カペラステークス
カペラステークス Capella Stakes[1] | |
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開催国 | 日本 |
主催者 | 日本中央競馬会 |
競馬場 | 中山競馬場 |
創設 | 2008年12月14日 |
2015年の情報 | |
距離 | ダート1200m |
格付け | GIII |
賞金 | 1着賞金3500万円 |
出走条件 | サラ系3歳以上(国際)(指定) |
負担重量 | 別定 |
出典 | [2][3] |
カペラステークスは、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。
競走名の「カペラ(Capella)」はラテン語で「牝の仔ヤギ」を意味し、ぎょしゃ座のα星をさす。カペラ・アルデバラン・リゲル・シリウス・プロキオン・ポルックスで「冬のダイヤモンド」を構成している[4]。
正賞は地方競馬全国協会理事長賞[2][3]。
目次
1 概要
1.1 競走条件
1.2 賞金
2 歴史
2.1 年表
2.2 歴代優勝馬
3 脚注
3.1 参考文献
3.2 注釈
3.3 出典
3.3.1 各回競走結果の出典
4 外部リンク
概要
秋季競馬でのダート短距離競走の充実を図る観点から、2008年に新設された[5]。
創設時から地方競馬所属馬・外国馬がともに出走可能となっている[5]。
競走条件
以下の内容は、2015年現在[2][3]のもの。
出走資格:サラ系3歳以上
- JRA所属馬
- 地方競馬所属馬(4頭まで)
- 外国調教馬(8頭まで、優先出走)
負担重量:別定
- 3歳55kg、4歳以上56kg、牝馬2kg減
- 2014年12月13日以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬3kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GII競走またはGIII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増
- 2014年12月12日以前のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増(2歳時の成績は除く)
賞金
2015年の1着賞金は3500万円で、以下2着1400万円、3着880万円、4着530万円、5着350万円[2][3]。
歴史
2008年にカペラステークスを「新設」するにあたっては、1月のガーネットステークスと、12月に行われていた2歳牝馬重賞のフェアリーステークスとのあいだで、開催時期の交換が行われた。
ガーネットステークスは1月の中山競馬場のダート1200メートルの重賞として12回の実績があったが、2008年1月の開催を最後に「廃止」され、2009年1月からはその時期にフェアリーステークスが行われることになった。一方、従前12月に行われていたフェアリーステークスは2007年12月の開催ののち、時期を移して2009年1月に行われたため、2008年は「フェアリーステークス」という名称の競走は行われなかった。カペラステークスは2008年12月に従来フェアリーステークスを行っていた時期に開催された[6]。
ガーネットステークスは「廃止」、カペラステークスは「新設」と発表されており、通例では新設重賞であれば創設から2年は格付けを獲得できないが[注 1]、カペラステークスはガーネットステークスと連続性があり事実上同一の競走と扱われ、2年目からGIII格付けを得ている。これについて主催者のJRAでは、カペラステークスがガーネットステークスの施行時期を前倒ししたものであると認めている[6]。
年表
- 2008年 - 3歳以上の馬による重賞(JpnIII)として創設、中山競馬場のダート1200mで施行[5]。
- 2009年
- 外国調教馬の出走枠が8頭に拡大[5]。
- 格付表記をGIII(国際格付)に変更[5]。
歴代優勝馬
距離はすべてダートコース。
回数 | 施行日 | 競馬場 | 距離 | 優勝馬 | 性齢 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
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第1回 | 2008年12月14日 | 中山 | 1200m | ビクトリーテツニー | 牡4 | 1:08.7 | 横山典弘 | 森秀行 | 榮義則 |
第2回 | 2009年12月13日 | 中山 | 1200m | ミリオンディスク | 牡5 | 1:09.6 | 村田一誠 | 荒川義之 | (有)社台レースホース |
