杵築市
きつきし 杵築市 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
八坂川河口の杵築城城下町 | |||||
| |||||
| 国 | |||||
| 地方 | 九州地方 | ||||
| 都道府県 | 大分県 | ||||
| 団体コード | 44210-1 | ||||
| 法人番号 | 5000020442101 | ||||
| 面積 | 280.08km2 | ||||
| 総人口 | 29,047人 [編集] (推計人口、2018年10月1日) | ||||
| 人口密度 | 104人/km2 | ||||
| 隣接自治体 | 豊後高田市、宇佐市、日出町、国東市 | ||||
| 市の木 | 豊後梅 | ||||
| 市の花 | エビネ | ||||
| 杵築市役所 | |||||
| 市長 | 永松悟 | ||||
| 所在地 | 〒873-0001 大分県杵築市大字杵築377番地1 | ||||
| 外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
■ ― 市 / ■ ― 町・村 | |||||
| ウィキプロジェクト | |||||
杵築市(きつきし)は、大分県の北東部に位置する市。
目次
1 地理
1.1 隣接する市町村
1.2 人口
1.3 地名
2 歴史
2.1 近現代
3 市政
3.1 歴代市長
4 公共機関
4.1 国の出先機関
4.2 警察
4.3 裁判所
4.4 図書館
5 産業
5.1 主要生産品・特産品・地酒
6 教育
6.1 高等学校
6.2 中学校
6.3 小学校
7 交通
7.1 鉄道
7.1.1 廃止路線
7.2 バス
7.3 道路
7.3.1 有料道路
7.3.2 一般国道
7.3.3 主要地方道
8 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
8.1 名所旧跡など
8.2 祭事・催事
8.2.1 盆踊り
9 杵築市出身の著名人・有名人
10 その他
10.1 郵便番号
10.2 市外局番
11 脚注
12 外部リンク
地理
大分市と別府湾を挟んだ北向かい、国東半島の南端部に位置する。陸路では大分市中心部から約35kmの距離がある。市域の南部から南東部にかけて別府湾に面しており、南東部には守江湾と呼ばれる小さな湾がある。市域北部・西部は山地である。宇佐市と隣接する立石峠は旧豊後国と豊前国との境界である。
隣接する速見郡日出町、別府市とは、かつて同じ速見郡として歴史や文化を共有してきたことから、「別杵速見(べっきはやみ)」「別速杵(べっそっき)地区」と呼ばれ、市民生活や文化面での結びつきが強い。また大分市との結びつきも強い。しかし、日出町とは平成の大合併での合併協議が決裂した経緯がある。
隣接する市町村
- 豊後高田市
- 宇佐市
- 国東市
速見郡日出町
人口
| 杵築市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 杵築市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 杵築市 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
杵築市(に相当する地域)の人口の推移![]() ► | |
総務省統計局 国勢調査より | |
地名
全域で明治以来の大字を継承する。平成の大合併より前の市域は「杵築市」の次に大字がつくが、旧山香町は大字の前に「山香町」、旧大田村は「大田」がつく。
- 杵築(旧杵築町)
- 馬場尾(旧杵築町)
- 南杵築(旧杵築町)
- 宮司(旧杵築町)
- 大内(旧大内村→杵築町)
- 猪尾(旧東村→杵築町)
- 片野(旧東村→杵築町)
- 熊野(旧東村→杵築町)
- 岩谷(旧北杵築村)
- 大片平(旧北杵築村)
- 鴨川(旧北杵築村)
- 船部(旧北杵築村)
- 溝井(旧北杵築村)
- 相原(旧八坂村)
- 中(旧八坂村)
- 日野(旧八坂村)
- 本庄(旧八坂村)
- 八坂(旧八坂村)
- 狩宿(旧奈狩江村)
- 奈多(旧奈狩江村)
- 守江(旧奈狩江村)
- 横城(旧奈狩江村)
- 山香町
- 内河野(旧中山香町)
- 野原(旧中山香町)
- 小武(旧東山香村)
- 倉成(旧東山香村)
- 広瀬(旧東山香村)
- 久木野尾(旧上村)
- 日指(旧上村)
- 山浦(旧山浦村)
- 吉野渡(旧山浦村)
- 下(旧立石町)
- 立石(旧立石町)
- 向野(旧立石町)
- 南畑(旧南端村)
- 大田
- 石丸(旧田原村)
- 小野(旧田原村)
- 沓掛(旧田原村)
- 永松(旧田原村)
- 白木原(旧朝田村)
- 波多方(旧朝田村)
- 俣水(旧朝田村)
歴史
江戸時代は杵築藩松平氏3万2000石の城下町として栄え、廃藩置県まで国東半島の政治・経済の中心地であった。
