コモ
コモ Como | |
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行政 | |
国 | イタリア |
州 | ロンバルディア |
県 | コモ |
CAP(郵便番号) | 22100 |
市外局番 | 031 |
ISTATコード | 013075 |
識別コード | C933 |
分離集落 | #分離集落参照 |
隣接コムーネ | #隣接コムーネ参照 |
気候分類 | zona E, 2228 GG |
公式サイト | リンク |
人口 | |
人口 | 84,326 [1] 人 (2017-01-01) |
人口密度 | 2,258.3 人/km2 |
文化 | |
住民の呼称 | comaschi |
守護聖人 | