三菱製紙









































三菱製紙株式会社
Mitsubishi Paper Mills Limited.

Mitsubishi Paper Mills.gif
種類
株式会社
市場情報

東証1部 3864
1949年5月16日上場


大証1部(廃止) 3864
1949年5月14日 - 2013年7月12日

略称
三菱紙
本社所在地
日本の旗 日本
130-0026
東京都墨田区両国2丁目10番14号
設立
1898年(明治31年)4月1日
(合資会社神戸製作所)
業種
パルプ・紙
法人番号
8010001008769
事業内容
紙・パルプ・写真・フィルター・感光剤などの製造、販売
代表者
代表取締役社長兼社長執行役員 鈴木邦夫
代表取締役兼副社長執行役員 田口量久
代表取締役兼専務執行役員 森岡寛司
資本金
327億5,600万円
売上高
連結:201,492百万円
(平成30年3月期)
純資産
連結:521億0,800万円
単独:413億7,300万円
(2012年3月期)
総資産
連結:2,763億0,500万円
単独:2,188億5,900万円
(2012年3月期)
従業員数
連結:3,723名
(平成30年3月末現在)
決算期
3月31日
主要株主
明治安田生命保険相互会社 3.95%
株式会社三菱UFJ銀行 3.30%
東京海上日動火災保険株式会社 2.91%
主要子会社
三菱製紙販売株式会社 68.9%
北上ハイテクペーパー株式会社 100.0%
関係する人物
岩崎久彌(創業者、三菱財閥3代目総帥)
岩崎隆彌(元会長、久彌の次男)
外部リンク
三菱製紙
特記事項:マスタートラスト所有の株式割合
日本マスタートラスト信託銀行株式会社 4.65%
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 4.17%
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三菱製紙株式会社(みつびしせいし)は、三菱グループの製紙会社。日本の製紙業界では6位。塗工紙(高級光沢紙)などの印刷用紙を中心に、情報用紙、ティッシュペーパー、製紙用パルプ、写真、フィルター、感光剤などを製造し、近年は、不織布・ガラス繊維ペーパー、リチウムイオン電池セパレーターなどに注力している。三菱金曜会[1]・三菱広報委員会[2]の会員企業である[3][4]


2005年(平成17年)1月31日に中越パルプ工業との合併を発表したが、その後同年5月16日に合併は白紙撤回された。




目次





  • 1 事業所所在地


  • 2 沿革

    • 2.1 白河パルプ工業



  • 3 関係会社


  • 4 脚注・出典


  • 5 関連項目


  • 6 外部リンク




事業所所在地


  • 本社 - 東京都墨田区両国2丁目10番14号

  • 工場
    • 高砂工場 - 兵庫県高砂市高砂町栄町105番地

    • 京都工場 - 京都府長岡京市開田1丁目6番6号

    • 八戸工場 - 青森県八戸市大字河原木字青森谷地

    • 白河事業所 - 福島県西白河郡西郷村字前山西3番地


  • 研究所
    • つくばR&Dセンター - 茨城県つくば市和台46番地、機能性材料の開発、機器ソフト開発・分析、紙・塗工紙・情報記録用紙などの商品開発を行う。

    • 京都R&Dセンター - 京都府長岡京市開田1丁目6番6号(京都工場内)

    • 生産技術センター - 福島県西白河郡西郷村字前山西3番地(白河事業所内)



沿革



  • 1898年(明治31年)4月1日 - 神戸市三宮においてウォルシュ兄弟が経営していた製紙会社・神戸製紙所を岩崎久彌が買収し、合資会社神戸製作所として設立。


  • 1901年(明治34年)6月 - 兵庫県高砂市に工場を移転、後に高砂工場となる工場が操業開始。


  • 1904年(明治37年)6月 - 合資会社三菱製紙所に改称。


  • 1917年(大正6年)2月 - 中川工場操業開始。

  • 1917年(大正6年)11月 - 三菱製紙株式会社に改組。


  • 1925年(大正14年)12月 - 本社を兵庫県高砂市から東京都千代田区丸の内に移転。


  • 1944年(昭和19年)4月 - 京都写真工業株式会社を吸収合併、京都試製工場(2016年現在の京都工場)が発足。

  • 1944年(昭和19年)8月 - 浪速製紙株式会社を吸収合併し、浪速工場が発足。


  • 1949年(昭和24年)5月14日 - 大阪証券取引所に上場。

  • 1949年(昭和24年)5月16日 - 東京証券取引所に上場。


  • 1966年(昭和41年)4月1日 - 白河パルプ工業株式会社と合併し、パルプから紙に至る一貫メーカーとなる。白河工場、北上工場を継承。

  • 1966年(昭和41年)9月 - 八戸工場操業開始。

  • 1966年(昭和41年)12月 - 浪速工場(大阪市福島区)を閉鎖。


  • 2000年(平成12年)7月11日 - 北越製紙株式会社と業務、資本提携。


  • 2003年(平成15年)3月 - 中川工場(東京都葛飾区)閉鎖。


  • 2005年(平成17年)4月1日 - 北上工場事業を会社分割し、北上ハイテクペーパー株式会社を設立。

  • 2005年(平成17年)7月1日 - 北越製紙株式会社との業務・資本提携を終了。


  • 2007年(平成19年)8月28日、富士フイルムと三菱製紙は、写真事業に関して業務/資本提携。

  • 2007年(平成19年)11月20日 - 情報用紙事業において、王子製紙株式会社との戦略的資本・業務提携を発表。


  • 2012年(平成24年)7月17日 - 本社を東京都千代田区丸の内から東京都墨田区両国に移転。


白河パルプ工業



  • 1950年(昭和25年)3月 - 白河製紙株式会社設立。


  • 1951年(昭和26年)4月 - 白河パルプ工業株式会社に社名変更。

  • 1951年(昭和26年)秋 - 白河工場操業開始。


  • 1965年(昭和40年)7月 - 北上工場操業開始。

  • 1966年(昭和41年)4月1日 - 三菱製紙に合併。


関係会社


三菱製紙グループは2012年(平成24年)3月31日現在、子会社36社、関連会社12社で構成されている。


  • 北上ハイテクペーパー

  • 白菱興業

  • 八戸林産

  • 北菱林産

  • 兵庫クレー

  • 八戸紙業

  • 高砂紙業

  • 八菱興業

  • 北菱興業

  • 三菱製紙販売

  • 旭感光紙

  • オストリッチダイヤ

  • 東邦特殊パルプ

  • ダイヤミック

  • 京菱ケミカル

  • 三菱製紙エンジニアリング

  • 浪速通運

  • 菱紙

  • エム・ピー・エム・シェアードサービス

  • ピクトリコ

  • KJ特殊紙

  • 菱工


脚注・出典


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  1. ^ 三菱金曜会


  2. ^ 三菱広報委員会


  3. ^ 三菱金曜会会員会社紹介


  4. ^ 三菱広報委員会 - 会員会社紹介



関連項目



  • 三菱製紙魚町倶楽部 - 高砂工場の近く、神戸製紙所時代に建設された明治時代築の西洋館。


  • 永田耕衣(元高砂工場製造部長) - 俳人、『部長の大晩年』(城山三郎著)の主人公。


  • 三菱製紙八戸クラブ(社会人野球、旧・三菱製紙八戸硬式野球部)


外部リンク


  • 三菱製紙

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