横浜国際平和会議場
横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜) PACIFIC CONVENTION PLAZA YOKOHAMA | |
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パシフィコ横浜(会議センター側) | |
情報 | |
用途 | 展示施設 |
事業主体 | 国土交通省、株式会社横浜国際平和会議場 |
管理運営 | 株式会社横浜国際平和会議場 |
延床面積 | 約2万 m² (展示ホール)[1] |
竣工 | 1991年7月29日 |
開館開所 | 1991年8月22日 |
所在地 | 〒220-0012 横浜市西区みなとみらい1-1-1 |
座標 | 北緯35度27分36.05秒 東経139度38分6.95秒 / 北緯35.4600139度 東経139.6352639度 / 35.4600139; 139.6352639座標: 北緯35度27分36.05秒 東経139度38分6.95秒 / 北緯35.4600139度 東経139.6352639度 / 35.4600139; 139.6352639 |
パシフィコ横浜・国立大ホール (国立横浜国際会議場) | |
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情報 | |
完成 | 1994年4月 |
開館 | 1994年4月25日 |
開館公演 | THE ALFEE |
客席数 | 5,002席(1階席:3,260席、2階席:994席、3階席:748席) |
用途 | 国際会議、各種大会、コンサート、舞台 |
運営 | 株式会社横浜国際平和会議場 |
所在地 | 〒220-0012 横浜市西区みなとみらい1-1-1 |
アクセス | みなとみらい線みなとみらい駅下車徒歩3分 JR根岸線・横浜市営地下鉄桜木町駅下車徒歩12分 横浜市営バス 156・292系統・あかいくつ・みなとみらい100円バス(土・日・祝日のみ運行)、横浜京急バス 141系統「パシフィコ横浜」下車徒歩すぐ |
横浜国際平和会議場(よこはまこくさいへいわかいぎじょう)は、神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目にある世界最大級の国際会議場と展示ホールとホテルからなるコンベンション・センターである。近年ではMICE施設としての機能の強化が図られている。通称はパシフィコ横浜 (PACIFICO YOKOHAMA) 。
なお「パシフィコ」は、「Pacific + Convention」を基にした造語である[2]。運営は株式会社横浜国際平和会議場によって行われている。
目次
1 概要
1.1 20街区における施設拡張計画
2 これまで行われた主なイベント
3 交通
4 脚注
4.1 注釈
4.2 出典
5 関連項目
6 外部リンク
概要
民活法(民間事業者の能力の活用による特定施設の整備の促進に関する臨時措置法)の全国第1号の施設[3]としてみなとみらい地区(国際大通り沿いの18・22街区)に建設され、1991年7月29日に会議センターとヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルが最初に完成。続けて10月12日に展示ホールも完成した。さらに1994年4月25日には国立大ホール[注 1](国立横浜国際会議場)が落成し、こけら落しはTHE ALFEEが行った。
2002 FIFAワールドカップのメインプレスセンター設置のため、2001年に展示ホールが増設された。近年では展示ホールの稼働率が限界に近づいていることから、更なる拡張も計画されている[4](詳細は後節)。
2010年にはアジア太平洋経済協力首脳会議(APEC)を開催。この他にも、国際会議やコンサート、展示会などが数多く開催されており、情報処理技術者試験・中小企業診断士試験の会場としても使用された実績がある(後節も参照)。また、特撮を含むテレビドラマのロケに使われる場合もある。
展示会やイベントの招致に苦戦する幕張メッセと比較して、業績・稼働日数ともに堅調に推移している。
当施設の中心にある円形広場(プラザ)より各施設へは「国際交流ゾーン」という石畳が敷かれた通路で接続[5]。また隣接する臨港パーク(19街区)や国際大通りを挟んで向かい側にあるクイーンズスクエア横浜(24街区)とも歩行者デッキ(連絡橋)により接続されている。
20街区における施設拡張計画