第3回 | 2010年12月12日 | 中山 | 1200m | セイクリムズン | 牡4 | 1:09.7 | 幸英明 | 服部利之 | 金田成基 |
第4回 | 2011年12月11日 | 中山 | 1200m | ケイアイガーベラ | 牝5 | 1:09.1 | 秋山真一郎 | 平田修 | (株)啓愛義肢材料販売所 |
第5回 | 2012年12月9日 | 中山 | 1200m | シルクフォーチュン | 牡6 | 1:10.8 | 横山典弘 | 藤沢則雄 | (有) シルク |
第6回 | 2013年12月8日 | 中山 | 1200m | ノーザンリバー | 牡5 | 1:10.7 | 柴田善臣 | 浅見秀一 | 林正道 |
第7回 | 2014年12月14日 | 中山 | 1200m | ダノンレジェンド | 牡4 | 1:09.5 | 丸田恭介 | 村山明 | (株)ダノックス |
第8回 | 2015年12月13日 | 中山 | 1200m | キクノストーム | 牡6 | 1:09.7 | 内田博幸 | 吉田直弘 | 菊池五郎 |
第9回 | 2016年12月11日 | 中山 | 1200m | ノボバカラ | 牡4 | 1:10.2 | 内田博幸 | 天間昭一 | LS.M |
第10回 | 2017年12月10日 | 中山 | 1200m | ディオスコリダー | 牡3 | 1:11.0 | 津村明秀 | 高橋義忠 | 野嶋祥二 |
第11回 | 2018年12月9日 | 中山 | 1200m | コパノキッキング | 騸3 | 1:10.2 | 柴田大知 | 村山明 | 小林祥晃 |
脚注
参考文献
国際セリ名簿基準委員会(ICSC) - 2015 International Cataloguing Standards Book Japan
国際競馬統括機関連盟(IFHA) - 2015 Capella S.
netkeiba.com - カペラS特集
注釈
^ 原則として、格付けはその競走の過去の実績に基いて認定されるため、過去の実績がない新設競走の場合は、少なくとも2年間の実績をつみ、3年目から格付けが得られるのが通例である。
出典
^ 2015 International Cataloguing Standards Book Japan- ^ abcd“重賞競走一覧(レース別・関東) (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 43. 2015年12月8日閲覧。
- ^ abcd“平成27年第5回中山競馬番組 (PDF)”. 日本中央競馬会. 2015年12月8日閲覧。
^ “2015年第5回中山競馬特別レース名解説(第4日) (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 3. 2015年12月8日閲覧。- ^ abcde“今週の注目レース(第8回カペラステークス:歴史・プレイバック)”. 日本中央競馬会. 2015年12月8日閲覧。
- ^ ab“競馬コラム「平成21年競馬番組」”. 日本中央競馬会. 2015年12月8日閲覧。
各回競走結果の出典
- JRA年度別全成績
- (2015年)“第5回 中山競馬 第4日”. 日本中央競馬会. p. 6. 2015年12月14日閲覧。(索引番号: 33047)
- (2014年)“第4回 中山競馬 第4日”. 日本中央競馬会. p. 6. 2015年12月8日閲覧。(索引番号: 33047)
- (2013年)“第5回 中山競馬 第4日”. 日本中央競馬会. p. 6. 2015年12月8日閲覧。(索引番号: 33047)
- (2012年)“第5回 中山競馬 第4日”. 日本中央競馬会. p. 6. 2015年12月8日閲覧。(索引番号: 33047)
- (2011年)“第5回 中山競馬 第4日”. 日本中央競馬会. p. 6. 2015年12月8日閲覧。(索引番号: 34047)
- (2010年)“第5回 中山競馬 第4日”. 日本中央競馬会. p. 11. 2015年12月8日閲覧。(索引番号: 33047)
- (2009年)“第5回 中山競馬 第4日”. 日本中央競馬会. p. 11. 2015年12月8日閲覧。(索引番号: 33047)
- (2008年)“第5回 中山競馬 第4日”. 日本中央競馬会. p. 11. 2015年12月8日閲覧。(索引番号: 33047)
- netkeiba.comより
2008年、2009年、2010年、2011年、2012年、2013年、2014年、2015年、2016年、2017年
外部リンク
今週の注目レース(第11回カペラステークス) - 日本中央競馬会
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