武蔵村山市
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2014年5月) |
むさしむらやまし 武蔵村山市 | |||
---|---|---|---|
野山北・六道山公園 | |||
| |||
国 | 日本 | ||
地方 | 関東地方 | ||
都道府県 | 東京都 | ||
団体コード | 13223-3 | ||
法人番号 | 3000020132233 | ||
面積 | 15.32km2 | ||
総人口 | 71,804人 [編集] (推計人口、2018年10月1日) | ||
人口密度 | 4,687人/km2 | ||
隣接自治体 | 東大和市、瑞穂町、福生市、立川市 埼玉県所沢市 | ||
市の木 | エノキ | ||
市の花 | 茶の花 | ||
市の鳥 | メジロ | ||
武蔵村山市役所 | |||
市長 | 藤野勝 | ||
所在地 | 〒208-8501 東京都武蔵村山市本町一丁目1番地の1 北緯35度45分17.4秒東経139度23分14.5秒 | ||
外部リンク | 武蔵村山市 | ||
■ ― 区 / ■ ― 市 / ■ ― 町・村 | |||
ウィキプロジェクト |
武蔵村山市(むさしむらやまし)は、東京都の多摩地域北部にある市である。武蔵野台地の西に位置し、狭山丘陵を挟んで埼玉県と接している。
目次
1 地理
1.1 地勢
1.2 隣接する自治体
1.3 町名
2 歴史
3 人口
3.1 昼夜間人口
4 市政
4.1 市長
4.2 議会
5 国政・都政
5.1 国政
5.2 都政
6 経済
6.1 農業
6.2 工業
6.3 商業
7 国の機関
8 公共機関
9 姉妹都市・提携都市
9.1 国内
10 地域
10.1 住宅団地
10.2 教育
10.2.1 小学校
10.2.2 中学校
10.2.3 小中一貫校
10.2.4 高等学校
10.2.5 大学
10.2.6 その他の学校
10.2.7 文化施設
10.2.8 教育・福祉施設
10.2.9 運動施設
10.3 医療機関
11 交通
11.1 路線バス
11.2 道路
11.2.1 都道
12 観光
12.1 名所・旧跡
12.2 祭・イベント
13 著名な出身・ゆかりのある人物
13.1 経済
13.2 芸能人
13.3 TV・ラジオ
13.4 ゲーム業界関係者
13.5 漫画家
14 脚注
15 外部リンク
地理
地勢
市北部を狭山丘陵が西から東へ続いている。丘陵の南側は武蔵野台地の西の外れにあたり平坦な土地が広がっている。荒川水系と多摩川水系の境に当たる。市内を流れる空堀川は東流し、東村山市内で北東に向きを変えて新河岸川に注ぎ、さらには荒川に流れ込む。一方、残堀川は、昭島市、立川市を経て立日橋下流で多摩川に合流している。
隣接する自治体
- 東 - 東大和市
- 北 - 埼玉県所沢市
- 西 - 西多摩郡瑞穂町、福生市
- 福生市とは横田基地の敷地内で隣接しているため横田基地の関係者以外は直接行き来できず、瑞穂町と羽村市または立川市を経由して行くしかない。
- 南 - 立川市
町名
中藤(なかとう 〒208-0001)
神明(しんめい 〒208-0002)
中央(ちゅうおう 〒208-0003)
本町(ほんまち 〒208-0004)
学園(がくえん 〒208-0011)
緑が丘(みどりがおか 〒208-0012)
大南(おおみなみ 〒208-0013)
三ツ藤(みつふじ 〒208-0021)
榎(えのき 〒208-0022)
伊奈平(いなだいら 〒208-0023)
岸(きし 〒208-0031)
三ツ木(みつぎ 〒208-0032/0033)
残堀(ざんぼり 〒208-0034)
中原(なかはら 〒208-0035)
歴史
1889年4月1日 - 神奈川県北多摩郡中藤村・横田村・三ツ木村・岸村が成立し、4村で中藤村外三ヶ村組合が設立される。
1893年4月1日 - 三多摩地域が東京府に移管される。
1908年4月1日 - 中藤村と横田村が合併し、中藤村となる。これにより、中藤村外三ヶ村組合が中藤村外二ヶ村組合になる。
1917年4月1日 - 中藤村・三ツ木村・岸村が合併し、東京府北多摩郡村山村が成立する。
1954年11月3日 - 町制を施行し、村山町となる。
1966年 - 都営村山団地竣工を皮切りに、人口が激増する。(1965年:14,069人→1970年:41,275人)
1970年11月3日 - 市制施行。山形県村山市が既に存在するため、名称変更を行い、武蔵村山市となる。この結果、北多摩郡は消滅。
人口
武蔵村山市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 武蔵村山市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 武蔵村山市 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
