五城目町
ごじょうめまち 五城目町 | |
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森林資料館 | |
国 | 日本 |
地方 | 東北地方 |
都道府県 | 秋田県 |
郡 | 南秋田郡 |
団体コード | 05361-9 |
法人番号 | 4000020053619 |
面積 | 214.92km2 (境界未定部分あり) |
総人口 | 8,792人 (推計人口、2018年10月1日) |
人口密度 | 40.9人/km2 |
隣接自治体 | 秋田市、 南秋田郡八郎潟町、井川町、大潟村、 山本郡三種町、北秋田郡上小阿仁村 |
町の木 | 杉 (1985年10月20日制定) |
町の花 | やまゆり (1985年10月20日制定) |
町の鳥 | ウグイス (1985年10月20日制定) |
五城目町役場 | |
町長 | 渡邉彦兵衛 |
所在地 | 〒018-1725 秋田県南秋田郡五城目町西磯ノ目1丁目1-1 北緯39度56分38秒東経140度6分40.8秒座標: 北緯39度56分38秒 東経140度6分40.8秒 |
外部リンク | 五城目町 |
■ ― 市 / ■ ― 町・村 | |
特記事項 | |
ウィキプロジェクト |
五城目町(ごじょうめまち)は秋田県南秋田郡にある秋田県中央部に位置する町。
目次
1 概要
2 地理
2.1 地区
2.1.1 五城目
2.1.2 馬場目
2.1.3 内川
2.1.3.1 浅見内
2.1.4 富津内
2.2 隣接している自治体
2.3 人口
3 歴史
4 行政
4.1 町長
5 警察
6 産業
6.1 酒類
6.2 繊維製品
6.3 郵便局
6.4 商業施設
7 地域
7.1 教育
7.1.1 かつて存在した学校
7.2 医療
7.3 寺・神社
8 交通
8.1 道路
8.2 路線バス
9 出身有名人
10 指定金融機関
11 脚注
12 外部リンク
概要
秋田市から北に30キロにあり、東部には山間部が、西部には市街部、田園が広がっている。国道285号が中心部を通過し、沿道には町役場、警察署、高校等がある。
高速道路は町の西端に五城目八郎潟ICがある。大川地区を奥羽本線が通るが、駅はない。かつては秋田中央交通線が八郎潟町の八郎潟駅とを結んでいたが1969年に廃止となり[1]、それ以降は代替の路線バスが奥羽本線の鉄道ダイヤに連携して運行され、利便性はある程度確保されている。
秋田市と能代市の中間で何れの商圏からも離れているが、国道285号沿いにスーパーセンターがあり、週末を中心に周辺地域からの流入が多い。町内中心部では500年の歴史を持つ朝市(0・2・5・7のつく日)が開かれており、朝は賑わいをみせる。
地理
八郎潟調整池に境界未定部分がある[2]。
- 山
- 馬場目岳
森山 - 日本におけるスズムシ生息地の北限。
- 河川: 馬場目川
- 湖沼:八郎潟調整池
地区
五城目
馬場目
内川
旧内川村の地区。浅見内(村)、小倉、黒土、湯ノ又の4村が合併した際の創作地名[3]。類似した地名がほかにも存在する[4]。
浅見内
旧出羽国南秋田郡浅見内村の地区。浅見内川(創作地名の「内川村」誕生以降は内川川[5])に由来。支流として大場沢、滝の下沢が流れる。語源は「あざみない(薊の川)」で、「薊」の部分は日本語という説もある。浅見内神明社が存在する。大石孫右衛門の出身地。
字: 家ノ沢(いえのさわ)、後田(うしろだ)、大繋(おおつなぎ)、大場(おおば)、小川口(おがわぐち)、滝ノ下(たきのした)、堂ノ下(どうのした)、藤別当(とうべっとう)、札ノ前(ふだのまえ)、谷地田(やちた)[6]。
富津内
旧富津内村(ふつない)の地域。富田、中津又、下山内の3村の字を取った創作地名(合成地名)[7]。明治13年以前は、下山内はただ山内(さんない)と呼ばれていた。地域を流れる中津又川(富津内川)の別名山内川に由来。山内はアイヌ語ではないという説もある。
隣接している自治体
- 秋田市
南秋田郡:八郎潟町、井川町、大潟村
北秋田郡:上小阿仁村
山本郡:三種町
人口
五城目町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 五城目町の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 五城目町 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
五城目町(に相当する地域)の人口の推移 ► | |
総務省統計局 国勢調査より |
歴史
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により五十目村発足。
1896年(明治29年)1月18日 - 町制施行、(旧)五城目町に改称。
1942年(昭和17年)4月1日 - 馬川村と合併。
1951年(昭和26年) - 町章を制定。中世にあった5城(浦城・岡本城・砂沢城・馬場目城・山内城)を象徴。
1955年(昭和30年)3月31日 - (旧)五城目町、内川村、大川村、馬場目村、富津内村が新設合併し、新たに五城目町として発足。
1958年(昭和33年)4月1日 - 八郎潟町の一部を併合する。
1985年(昭和60年)10月20日 - 町の花・鳥・木を制定。
1990年(平成2年) - 今上天皇即位の際に行われた大嘗祭において五城目町の水田が斎田(悠紀田)に選ばれる。
2005年(平成17年)2月28日 - 隣接する井川町、八郎潟町との法定合併協議会廃止。
行政
町長
児玉孫左衛門 - 町長職務執行者
菊地米蔵 - 1955年~1957年、1期(途中辞職)- 北島金森 - 町長職務代理者(助役)
加賀谷力司 - 1957年~1961年、1期
北島金森 - 1961年~1965年、1期
小林源四郎 - 1965年~1969年、1期- 加賀谷力司 - 1969年~1989年、5期
佐藤邦夫 - 1989年~2005年、4期
渡邉彦兵衛 - 2005年~現職、4期目、渡邉彦兵衛商店(現在の福禄寿酒造)元社長、福禄壽醸造元の15代目当主
警察
- 五城目警察署
産業
酒類
- 福禄寿酒造
繊維製品
- 秋田ホーセ
郵便局
五城目郵便局(集配局)- 内川郵便局
- 高崎簡易郵便局
- 杉沢簡易郵便局
- 馬場目簡易郵便局
- 上樋口簡易郵便局
- 西野簡易郵便局
- 浦横町簡易郵便局
- 森山簡易郵便局
- 浅見内簡易郵便局
- 湯ノ又簡易郵便局
- 富津内簡易郵便局
- 下山内簡易郵便局
商業施設
- イオンスーパーセンター五城目店
地域
教育
- 五城目町立五城目小学校
- 五城目町立五城目第一中学校
- 秋田県立五城目高等学校
かつて存在した学校
- 五城目町立馬川小学校(1970年五城目小へ統合)
- 五城目町立富津内西小学校(1968年五城目小へ統合)
- 五城目町立富津内小学校(2003年五城目小へ統合)
- 五城目町立杉沢小学校(2006年馬場目小へ統合)
- 五城目町立内川小学校(2010年五城目小へ統合)
- 五城目町立馬場目小学校(2013年五城目小へ統合)
- 五城目町立大川小学校(2015年五城目小へ統合)
- 五城目町立五城目中学校(1958年富津内中の一部と共に、五城目第一中へ統合)
- 五城目町立馬場目中学校(1969年五城目第一中へ統合)
- 五城目町立大川中学校(1974年五城目第一中へ統合)
- 五城目町立富津内中学校(1987年五城目第一中へ統合)
- 五城目町立杉沢中学校(2003年五城目第一中へ統合)
このうち2013年3月に廃校となった馬場目小学校の校舎は五城目町地域活性化センター(通称:BABAME BASE)として利用されている[8]。
医療
町内に公立の病院はない。
湖東厚生病院(八郎潟町・秋田県厚生農業協同組合連合会運営) : 湖東厚生病院の前身の湖東病院は五城目町上町の資産家近藤泰助の自宅を無償提供されていた[9]。
寺・神社
五城目神明社(境内に十三騎神社あり)
交通
道路
高速自動車国道
秋田自動車道 - 五城目八郎潟IC
一般国道- 国道7号
国道285号 - 道の駅五城目
主要地方道- 秋田県道4号能代五城目線
- 秋田県道15号秋田八郎潟線
一般県道- (秋田県道112号久保秋田線)(町内は未供用)
- 秋田県道129号杉沢上小阿仁線
- 秋田県道219号三倉鼻五城目線
- 秋田県道220号真坂五城目線
- (秋田県道228号北の又井川線)(町内は未供用)
- 秋田県道298号道村大川線
路線バス
秋田中央交通:五城目営業所から秋田駅行き、八郎潟駅
出身有名人
新谷明弘 - 秋田銀行頭取
木村謹治 - ドイツ語学者、ドイツ文学者
矢田津世子 - 作家
菅原弥三郎 - レスリング選手、モントリオールオリンピック銅メダリスト
工藤政志 - 元プロボクサー
石川錬治郎 - 秋田県議、元秋田市長- 斎藤忠生 - オペラ歌手
千葉喜久也 - 仙台大学体育学部教授
四ツ車大八 - 江戸時代関取め組のけんか
鳥井森鈴 - 民謡歌手
若駒健三 - 1960年代前半に活躍した、大相撲力士- 小川元 - 作家
指定金融機関
指定金融機関は、以前は、旧・五城目信用金庫を引き継いだ秋田信用金庫、指定代理金融機関として秋田銀行・北都銀行(旧・秋田あけぼの銀行)・あきた湖東農業協同組合の3機関を指定していたが、現在は秋田銀行へ指定金融機関が変更され、北都銀行・秋田信用金庫・あきた湖東農業協同組合の3機関は収納代理金融機関へ降格となった。
脚注
^ 川崎駅・高校前駅・五城目駅の各駅が存在した
^ “湖沼面積 (PDF)”. 国土地理院 (2015年3月6日). 2015年3月9日閲覧。
^ 秋田地名研究年報18号
^ 阿仁のアイヌ語地名 - 東北アイヌ語地名研究会
^ 石川富司『五城目の地名考(上)』(秋田地名研究年報7号 1991年)
^ 日本加除出版株式会社
^ 秋田の連結地名、名数地名、合成地名について(藤原國見)、地名余録7
^ 何が今起きているのか?秋田の辺境地、五城目町の刺激的変化を支える廃校活用オフィス「BABAME BASE」にお邪魔してきた - CLOCKNOTE(2016年8月3日)
^ “沿革”. 湖東厚生病院. 2015年1月5日閲覧。
外部リンク
五城目町 (五城目町役場)
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