に三塁打を打ち、サイクルヒットを達成[33]。
- 巨人の清原和博が横浜スタジアムでの対横浜20回戦に四番・一塁で先発出場し、プロ通算1500試合登板を達成[34]。
8月24日 - 大阪ドームでの近鉄対ロッテ22回戦で近鉄がプロ野球史上46年ぶり3度目、パ・リーグ史上初めての10点差逆転勝利を達成。近鉄が延長12回裏11-10でサヨナラ勝ち[35]。
8月25日 - ダイエーの1軍投手コーチ村田兆治が急性心筋梗塞の手術の為入院[36]。
8月28日 - 横浜の佐々木主浩がナゴヤドームでの対中日22回戦の九回裏途中から登板して33セーブ目を挙げ、プロ野球新記録となる15試合連続セーブを達成[37]。
8月29日 - ヤクルトのドゥエイン・ホージーがナゴヤドームでの対中日22回戦の一回表、一死二塁の場面で適時二塁打を打つが、中日の一塁手の大豊泰昭がホージーが一塁ベースを踏んでいないと審判にアピールして認められたため、ホージーの二塁打は投手ゴロとなる[38]。
8月30日- ロッテの小坂誠が千葉マリンスタジアムでの対日本ハム20回戦で2盗塁を決めて、パ・リーグ新人シーズン最多盗塁の記録を更新する41盗塁となる[39]。
- 近鉄は久保康生が今季限りで現役引退すると発表[40]。
9月
9月2日 - ヤクルトの石井一久が横浜スタジアムでの対横浜23回戦に先発しノーヒットノーランを達成[41]。
9月6日 - 西武対ロッテ23回戦が千葉マリンスタジアムにて行われ、ロッテの小坂誠が盗塁を決め1952年に国鉄の佐藤孝夫が記録した新人シーズン最多盗塁に並ぶ45盗塁[42]。西武の伊東勤が四回表に犠打を決め、プロ通算250犠打を達成[43]。
9月7日 - 横浜の佐々木主浩がいわきでの対阪神23回戦の九回表に登板して35セーブ目を挙げ、プロ通算200セーブポイントを達成[44]。
9月9日 - 横浜の駒田徳広が東京ドームでの対巨人23回戦の四回表に8号本塁打を打ち、これがプロ野球通算7万号本塁打となる[45]。
9月13日 - オリックスの星野伸之がグリーンスタジアム神戸での対西武23回戦に先発して9回3失点で完投勝ちし、プロ通算150勝を達成[46]。
9月16日 - 巨人の宮本和知が球団に対し現役引退を申し入れ了承される[47]。
9月17日 - オリックスの藤井康雄が東京ドームでの対日本ハム26回戦の一回表に16号本塁打を打ち、プロ通算200号本塁打を達成[48]。
9月20日 - 西武の伊東勤が西武球場での対ロッテ26回戦に出場し、延長十二回の守備で868連続守備機会無失策のプロ野球新記録[49]。
9月26日 - 巨人の広沢克己が東京ドームでの対中日24回戦でサイクル安打を達成[50]。
9月27日 - 巨人の清原和博が東京ドームでの対中日25回戦の八回裏に29号2点本塁打を打ち、プロ通算1000打点を達成[51]。
9月29日 - ヤクルトが神宮球場での対阪神27回戦に16-1で勝利し、2年ぶりのセ・リーグ優勝決定[52]。
9月30日 - 横浜の佐々木主浩が横浜スタジアムでの対巨人27回戦の八回裏途中から救援登板して、1シーズン最多セーブのプロ野球タイ記録となる37セーブ目を挙げる[53]。
10月
10月3日- 西武対ダイエー24回戦が西武球場で行われ、西武が延長10回裏に鈴木健が18号サヨナラ本塁打を打って2-1で勝利し、西武がパ・リーグ優勝を決める[54]。
- ヤクルトの古田敦也が広島市民球場での対広島24回戦の三回表に安打を打ちプロ通算1000本安打を達成[55]。
10月5日 - 横浜の佐々木主浩が横浜スタジアムでの対中日26回戦の八回表の途中から救援登板して38セーブ目を挙げ、シーズン最多セーブのプロ野球新記録[56]。
10月8日 - 巨人の川相昌弘が神宮球場での対ヤクルト27回戦の一回表に安打を打ち、プロ通算1000本安打を達成[57]。
10月10日 - プロ野球ファーム日本選手権が沖縄県宣野湾市立野球場にて行われ、日本ハムが九回裏大貝恭史のサヨナラ本塁打でオリックスに1-0でサヨナラ勝ちし、初優勝[58]。
10月18日 - ワールドシリーズにおいてフロリダ・マーリンズのロブ・ネン投手が世界最速の時速164kmをマーク。
10月20日 - 沢村賞の選考委員会が都内のホテルで開かれ、西武の西口文也を選出[59]。