武蔵村山市(に相当する地域)の人口の推移 ► | |
総務省統計局 国勢調査より |
昼夜間人口
2005年の夜間人口(居住者)は66,368人である。市外からの通勤者と通学生および居住者のうちの市内に昼間残留する人口の合計である昼間人口は59,591人で昼は夜の0.898倍の人口となり、夜間に比べて昼の人口は7千人ほど減る。
通勤者・通学者で見ると市内から市外へ出る通勤者18,851人、市外から市内へ入る通勤者は12,652人と通勤者では市外へ出る通勤者のほうが多く、学生でも市内から市外に出る通学生は2,646人、市外から市内へ入る通学生は2,068人と学生でも昼は市外へ流出する人数のほうが多い[1]。なお、国勢調査では年齢不詳の者が東京都だけで16万人おり、この項の昼夜間人口に関しては年齢不詳の人物は数字に入っていないので数字の間に若干の誤差は生じる。
市政
- 市職員数 : 386人(2012年4月1日現在)
市長
藤野 勝(ふじの まさる、3期目、任期満了日:2022年5月29日)
- 歴代市長:志々田浩太郎(1994 - 2002在任)は、全国で史上最年少の市長だった。
議会
- 定数:20人
- 議長:高山晃一(2015年5月15日就任)
- 副議長:髙橋弘志(2015年5月15日就任)
会派名 | 議席数 | 議員名 |
---|---|---|
新政会 | 7 | ◎藤野 茂、波多野健、比留間朝幸、加園一成、宮﨑正巳、田口和弘、高山晃一 |
公明党 | 6 | ◎吉田 篤、遠藤政雄、石黒照久、濱浦雪代、沖野清子、髙橋弘志 |
日本共産党 | 3 | ◎内野直樹、籾山敏夫、渡邉一雄 |
立憲村山党 | 2 | ◎鈴木 明、須藤 博 |
市民のチカラ | 1 | 木村祐子 |
清流 | 1 | 天目石要一郎 |
国政・都政
国政
衆議院小選挙区選挙では東京20区(東村山、東大和、清瀬、東久留米、武蔵村山)に属す。
近年選出の議員は以下のとおり。
第48回衆議院議員総選挙(2017年10月)
木原誠二(自由民主党)
宮本徹(日本共産党、比例復活)
都政
北多摩1区(東村山、東大和、武蔵村山)に属す。定数は3人。近年選出の議員は以下のとおり。
- 2017年7月
- 関野杜成(都民)
- 谷村孝彦(公明)
- 尾崎あや子(共産)
経済
古くからの機業地で江戸時代から昭和初期までは村山絣(かすり)という木綿の織物の一大産地だったが、他産地との競争に敗れ村山絣は衰退していった。その後伊勢崎などから新しい技術を導入し絹織物に活路を見出し村山大島紬のブランドを確立している。
農業
- ミカン・ナシ・リンゴ農園、酪農、茶畑がある。また以前は多くの田んぼがあり稲作が行われていたが、現在では多くが宅地化され数は少ない。
- 農園は武蔵村山市中藤・神明・中央・三ツ木・榎・三ツ藤に点在し、毎年収穫の時期には家族連れでミカン狩り等を楽しむ風景が見られる。
工業
株式会社天乃屋:米菓子「歌舞伎揚」で知られる本社・東京工場がある。
株式会社新川:半導体製造用精密ロボット製造販売で世界トップシェアメーカー。本社および工場が市内にある。
わらべや日洋株式会社 東京工場、村山第二工場:セブン-イレブンの弁当やおにぎり、調理パンの製造工場。
※かつて市内に存在した企業
日産自動車村山工場:地域経済に大きな役割を果していた。カルロス・ゴーン社長による経営改革の一環として閉鎖された。また、この工場はスカイラインやグロリアなど数々の名車を誕生させたプリンス自動車工業の主力工場だった事を記念し、工場跡地の一部が「プリンスの丘公園」として名前が残った。
商業
- イオンモールむさし村山
ダイエー武蔵村山店
国の機関
国立感染症研究所 村山庁舎
公共機関
- 警察
警視庁の東大和警察署が管轄しており、市内に村山、三ツ木、中藤の交番と残堀に駐在所がある。
- 消防
東京消防庁第八消防方面本部の北多摩西部消防署(東大和市)が管轄しており、市内に三ツ木出張所がある。
- 都市ガス
- 福生市に本社を置く武陽ガスがサービスを行っている。
姉妹都市・提携都市
国内
長野県下水内郡栄村
地域
住宅団地
- 国家公務員共済組合連合会むさしの第1団地 - 昭和44年 : 東京都武蔵村山市・立川都市計画事業(一団地の住宅施設)
- 都営村山団地 :緑が丘 (武蔵村山市)・立川都市計画事業(一団地の住宅施設)
- グリーンタウン武蔵村山
教育
小学校
- 市立
- 第一小学校
- 第二小学校
- 第三小学校
- 第八小学校
- 第九小学校
- 第十小学校
- 雷塚小学校(らいづか) - 五小と六小を統合し開校。
中学校
- 市立
- 第一中学校
- 第三中学校
- 第四中学校
- 第五中学校
小中一貫校
- 市立
