筑陽学園中学校・高等学校
筑陽学園中学校・高等学校 | |
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過去の名称 | 九州家政女学校 筑陽女学校 筑陽女子商業学校 筑陽女子高等学校 太宰府高等学校 |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人筑陽学園 |
校訓 | 人を愛し人に愛される人間 |
設立年月日 | 1923年 |
創立者 | 新田ミツ |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 併設型 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 単位制 |
設置学科 | 普通科 デザイン科 中高一貫科 |
学期 | 3学期制 |
高校コード | 40532K |
所在地 | 〒818-0103 |
福岡県太宰府市朱雀五丁目6番1号 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
筑陽学園中学校・高等学校(ちくようがくえんちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、福岡県太宰府市朱雀五丁目にある私立中学校・高等学校。学校法人筑陽学園が運営する。
目次
1 高等学校の設置学科
1.1 各学科・クラスの特色
2 沿革
3 教育方針
3.1 校訓
4 通学手段など
5 主な卒業生
5.1 プロ野球選手
5.2 サッカー選手
5.3 競輪
6 関連項目
7 外部リンク
高等学校の設置学科
- 全日制課程
普通科- 進学クラス
- 特別進学クラス
- 特別進学Sクラス
- 特別進学S選抜クラス(平成29年度より新設)
- デザイン科
- 中高一貫科
各学科・クラスの特色
- 進学クラス
- 他の学科と比べると部活と勉強の両立のし易い学科であり、サッカー部や野球部などの部活動生が多く所属している。進学クラスの中には部活動クラスというものがあり、部活動奨学生も多く所属している。特にサッカー部などの部員は指定校推薦で有名私大に推薦入学する生徒もいる。制度上、希望者は特進クラスに上がることも出来る。他のクラスと比べると、比較的補習や授業数が少なく、中間や期末試験の問題なども特進や特進Sクラスとは違うものを与えられることが多い。
- 特別進学クラス
- 1クラスあたり40人ほどの、地方国立大や有名私大を目標としたクラスで、進学クラスよりも授業数や補習が多い。部活動に所属している生徒も多いが、放課後補習などで部活に遅れることがある。特進クラスの最上位の成績を収める生徒は、九州大学などの難関国公立大に合格している。こちらも、希望者は特進Sクラスに上がることも出来る。また、夏期・冬期・春期とそれぞれの休み期間に特別補習が組まれており、1年次の夏期補習には勉強合宿という行事に参加する必要がある。2泊3日ほどの日程で行われる。基本は1学年2〜3クラス程度設けられる。特定の教科では、特進Sクラスとの合同授業が2年次から始まる。
- 特別進学Sクラス
- 1クラスあたり30人ほどの、難関国立・私立大を目標としたクラスで、学業を最優先とするカリキュラムが組まれている。朝補習や放課後補習はほぼ毎日実施され、そのため部活動に所属することが難しく、入部率は二割に満たないことが多い。毎年九州大学に合格者を出し、その他の国公立大や私立大にも多数合格者を出している。また数年間隔で、京大や東大などの最難関大学にも合格者を出す。特進クラスと同様に勉強合宿や長期休み期間の補習が実施されており、特進クラスと違い、夏期の勉強合宿には2年生も参加する必要がある。3年生は希望制となっているが、様々な事情で参加しなければいけない状況もあるようである。所属する多くの生徒がS・A・Bいずれかの学力奨学生であり、学費などの免除を受けている。そのため、定期テストや模試などの成績によって算出されるポイントで、来年度の奨学生更新の可否が決まる制度がある。
- 中高一貫科
- 中高6年間の一貫教育で、中学3年の夏ごろから高校分野の授業が始まる。また中学生の修学旅行先はニュージーランドのクライストチャーチであり、3週間ほどのホームステイをして過ごす。中学1年次から朝補習が実施されている。高校進学時に普通科やデザイン科に転科する生徒も多く、年度によっては1クラスしか存在しないこともある。
- デザイン科
- 美術やデザインという専門的な内容を学ぶことを目標としたクラスで、美大や専門学校への進学者が多い。また様々な賞を受賞する生徒も多く、特色のある学科である。
- 学科の識別