10月23日 - プロ野球ヤクルト対西武の日本シリーズの第5戦が神宮球場で行われ、ヤクルトが西武に3-0で勝利して西武を4勝1敗で下し、2年ぶり4度目の日本一達成[60]。
10月5日 - プロ野球の最優秀選手、西遊手新人、ベストナインを決める記者投票の開票が行われ、最優秀選手にヤクルトの古田敦也、西武の西口文也、最優秀新人に広島の沢崎俊和、ロッテの小坂誠が選出される[61]。
10月28日 - 正力松太郎賞の選考委員会が都内のホテルで開かれ、ヤクルトの古田敦也を選出[62]。
10月30日 - 日本ハムと西武は、西崎幸広と石井丈裕・奈良原浩の交換トレードが成立したと発表[63]。
10月31日 - ヤクルトの吉井理人がFA宣言[64]。
11月
11月4日 - 慶応大学野球部の高橋由伸が午前10時より横浜市港北区の慶大日吉校舎で記者会見し、巨人を逆指名すると表明[65]。
11月6日 - メジャーリーグは翌年からの2球団拡張に伴い、ミルウォーキー・ブルワーズがアメリカンリーグからナショナルリーグに移転。
11月13日 - ヤクルトのテリー・ブロス投手が退団。
12月
12月5日 - 前西武ライオンズの渡辺久信がヤクルト入団。
誕生
1月
1月6日 - デミ・オリモロイ
1月7日 - オジー・アルビーズ
4月
4月8日 - 林承飛
4月15日 - 堀内謙伍
4月30日 - 嚴宏鈞
5月
5月8日 - 高橋純平
6月
6月2日 - 佐藤世那
6月21日 - 高橋樹也
6月22日 - ジョシュ・ネイラー
6月30日 - 上野翔太郎
7月
7月21日 - オコエ瑠偉
8月
8月3日 - ルイス・ロベルト
10月
10月8日 - 小笠原慎之介
12月
12月24日 - 平沢大河
死去
1月7日 - 尾茂田叶(*1909年)
1月30日 - 内堀保(*1917年)
2月16日 - 堀込基明(*1939年)
4月26日 - 藤本英雄(*1918年)
6月6日 - 戸倉勝城(*1914年)
6月8日 - 本堂保次(*1918年)
9月9日 - リッチー・アシュバーン(*1927年)
9月16日 - 坪内道則(*1914年)
9月26日 - 呉新亨(萩原寛)(*1924年)
10月5日 - ジョニー・ヴァンダー・ミーア(*1914年)
10月22日 - 柚木進(*1920年)
11月4日 - 青田昇(*1924年)
脚注
^ “パシフィック・リーグ年度別観客動員数(1950-2015) (PDF)”. 日本野球機構公式サイト. 2016年1月3日閲覧。
^ 読売新聞1997年5月8日19面「西武47年ぶりプロ最多29安打」読売新聞縮刷版1997年5月p289
^ 読売新聞1997年5月8日19面「西武がプロ野球史上12年ぶりの毎回得点」読売新聞縮刷版1997年5月p289- ^ ab読売新聞1997年5月8日18面「中日・中村、ヤクルト・古田が通算100号本塁打」読売新聞縮刷版1997年5月p288
^ 読売新聞1997年5月12日16面「中日・大豊が200号」読売新聞縮刷版1997年5月p490
^ 読売新聞1997年5月16日25面「阪神グリーンウェル退団 出場7試合『申し訳ない』」読売新聞縮刷版1997年5月p653
^ 読売新聞1997年5月21日16面「ロッテ・西村が引退」読売新聞縮刷版1997年5月p960
^ 読売新聞1997年5月23日19面「西武・鈴木健が11試合連続打点のパ・リーグタイ記録」読売新聞縮刷版1997年5月p1071
^ 読売新聞1997年5月28日23面「中日のパウエルが通算100号本塁打」読売新聞縮刷版1997年5月p1335
^ 読売新聞1997年5月28日22面「ダイエー悪夢4たび ハムにサヨナラ負け」読売新聞縮刷版1997年5月p1334
^ 読売新聞1997年5月28日17面「落合、両リーグ1000本安打 ハム"祝い"15安打13得点」読売新聞縮刷版1997年5月p1377
^ 読売新聞1997年6月4日16面「中日・大豊がプロ野球タイの1試合5三振」読売新聞縮刷版1997年6月p160
^ 読売新聞1997年6月8日16面「トラ猛打6発10点」読売新聞縮刷版1997年6月p380
^ 読売新聞1997年6月9日夕刊14面「暴行されたディミューロ審判 米帰国決まる 大リーグ『すぐ帰れ』の指示」読売新聞縮刷版1997年6月p458
^ 読売新聞1997年6月22日17面「ウィルソン史上2人目1試合4連弾」読売新聞縮刷版1997年6月p1103
