ナマ・イキVOICE
ナマ・イキVOICE | |
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ジャンル | 情報番組 |
出演者 | 庄村奈津美 美川愛実 高塚まい |
オープニング | 「レモン」伊藤ゴロー feat.原田知世(2010年 - ) |
エンディング | 月替わり |
製作 | |
制作 | 鹿児島テレビ放送 |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1990年5月5日 - |
放送時間 | 土曜日18:30 - 19:00 |
放送分 | 30分 |
回数 | 1280[1] |
ナマ・イキVOICE |
『ナマ・イキVOICE』(ナマイキボイス)は、鹿児島テレビ放送(KTS)制作の女性向け情報番組である。制作局の鹿児島テレビ放送では、1990年5月5日に放送が開始された。鹿児島県のローカル番組としては南日本放送の『どーんと鹿児島』に次ぐ長寿番組である。
目次
1 番組概要
2 放送時間
2.1 特別番組
2.2 放送時間の変更・休止
3 司会者
3.1 過去の司会者
3.2 ナレーション
4 テーマ曲
5 スタジオ
6 放送形態
7 エピソード
8 タイトルの由来
9 脚注
10 外部リンク
番組概要
鹿児島テレビ(KTS)の女性社員が結集して「女性による女性のための番組」を模索。鹿児島在住の女性達を「ナマ・イキ倶楽部員」として呼び集め、視聴者参加型番組としてスタートした。2002年からはCSチャンネルでも放送されている。
また開始当初の番組タイトルは『ナマ・イキVOICE』に続けて「100%女性倶楽部」との副題が付されていた。
初期は湾岸戦争を取り上げるなど硬派な企画も放送されたが[2]、次第に女性向けの生活情報へとシフトした。絵画・彫刻等のアーティストの発表の場を提供する「アートマーケット」や毎年7月に放送される鹿児島県内のいい男を探す「ひこぼしに会いたい」は番組恒例となっている。その中でナマイキ倶楽部員と多くのイベントを展開し、特に米作りを行った「女子コメ部」の活動は2010年にギャラクシー賞(報道部門)を受賞した。番組スタッフは2000年度の放送ウーマン賞も受賞している[3]。
2010年3月27日の放送で、KTSでの放送回数1000回を達成した[4]。
放送時間
- 土曜日18:30 - 19:00(JST、生放送)
『もしもツアーズ』『めちゃ×2イケてるッ!』のスペシャルや『FNSの日』などの特別番組が18:30に始まる週には18:00 - 18:30に繰り上げて放送されている。また、キー局のフジテレビの土曜日18時台の前半は『ミュージックフェア』の放送時間帯であるが、鹿児島テレビ放送ではスポンサーの都合により『さまぁ〜ずの神ギ問』(2016年11月19日までは『さんまのまんま』)が放送されている。
特別番組
- 年末年始の通常放送は基本的に休止され、年始1月2日の昼間のローカル枠(キー局のフジテレビではドラマの一挙再放送を行っている枠)を使い新春スペシャルが放送されている。
- 2017年は新春スペシャルは放送されなかった。
- 「KTSの日」実施日は同特番内でコーナーとして本番組が放送される場合がある、その場合18:30の放送枠は遅れネット番組で穴埋めされる。
- 2015年11月13日19:00-19:54に25周年記念の特別番組『ナマ・イキVOICE 25年で女も結構変わったよ!スペシャル』が放送され、初代MCと12代目MCの対談VTRが放送された。[5]
放送時間の変更・休止
特別番組が放送されることに伴い本番組が大幅な繰り上げ、または休止されることがある。以下はその例である。
- 1993年8月7日は前日に鹿児島市周辺を襲った8・6水害の影響で休止された[6]。
- 2010年11月6日は『プロ野球日本シリーズ第6戦 中日×千葉ロッテ』中継のため公開生放送は行われず、16:55 - 17:25にて総集編『ナマ・イキhistory』を放送した。
- 2011年3月12日[7]は、前日に発生した東日本大震災の報道特別番組により休止された。
- 2012年8月4日はロンドンオリンピック中継のため公開生放送は行われず、16:55 - 17:25にて2012年5月26日に放送した「台湾オンナ二人旅」の特別編が放送された。
- 2016年4月16日は、前々日から発生した平成28年熊本地震の報道特別番組[8]により休止される[9]。
司会者
- 代数のカウントは片方が交代したものもカウントする。
2016年4月2日[10] -
庄村奈津美(KTSアナウンサー・12代目[1](2011年4月2日 -)・13代目MC)
美川愛実(KTSアナウンサー・13代目MC)
高塚まい(KTSリポーター、12代目MC後期から番組リポート担当)
過去の司会者
青木隆子(初代司会・現同局報道記者)
加茂川里美(〃・一旦退社後、2015年に再入社・現まるごとかごしま ゆうテレ!MC)
福留かおり(1996年 - 2004年3月)
坂口果津奈( - 2006年3月)