現在の施設はみなとみらい地区の18街区と22街区にまたがって立地しているが、新設が計画されている複合展示施設は北側に隣接する20街区(敷地面積約2万2千m2)にて民間資金を活用するPFI方式(施設の設計・建設・供用後20年間の維持管理を含む)で整備する方針となっている[6][7][8]。PFIの手続きは2014年度より開始しており、横浜市は2015年8月に竹中工務店グループを設計・整備事業者に選定し[9]、同年12月には同社を代表とする特別目的会社横浜グローバルMICEとの契約締結を完了[10]、国際会議の需要増加が見込まれる東京オリンピックの開催に間に合わせて2020年4月の開業を目指している[7][11](施工期間:2017年4月〜2020年3月を予定[12][13])。また、施設完成後の運営手法については運営権を設定した上で企業に売却するコンセッション方式(施設を市が所有したまま運営権のみ売却)を採用しており、2016年12月には運営事業者を既存施設の所有・運営者でもある横浜国際平和会議場に決定(契約期間:2017年3月下旬〜2040年3月末)[12][13][14]、両施設の一体運用による相乗効果とMICE開催都市として競争力・ブランド力の向上などを目標にしている[7][11]。
2018年2月には新展示場(新MICE施設)の名称が「横浜みなとみらい国際コンベンションセンター 」(英語表記:Yokohama Minato Mirai International Convention Center、通称:パシフィコ横浜ノース〈PACIFICO YOKOHAMA NORTH〉)と発表された[15][16]。
新施設の整備により、既存施設と合わせて展示スペースは貸し床面積約3万m2(5割増)、会議室は約1万3千m2(2倍程)まで拡張される。また、歩行者動線のキング軸(新施設と同時に整備)を挟んで、リゾートトラストが開発する会員制リゾートホテル「横浜ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」および一般高級ホテル「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」(ハワイ州オアフ島のホテルブランド「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」の世界展開第一号)[17]を併設する他、約2万m2の荷さばき駐車場、さらに既存の施設やキング軸の一部として臨港パークおよび2棟の集合住宅が建つ50街区(国際大通りを挟み新高島駅方面)との間に新たな歩行者デッキも整備する方針で[16]、事業費は200億円規模を見込んでいる[18][19]。
これまで行われた主なイベント
この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2015年5月) |
アフリカ開発会議(2008年)
アジア太平洋経済協力首脳会議(APEC)(2010年)
アジア開発銀行年次総会(2017年)
新進党結党大会
高秀秀信元横浜市長市民葬- イマジンカップ
亀田大毅デビュー戦- 神奈川自衛隊音楽まつり
全国高等学校総合文化祭(2002年)- 全国ボランティアフェスティバル(2001年)
全国豊かな海づくり大会(2005年)
シェンムー制作発表会- Sony Dream World
- 人とくるまのテクノロジー展(1992年 - )
世界旅行博(2002年、2003年)- 旅フェア
- ジャパンフードサービスショー(1994年 - 2004年)
楽器フェア(2年に1回、10月・11月ごろに4日間開催)
マジック:ザ・ギャザリング世界選手権(1999年8月、2005年11月にそれぞれ開催)- GUNDAM WAR BIG WAVE
第65回世界SF大会(ワールドコンNippon2007)
FISMマジック横浜大会(1994年7月25日 - 30日)
JAPAN DANCE DELIGHT(2006年・2007年・2011年・2012年)- ROBODEX2000, 2002, 2003
国際航空宇宙展2004- 第22回国際電気自動車シンポジウム(EVS22)
ETソフトウェアデザインロボットコンテスト(ETロボコン、2005年より開催)
日本青年会議所サマーコンファレンス(サマコン、毎年7月第3週末に開催)
A&Vフェスタ(2003年 - 2009年)- 国際フィッシングショー(2006年より開催)
ジャパンインターナショナルボートショー(2007年 - )
第92回世界エスペラント大会(2007年8月4日 - 11日)- WRO (World Robot Olympiad)(2008年)
テニスの王子様 100曲マラソン(2008年3月16日)
日本プロテスタント宣教150周年記念大会(2009年7月8・9日)- Siggraph Asia 2009
CEDEC(CESAデベロッパーズカンファレンス、2009年 - )
ちゃおサマーフェスティバル(2009年 - )
テイルズ オブ フェスティバル(2009年 - 2011年)
ネオロマンスイベント(2000年 - )
Kiramune "Kiramune Fan Meeting in YOKOHAMA〜"(2014年)