日出藩の分家、交代寄合旗本木下氏の陣屋が山香町の立石陣屋に置かれた。
近現代
1889年4月1日 町村制施行により、現在の市域にあたる以下の町村が発足。
速見郡
杵築町 ← 杵築村、南杵築村、馬場尾村、宮司村- 東村 ← 片野村、猪尾村、熊野村
- 八坂村 ← 八坂村、中村、相原村、日野村、本庄村
- 北杵築村 ← 溝井村、鴨川村、岩谷村、船部村、大片平村
- 中山香村 ← 内河野村、野原村
- 東山香村 ← 広瀬村、小武村、倉成村
- 上村 ← 日指村、久木野尾村
- 立石村 ← 立石村、下村、向野村
- 山浦村 ← 山浦村、吉野渡村
東国東郡- 大内村 ← 大内村
- 奈狩江村 ← 奈多村、狩宿村、守江村、横城村
西国東郡- 朝田村 ← 俣水村、波多方村、白木原村
- 田原村 ← 沓掛村、永松村、小野村、石丸村
1898年9月27日 【町制施行】立石村 → 立石町
1933年4月1日 【編入】大内村 → 杵築町
1936年1月1日 【編入】東村 → 杵築町
1938年10月1日 【町制施行】中山香村 → 中山香町
1951年4月1日 【新設合併】中山香町・東山香村・上村 → 山香町
1954年10月1日 【新設合併】朝田村・田原村 → 大田村
1955年3月31日 【新設合併】山香町・立石町・山浦村 → 山香町- 1955年4月1日 【新設合併・市制施行】杵築町・八坂村・北杵築村・奈狩江村 → 杵築市
- 1955年8月1日 【編入】南端村の一部地域 → 山香町
2005年10月1日 【新設合併】杵築市・速見郡山香町・西国東郡大田村 → 杵築市
市政
- 市長:永松悟(2013年10月23日就任、1期目)
歴代市長
- 初代:八坂恭介(2005年10月23日 - 2013年10月22日、2期)
- 2代:永松悟(2013年10月23日 - 1期)
公共機関
国の出先機関
- 大分地方法務局杵築支局
警察
大分県警察杵築日出警察署- 杵築幹部交番
- 八坂警察官駐在所
- 大田警察官駐在所
- 山香上警察官駐在所
- 山香中警察官駐在所
- 立石警察官駐在所
裁判所
大分地方裁判所杵築支部
大分家庭裁判所杵築支部- 杵築簡易裁判所
図書館
- 杵築市立図書館
産業
農林水産業が柱だが、大分空港と大分市・別府市の中間に位置するという好条件から、大分キヤノンマテリアルなど先端技術産業が立地している。
主要生産品・特産品・地酒
みかん(ハウスみかん)
デコポン、アンコール、マーコット- きつき茶
- 半導体
- 智恵美人(日本酒)
教育
杵築高等学校
高等学校
- 大分県立杵築高等学校
中学校
- 市立
- 杵築中学校
- 宗近中学校
山香中学校 (2009年4月1日、(旧)山香中学校、北部中学校、上中学校の3校が統合。2010年4月1日、大田中学校と統合。)
小学校
- 市立
- 豊洋小学校
- 護江小学校
- 大内小学校
- 杵築小学校
- 東小学校
- 八坂小学校
- 北杵築小学校
- 東山香小学校
- 山香小学校
- 立石小学校
- 上小学校
- 山浦小学校
- 向野小学校
- 朝田小学校
- 田原小学校
- 小野分校
交通
最寄の空港は大分県国東市にある大分空港。
- 空港特急バス大分交通「エアライナー」
鉄道
九州旅客鉄道(JR九州)
日豊本線
立石駅 - 中山香駅 - 杵築駅
- 中心駅は杵築駅だが、市の中心部から大きく離れているため、同駅から市街地へは路線バスを使う。
廃止路線
- 国東鉄道(のちの大分交通国東線)
バス
- 空港特急バスエアライナー(大分交通)
- 停留所は大分空港道路杵築ICにある。
大分交通グループ(国東観光バス)
- 中心部に杵築バスターミナルがある(旧国東線・杵築市駅)。
コミュニティバス
- 杵築市コミュニティバス
道路
有料道路
大分空港道路 - 杵築インターチェンジ
大分自動車道 (通過)
宇佐別府道路 (通過)
一般国道
- 国道10号
- 国道213号
主要地方道
- 大分県道24号日出山香線
- 大分県道31号山香国見線
- 大分県道34号豊後高田安岐線
- 大分県道42号山香院内線
- 大分県道49号大田杵築線
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
名所旧跡など
酢屋の坂
杵築城
白鬚田原神社
小熊山古墳・御塔山古墳
七双子古墳群 - 大字本庄字七双子から大字溝井字野田にかけて存在する古墳群。歴史的価値が高く、1961年(昭和36年)に行われた大規模調査では勾玉などが多数発掘された。- 旧城下町 - 国の重要伝統的建造物群保存地区(杵築市北台南台伝統的建造物群保存地区)として選定された北台・南台[1]に侍屋敷、その谷間に町家が続く景観は、往時の面影を残す。
杵築城 - 天守台跡に模擬天守
カブトガニ生息地- 若宮八幡社
- 白鬚田原神社
- 羽門の滝
- 轟地蔵
- 横岳自然公園