^ 読売新聞1997年6月26日21面「イチローついに三振 216打席で記録止まる」読売新聞縮刷版1997年6月p1331
^ 読売新聞1997年6月27日17面「巨人・斎藤雅が2000イニング登板」読売新聞縮刷版1997年6月p1391
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^ 読売新聞1997年7月3日25面「中日・大豊を厳重注意」読売新聞縮刷版1997年7月p195
^ 読売新聞1997年7月5日23面「巨人・岡島が1イニング4奪三振」読売新聞縮刷版1997年7月p257
^ 読売新聞1997年7月5日22面「大豊3日間出場停止 観客にバット、中日処分」読売新聞縮刷版1997年7月p256
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^ 読売新聞1997年7月18日21面「広島・前田が100号本塁打」読売新聞縮刷版1997年7月p945
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^ 読売新聞1997年8月31日20面「ロッテ・小坂が新人盗塁のリーグ記録を更新」読売新聞縮刷版1997年8月p1434
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^ 読売新聞1997年9月3日21面「石井ノーヒットノーラン 首位決戦 ツバメ先勝 小早川援護弾、きょうにもM21」読売新聞縮刷版1997年9月p133
^ 読売新聞1997年9月7日14面「ロッテ・小坂が新人盗塁のプロ野球タイ記録」読売新聞縮刷版1997年9月p350
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^ 読売新聞1997年9月18日20面「オリックス・藤井が通算200本塁打」読売新聞縮刷版1997年9月p902
^ 読売新聞1997年9月21日21面「西武・伊東が捕手の無失策新記録」読売新聞縮刷版1997年9月p1075
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^ 読売新聞1997年9月28日21面「清原特大の決勝29号 1000打点達成」読売新聞縮刷版1997年9月p1431
^ 読売新聞1997年9月29日1面「ヤクルト2年ぶりV セ・リーグ」読売新聞縮刷版1997年9月p1459
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^ 読売新聞1997年10月4日1面「西武が3年ぶりV パ・リーグ」読売新聞縮刷版1997年10月p185
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^ 読売新聞1997年10月6日13面「佐々木38S日本新」読売新聞縮刷版1997年10月p293
^ 読売新聞1997年10月9日20面「巨人・川相が通算1000本安打」読売新聞縮刷版1997年10月p464
^ 読売新聞1997年10月11日21面「日ハムがV ファーム選手権」読売新聞縮刷版1997年10月p569
^ 読売新聞1997年10月21日25面「西口 初の沢村賞 『3冠』評価」読売新聞縮刷版1997年10月p1081
^ 読売新聞1997年10月24日1面「ヤクルト日本一 2年ぶり4度目」読売新聞縮刷版1997年10月p1221
^ 読売新聞1997年10月26日19面「MVPは古田、西口 新人王は沢崎と小坂」読売新聞縮刷版1997年10月p1351
^ 読売新聞1997年10月29日27面「正力賞に古田 ヤクルト日本一に貢献 捕手で初の受賞」読売新聞縮刷版1997年10月p1513
^ 読売新聞1997年10月31日22面「西崎トレード 石井丈、奈良原と」読売新聞縮刷版1997年10月p1620
^ 読売新聞1997年11月1日17面「吉井、FA移籍へ」読売新聞縮刷版1997年11月p17
^ 読売新聞1997年11月4日夕刊1面「高橋(慶大)巨人を逆指名」読売新聞縮刷版1997年11月p167
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