Rejet "Rejet Fes.2014 DISCOVERY"(2014年)
アクアプラスフェスタ2007
CP+(カメラ&フォトイメージングショー、2010年 - )
福山雅治 福山☆冬の大感謝祭 (1999年より毎年12月に開催、2010年以降は展示ホールを使用)
プロレスリング・ノア(2010年)
ポケモンワールドチャンピオンシップス2010 ラストチャレンジ予選 東日本大会(2010年)
Cure Cosplay Festival Vol.2(2010年)
2PM 2nd Single「I'm your man 」リリース記念5万人ハイタッチ会(2011年)
ヘタリアまるかいて“大”感謝祭(2011年)
日本国際切手展2011(2011年)
TYPE-MOON Fes.(2012年、PCゲームソフトブランド「TYPE-MOON」の設立10周年記念イベント)
世界鉄道博(2016年)- ジャパンゴルフフェア(2017年)
- フォトカツ!presents アイカツ!ミュージックフェスタ2017(2017年)
入学式・卒業式会場としての利用校
慶應義塾大学(2017年度卒業式より利用、また18年から日吉記念館建て替えのため三田祭前夜祭も同所で開催)- 横浜国立大学
- 神奈川大学
- 国士舘大学
- 神奈川工科大学
- 関東学院大学
- 横浜商科大学
日本工学院専門学校(2015年度まで使用、2016年度以降は片柳アリーナで開催)
交通
みなとみらい線みなとみらい駅下車徒歩3分
JR根岸線・横浜市営地下鉄桜木町駅下車徒歩12分
横浜市営バス 156・292系統・あかいくつ、横浜京急バス 141系統「パシフィコ横浜」下車徒歩すぐ
脚注
注釈
^ 収容人員は、1階3,260席、2階994席、3階748席である。
出典
^ パシフィコ横浜:展示ホール(公式サイト)
^ パシフィコ横浜:コーポレート・マーク(公式サイト)
^ 平成3年(1991年)度運輸白書(運輸省)
^ 横浜市が新展示場、MM21地区20街区に検討 パシフィコの機能拡充/神奈川(神奈川新聞:カナロコ 2012年7月6日)
^ パシフィコ横浜:屋外エリア(臨港パーク・国際交流ゾーン・ぷかりさん橋)(公式サイト)
^ みなとみらい21中央地区 20 街区MICE施設の整備事業及び運営事業の進捗状況について (PDF) (横浜市文化観光局 平成28年 (2016年) 5月31日)- ^ abcPFI事業者募集 MM21・新たなMICE整備 予定価格378億円(神奈川新聞:カナロコ 2015年1月7日)
^ 横浜市:PFI事業者を募集 パシフィコ横浜隣接地、複合展示施設整備 /神奈川(毎日新聞 2015年1月24日)
^ 『みなとみらい21中央地区20街区MICE施設整備事業』の落札者が決定しました! (PDF) (横浜市文化観光局 平成27年 (2015年) 8月31日)
^ 「みなとみらい21中央地区20街区MICE施設整備事業」における事業契約の締結について(日本管財株式会社 2015年12月18日)- ^ abパシフィコ横浜が「20街区MICE施設」の運営事業者に決定 ~横浜市~(展示会とMICE 2016年12月16日)
- ^ ab横浜市/MM21地区中央20街区MICE施設運営事業/事業者に横浜国際平和会議場(日刊建設工業新聞 2016年12月6日<5面>)
- ^ abみなとみらい21中央地区20街区MICE施設の運営事業者が横浜国際平和会議場に決定(ヨコハマ経済新聞 2016年12月7日)
^ パシフィコと一体運用「横浜国際平和会議場」に MICE施設運営(神奈川新聞:カナロコ 2016年12月6日)
^ みなとみらい21中央地区に整備している新MICE施設の正式名称と通称が決定しました! (PDF) (横浜市文化観光局MICE振興課 平成30年 (2018年) 2月15日)- ^ abパシフィコ横浜:ノース(2020年春開業予定)(公式サイト)
^ 「カハラ」ブランドで、ラグジュアリーホテルを世界展開へ 2020 年夏、「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」が誕生 (PDF) (リゾートトラスト株式会社 2017年10月16日)
^ MM21の新国際展示場、PFI方式で整備へ 20年度開業見通し(日本経済新聞 2014年3月21日)
^ 横浜市 新たなMICE施設整備、PFIで(建通新聞<神奈川> 2014年3月24日)
関連項目
- 日本の見本市会場一覧
- コンベンション・センター
- MICE
- 横浜みなとみらい21
- ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル
- ぷかりさん橋
- 臨港パーク
外部リンク
パシフィコ横浜(公式サイト)
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