生徒がどの学科に属しているかは、ネクタイやリボンの色で見分けることが出来る。普通科は銀色、デザイン科は赤色、中高一貫科は金色のラインがそれぞれのネクタイやリボンについている。
沿革
1923年 - 九州家政女学校として創立。
1935年 - 筑陽女学校と改称。
1944年 - 実業学校の財団法人筑陽女子商業学校として発足。
1948年 - 学制改革により、筑陽女子高等学校を設置。
1951年 - 財団法人筑陽女子学園を学校法人筑陽学園に改組。
1958年 - 男女共学の太宰府高等学校を設立。
1962年 - 太宰府高等学校に産業デザイン科を設置。
1965年 - 筑陽女子高等学校と太宰府高等学校を統合し、男女共学の筑陽学園高等学校が発足。
1979年 - 普通科に特別進学クラスを編成。
1991年 - 筑陽学園中学校(男女共学)を新設。
2001年 - 普通科に特別進学Sクラスを編成。
2003年 - 高等学校硬式野球部が、第85回全国高等学校野球選手権大会に初出場。(東北高校に敗れた)
2003年 - 高等学校サッカー部が第82回全国高等学校サッカー選手権大会に出場。初出場ながら準優勝(決勝で国見に敗れた)。
2004年 - 創立80周年を迎える。
2007年 - 春季九州地区高校野球大会で初優勝
2008年 - 中学校サッカー部が全国中学校サッカー大会で準優勝。高等学校サッカー部が第87回全国高等学校サッカー選手権大会に出場(第3回戦で四日市中央工に敗れた)。
2009年 - 春季九州地区高校野球大会で2年ぶり2回目の優勝、高等学校硬式野球部が、6年ぶりに決勝進出し、準優勝
2017年 - 普通課に特別進学S選抜クラスを編成。
2018年 - 秋季九州地区高校野球大会で初優勝、明治神宮野球大会に九州地区代表として初出場。
教育方針
校訓
- 人を愛し人に愛される人間
通学手段など
- 最寄り鉄道駅など
西鉄天神大牟田線(都府楼前駅より徒歩約12分、西鉄二日市駅より徒歩約15分)
西鉄バス400系統 筑陽学園前バス停下車すぐ(博多駅(博多バスターミナル2階24番のりば)、呉服町駅、筑前町、朝倉市から乗車)
糟屋地区にはスクールバスを運行
主な卒業生
山崎銀之丞(ラジオパーソナリティー、俳優)
安岡信一(ミュージシャン・唄人羽)
松嶋啓介(ミシュラン 一つ星シェフ)
ひのもとめぐ(漫画家)
宮田聡子(ファッションモデル、タレント)
原田進(グラフィックデザイナー)
豊原慎二(福岡放送アナウンサー)
プロ野球選手
野口理夫(元プロ野球選手)
伴義太郎(元プロ野球選手)
工藤慎明(元プロ野球選手)
長野久義(プロ野球選手・広島東洋カープ)
谷川昌希(プロ野球選手・阪神タイガース)
サッカー選手
名前 | 生 | 卒 | 出身 | Pos | 進路 | 主な所属 | 現在の所属 |
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久藤清一 | 1974 | 1992 | 兵庫県尼崎市 | MF | ジュビロ磐田 | ジュビロ磐田 | 現役引退 |
大場啓 | 1976 | 1994 | 福岡県朝倉郡筑前町 | MF | 大塚製薬 | 徳島ヴォルティス | 現役引退 |
久保竜彦 | 1976 | 1994 | 福岡県朝倉郡筑前町 | FW | サンフレッチェ広島F.C | サンフレッチェ広島F.C | 現役引退 |
吉瀬広志 | 1983 | 2001 | 福岡県春日市 | DF | コンサドーレ札幌 | コンサドーレ札幌 | 現役引退 |
桑原剛 | 1985 | 2003 | 福岡県福岡市 | MF | コンサドーレ札幌 | コンサドーレ札幌 | 現役引退 |
野田紘史 | 1986 | 2004 | 福岡県久留米市 | DF | 阪南大学 | 浦和レッズ | ツエーゲン金沢 |
牟田雄祐 | 1990 | 2008 | 福岡県福岡市 | DF | 福岡大学 | 名古屋グランパス | 京都サンガ |
大武峻 | 1992 | 2010 | 福岡県朝倉郡筑前町 | DF | 福岡大学 | 名古屋グランパス | アルビレックス新潟 |
金森健志 | 1994 | 2012 | 福岡県福岡市 | FW | アビスパ福岡 | アビスパ福岡 | 鹿島アントラーズ |
競輪
井上昌己(競輪選手、アテネオリンピック (2004年)銀メダル)
児玉碧衣(女子競輪選手)
関連項目
- 福岡県中学校一覧
- 福岡県高等学校一覧
- 日本の美術科設置高等学校一覧
実業学校 - 旧制中等教育学校の一覧 (福岡県)
外部リンク
- 学校法人筑陽学園筑陽学園中学・高等学校
- 筑陽学園高等学校
- 筑陽学園中学校
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