戸越亜希子(2006年4月 - 2008年6月)
中西真貴(2004年4月 - 2011年3月・11代目MC[11])
武田みどり(2008年7月 - 2011年3月・11代目MC[11])
井上彩香(KTSアナウンサー、12代目MC時代に番組リポート担当)
みえかおり(2011年3月までは番組リポーター・12代目MC[1]・2011年4月2日 - 2016年3月26日)
福留、武田はKTS専属タレント。他はKTSアナウンサー(いずれも当時)。他にも多くの女性アナウンサー・専属タレントがレポーターとして出演した。
ナレーション
基本的にナレーションも司会者が兼務するが、一部VTRを山本慎一や上片平健、小鍛冶宏将など男性アナウンサーも担当することがある。
テーマ曲
- 「レモン」伊藤ゴロー feat.原田知世(2010年 - 現在)2016年4月2日放送分から、曲調をアレンジした上で引き続き使用されている。2017年4月以降並行して使用されていたオープニングアニメーションが廃止、「レモン」はスタジオパート冒頭のみで使用されている。原田のアルバム『noon moon』収録。
スタジオ
2003年1月18日まで…鹿児島商工会議所ビル1階JALスタジオから公開生放送[12]
2006年3月まで…鹿児島テレビ本社内スタジオから録画放送- 2006年4月8日から現在…鹿児島テレビ放送局内1階ロビーから公開生放送、これに合わせてロビーが大幅にリニューアルされた。
放送形態
ホームドラマチャンネルの無料放送番組『インターローカルアワー』枠(毎週日曜日6:30 - 6:55)でも放送されているため、鹿児島県外でも視聴可能である。- 番組はハイビジョン制作。ホームドラマチャンネルHDでは2011年11月までは標準画質に変換され、スーパー額縁放送で放送された。
- 鹿児島テレビでは生放送であるが、ホームドラマチャンネルの放送では放送内容が編集されることがある。また、新春スペシャルなど時間が拡大された場合、その回はホームドラマチャンネルでの放送は行われていない。
エピソード
鹿児島市中央公園の愛称の募集が本番組で行われ、1994年7月16日放送分にて同公園の愛称について「テンパーク」と名付けられた。[1]- エンディングは天文館を歩く女性の姿のVTRを毎週撮影し放送している、アミュプラザ鹿児島開業後一時期に限り鹿児島中央駅周辺での撮影を行った。
- アミュプラザ鹿児島開業後から、番組本編終了後に45秒間コーナー「AMU's STYLE」を開始(2015年現在は「My Amu」として放送、いずれもKTSでの本放送のみであり月曜日の再放送とインターローカルTVでは放送されない)。
タイトルの由来
- 「ナマ・イキ」とは「生意気」ではなく「ナマ(放送)でイキます」の意。
- 開始前、番組タイトルが「世の中をバカにしている」と上層部から突き返されたが、「認められないなら、いい番組づくりができるとは考えられない。」と説得、上層部もOKを出した。[13]
脚注
- ^ abcd2015年11月13日19:00から放送『ナマ・イキVOICE 25年で女も結構変わったよ!スペシャル』より。
^ [1]20周年OAより
^ “放送ウーマン賞歴代受賞者”. 日本女性放送者懇談会(SJWRT). 2016年6月18日閲覧。
^ ホームドラマチャンネルでの放送における放送回数は、『インターローカルアワー』やインターローカルTV、さらにその前身であるAQステーションで放送を開始してからの通算の回数としているため、KTSでの放送回数とは異なる。
^ 当初は鹿児島市中央公園で公開生放送を行う予定だったが、悪天候のため通常通り鹿児島テレビ内1階ロビーから公開生放送が行われた。
^ 2010年5月1日放送 20周年SPより。
^ この日は、九州新幹線の全線開業日であり、本番組でも鹿児島から新幹線を乗り継ぎ青森へ向かう企画が2週にわたり放送される予定で、リポーターを担当した中西真貴は、青森から東京へ戻り鹿児島へ帰る途中の新幹線車内で震災に遭遇した。企画は当初の放送予定から1週遅れで放送され、その際に中西が売り歩いた「かごしま女子本」の収益は被災地へ寄付された。
^ ktstvのツイート(721124816091111425)
^ namaiki_vのツイート(721141062098673664)
^ “KTSの番組がリニューアル!|ピックアップかごしま|番組情報|KTS 鹿児島テレビ放送株式会社”. 鹿児島テレビ. 2016年3月19日閲覧。- ^ ab2006年12月28日17:00から放送「鹿児島を見つめて38年、そして未来へ」にて言及
^ 登山用品店やコンビニエンスストアを経て、2015年現在は空き店舗となっている
^ 『FNS九州』、1992年
外部リンク
ナマ・イキVOICE(鹿児島テレビ放送公式サイト)
ナマ・イキVOICE (@namaiki_v) - Twitter
NHK放送文化研究所のインタビュー (PDF)
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