コネクションレス型通信


コネクションレス型通信とは、Datagram(データグラム)とも呼ばれる、経路確保などの事前のやり取り(コネクションの確立)無しに、データ送信を開始するパケット通信の方式である。


TCP/IPにおけるUDPで用いられている。



特徴


Virtual Callと比較して、以下の点が特徴である。



  • 通信プロトコルが単純になる。

  • 宛先情報などパケットのヘッダが大きくなり、通信効率が悪い。

  • 経路が予め確保されていないため、交換処理が複雑になる。

  • 上位プロトコルで、受信パケットの順序の整列、未着・破損パケットの再送信、などを行う必要がある。


関連項目



  • コネクション型通信 - 経路確保などの事前のやり取り(コネクションの確立を行ってからデーター送信を開始するパケット通信、TCP/IPにおけるTCP



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