- 村山学園 - 第四小学校と第二中学校を統合。
高等学校
- 東京都立武蔵村山高等学校
- 東京都立上水高等学校
- 拓殖大学第一高等学校
大学
東京経済大学 村山校舎
国立音楽大学(講堂のみ)
その他の学校
- 東京都立村山特別支援学校
文化施設
- 武蔵村山市民会館(さくらホール)
教育・福祉施設
- 市民総合センター
- 緑が丘ふれあいセンター
- 歴史民俗資料館
- 図書館(市内6か所)
運動施設
- 総合体育館
- 総合運動場
- 野山北公園運動場
- 大南公園野球場
- 雷塚公園野球場
- 大南公園プール
- 野山北公園プール
医療機関
国立病院機構村山医療センター(骨・運動器疾患を主としたリハビリ施設)
社会医療法人財団大和会 武蔵村山病院(市内初の総合病院)
交通
鉄道と国道が通っていない。鉄道にいたっては多摩地域の市部の中で唯一通っていない自治体でもある。なお、当市域に近い駅として、玉川上水駅・武蔵砂川駅・西武立川駅(西武拝島線/立川市)及び桜街道駅・上北台駅(多摩都市モノレール線/東大和市)がある。
新青梅街道上に計画されている多摩都市モノレール(現在は東大和市の上北台まで開通)は、国土交通省交通政策審議会答申で「2015年度までに着工することが適当な路線」と位置づけられているが具体的な計画には至っていない。なお、武蔵村山駅の用地は確保している。
また、かつて計画されていた武州鉄道が武蔵村山市内を経由する予定だった。
路線バス
- 西武バス
- 都営バス
- 立川バス
武蔵村山市内循環バス(MMシャトル)
道路
東西方向には青梅街道・新青梅街道(東京都道5号新宿青梅線)が通り、南北には立川市から所沢市に至る主要地方道である東京都道55号所沢武蔵村山立川線が通るなど道路交通の要である。
都道
主要地方道
東京都道5号新宿青梅線(青梅街道・新青梅街道)- 東京都道55号所沢武蔵村山立川線
- 東京都道59号八王子武蔵村山線
- 一般都道
- 東京都道162号三ツ木八王子線
- 東京都道253号保谷狭山自然公園自転車道線
観光
名所・旧跡
村山温泉かたくりの湯:市営の公衆浴場。ふるさと創生事業で掘り当てた温泉。
東京都立野山北・六道山公園(のやまきた・ろくどうやまこうえん):狭山丘陵の自然をそのまま公園にした自然園。
野山北公園自転車道:村山貯水池、山口貯水池建設の際、多摩川羽村堰から埋設した水道管の上に堤防用の砂利運搬のために敷設された軽便鉄道の廃線跡を利用したサイクリングロード。残堀川と交差する雑木林には、高架橋のコンクリート台座や狭山丘陵に横田、赤堀、御岳、赤坂といった鉄道用のトンネルをそのまま再利用している。多摩湖脇の立ち入り禁止区域には5号トンネルがある。
大多羅法師の井戸:日本各地に伝わる巨人伝説、デイダラボッチに纏わる史跡。デイダラボッチの足跡から湧き出てきたとされる井戸水で、日照が続いても乾かなかったとされる。現在は干上がっている。
祭・イベント
武蔵村山市観光納涼花火大会:武蔵村山市商工会主で村山温泉かたくりの湯の駐車場が会場となる。西暦にあわせて打ち上げ数が毎年1発ずつ増える。
村山デエダラまつり:市内最大のイベント。日産村山工場跡地を会場とし、農業・産業祭を観光誘致のために改称し、且つ規模を拡大した。
著名な出身・ゆかりのある人物
経済
岸上克彦 - アサヒ飲料社長、カルピス社長
芸能人
薬丸裕英 - タレント、元・シブがき隊。生まれは武蔵野市。小学校5年生から中学3年生までの時代を武蔵村山市で過ごす。
優香 - タレント。幼少時代を過ごす。
外道 - プロレスラー。
ジャンボ堀 - 女子プロレスラー。
かせむらみく - シンガーソングライター
橘花梨 - アイドル。
長井秀和 - お笑い芸人。父親は元武蔵村山市議会議員。
狩野泰一 - 篠笛奏者。
花咲ゆき美 - 演歌歌手。
今井遥 - アイススケート選手。
岡部憲章 - 元プロ野球選手
夏目雄大 - モデル・舞台俳優
TV・ラジオ
波多野健 - アナウンサー。元FM-NIIGATA、現在は武蔵村山市議会議員。
ゲーム業界関係者
桜井政博 - ゲームクリエイター。ディレクター。
漫画家
- なるあすく-GANMA!で「武蔵くんと村山さんは付き合ってみた。」を連載中。武蔵村山市魅力づくり推進キャラクター「むむちゃん」をデザインした。
脚注
^ 東京都編集『東京都の昼間人口2005』平成20年発行152-153ページ
^ “会派別名簿”. 武蔵村山市議会. 2018年7月28日閲覧。
外部リンク
- 武蔵村山市公式サイト
武蔵村山市 (@m_murayamacity) - Twitter
武蔵村山市 - Facebook
ウィキメディア・コモンズには、武蔵村山市に関するカテゴリがあります。
埼玉県所沢市 | ||||
西多摩郡瑞穂町 | 東大和市 | |||
武蔵村山市 | ||||
福生市 | 立川市 |
|
|
|