波多方峠 - 旧道からの眺め- 甲尾山
清水寺の霊水 - 豊の国名水15選
水ノ口湧水 - 豊の国名水15選
祭事・催事
きつきお城まつり(5月)
ツール・ド・国東(5月)
天神祭(7月)
国東半島きつきトライアスロン(9月)
城下町健康歩行ラリー(10月)
どぶろく祭り:10月17日・18日(白鬚田原神社)- 若宮八幡社例大祭(12月)
盆踊り
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杵築市は、古くから盆踊りの盛んな地域であり、現在でも昔の踊りが残っている。殊に、山香は、テンポの速い踊りで有名で「山家踊り」などと呼ばれたものである。「よんべ山香の踊りをみたら…」で始まる口説き文句は広く知られており、いかに踊り熱心であったかがうかがわれる。現在でも、庭入りこそ行わなくなったものの盆踊りは盛んである。「供養踊り」「地蔵踊り」を分けて、2回盆踊りを行う地区もあるし、昔は、「お大師様の踊り」「八朔踊り」果ては「供養踊りの練習」などと名目を作って、何回も踊る地区も多かった。
以下、盆踊り唄を列挙する。
- 三つ拍子 - 市内全域で踊る。杵築の盆踊りの定番である。近隣の町でも踊る。
- レソ - 山間部で踊る。急テンポの踊りで、山浦地区には古い型が残る。別名「さえもん」。県を代表する踊りの一つ。
- 六調子 - 悠長な踊り。旧杵築市全域で踊る。なお、県北で踊る急テンポの六調子とは全く別の曲である。近隣の町でも踊る。
- 二つ拍子 - 太田と山香で踊り方や口説きの著しく異なる踊り。
- 豊前踊り - 主に、山香で踊る。六調子、二つ拍子と同系統の曲である。
- セーロ - 市内全域で踊るが添え物的なものである。別名「ヤッテンサンノ」。
- らんきょう坊主 - 向野地区に残る踊り。
- 一つなえ - 倉成地区に残る踊り。
- 粟踏み - 小武地区に残る踊り。
- ベッチョセ - 加貫地区でのみ踊る急テンポの踊り。県内でも加貫でしかみられない。
- マッカセ - 山間部に踊る所がある。県北を代表する踊りの一つ。
- さえもん - 旧杵築市全域で踊る。大分県内各地で踊るが、曲や踊りは多様である。(レソとは異なる。つまり杵築市内には大きく分けて2種類のさえもんがあるということ。昔は、大字大方平の一部では両方踊ったが今はどちらかしか踊らない。)
これらの唄で、一般に七・七調の段物を口説く。「鈴木主水」「阿波の鳴門」「四谷怪談」などの他に、「七島の由来」「孝子平助」「阿南清兵衛」「高熊山霊験」「田染」など、地域に根ざした口説きが伝承されている。
なお、「さえもん」「ベッチョセ」「らんきょう坊主」「一つなえ」および一部地域の「レソ」は、七・七・七・五の切り口説きである。
以下の踊りは、昔は踊っていたが現在は廃れているものである。大分県内の他の地域にはまだ残っている場合が多い。
猿丸太夫、浦辺の唐芋、団七、三勝、小町踊り、銭太鼓、かげ踊り、ばんば踊り他。特に団七踊りは、ひと頃は隆盛を極めたが、男・女・男の3人組み踊りというめずらしい形態のうえ道具がいるので、戦後は一気に廃れてしまった。
杵築市出身の著名人・有名人
重光葵(外交官・元外務大臣) - 生まれは大野郡三重町(現豊後大野市)。3歳の時に父の実家の杵築に移住。
綾部健太郎(衆議院議長)
田原隆(政治家、元法務大臣)
金丸鉄(法政大学の前身、東京法学社の設立者)
伊藤修(法政大学の前身、東京法学社の設立者)
麻田剛立(藩医・天文家)
河合操(陸軍大将、参謀総長、枢密顧問官)
堀悌吉(海軍中将、山本五十六の親友)
豊田隈雄(海軍大佐)
豊田副武(海軍大将、連合艦隊司令長官)
佐野学(昭和初期の日本共産党委員長)
物集高世(豊後国出身の国学者)
物集高見(豊後国出身の国学者、物集高世の長男)
庄武憲太郎(作詞家、代表作「大分県行進曲」)
安部友恵(マラソン選手)
安藤正彦(プロバスケットボール選手)
後藤郁(女優、タレント、元アイドリング!!!)
阿部海大(プロサッカー選手、ファジアーノ岡山所属)
平石洋介(元プロ野球選手、現東北楽天ゴールデンイーグルス監督)
その他
郵便番号
- 旧杵築市・旧大田村:杵築郵便局 (873-00xx,873-8xxx,879-09xx)
- 旧山香町:山香郵便局 (879-13xx)
市外局番
- 旧杵築市:0978(60〜69,90〜99, 杵築MA)
- 旧大田村:0978(20〜59, 豊後高田MA)
- 旧山香町:0977(20〜89, 別府MA)
脚注
^ 杵築市ホームページ
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 杵築市観光協会
杵築市 (@kitsukicity) - Twitter
探訪 日本唯一のサンドイッチ型城下町産経新聞撮影
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