上杉千年
上杉 千年(うえすぎ ちとし、1928年 - 2009年8月4日[1])は、日本の歴史学者、高等学校教諭。新しい歴史教科書をつくる会理事や職能団体「日本教師会」代表を務めていた[要出典]。
目次
1 人物
2 著書
2.1 論文
3 脚注
人物
岐阜県生まれ。1950年、國學院大學文学部史学科を卒業。高等学校の社会科教師として岐阜県・静岡県で教鞭をとる傍ら、歴史教科書問題の研究家として多くの論文を発表する。
2007年7月13日、在日アメリカ大使館に提出されたアメリカ合衆国下院121号決議全面撤回を求める抗議書にも賛同者として名を連ねた[2]。
著書
- 『教育基本法改正論』 (日本教師会出版部、1980年)
- 『教育基本法の問題点―教師と父母との教育問答』 (善本社、1984年)ISBN 4-7939-0139-5
- 『総括・教科書問題と教育裁判』 (日本教師会出版部、1990年)ISBN 4-7939-0256-1
- 『従軍慰安婦問題の経緯』 (國民會館叢書、1994年)
- 『異文化戦争としての大東亜戦争 近現代日本史入門』 (そうよう(全貌社)、1995年)ISBN 4-7938-0139-0
- 『検証「従軍慰安婦」―「従軍慰安婦」問題入門』 (そうよう(全貌社)、1996年)ISBN 4-7938-0143-9
- 『憂うべき歴史教科書の実態』 (多賀大社文化振興基金, 1997年)(多賀大社文化振興基金講演集 ; 第3輯)
- 『歴史教科書の検定と外圧』 (國民會館, 2001)(國民會館叢書 ; 39)
- 『猶太(ユダヤ)難民と八紘一宇』 (展転社、2002年)ISBN 4-88656-207-8
- 『南京「虐殺」研究の最前線. 平成15年版―日本「南京」学会年報』 (東中野修道編著、展転社、2003年)ISBN 4-88656-238-8
- 『南京「虐殺」研究の最前線. 平成16年版―日本「南京」学会年報』 (東中野修道編著、展転社、2004年)ISBN 4-88656-258-2
- 『教育基本法』 (市川昭午編著、日本図書センター、2006年)(リーディングス日本の教育と社会 ; 第4巻)ISBN 4-284-30119-5
- 『ユダヤ難民を助けた日本と日本人』 (神社新報社、2007年)ISBN 9784915265129
論文
国立情報学研究所収録論文 国立情報学研究所
脚注
^ “つくる会が採択結果について「声明」を発表 「つくる会歴史教科書」が2万冊を突破! 著作権訴訟は大局的見地から「控訴せず」”. 新しい歴史教科書をつくる会 (2009年9月3日). 2011年6月15日閲覧。
^ 抗議書への賛同者一覧