カーネリアン
カーネリアン(carnelian)は、鉱物の一種で、玉髄(カルセドニー)の中で赤色や橙色をしており、網目模様がないもの。紅玉髄(べにぎょくずい)ともいう。網目模様があるものを瑪瑙と呼ぶ。
目次
1 産出地
2 性質・特徴
3 用途・加工法
4 サイド・ストーリー
5 関連項目
6 外部リンク
産出地
主な原産地はインド(グジャラート州)、ブラジル等。
性質・特徴
鉱物学的性質・特徴については「石英」を参照
化学式は SiO2(二酸化ケイ素)。モース硬度で 6.5 - 7。比重は 2.61。
用途・加工法
他の玉髄などと同様、工芸品や彫刻の材料、印鑑や印章、アクセサリー等に使用されている。
サイド・ストーリー
インダス文明(ドーラビーラ)は、この鉱物を材料とするビーズを加工して繁栄をきわめたことで知られる。
カーネリアンはパワーストーンとしても有名で、活力を与える鉱物とされている。ナポレオンやマホメットもこれで印章を作らせている。
ルビーと同じく7月の誕生石とされており、4月27日の誕生日石ともされている。
石言葉は、勇気・友情・連帯・喜び・落ち着き・精神バランスなど。
carnelianは、ラテン語で「肉」を意味する carnis に由来するといわれている。
関連項目
- 鉱物の一覧
宝石、宝石の一覧
鉱物 - 酸化鉱物 - 石英 - 玉髄- 二酸化ケイ素
- ナポレオンの印章
外部リンク
Carnelian, MinDat.org, http://www.mindat.org/show.php?id=9333 2012年3月31日閲覧。 (英語)
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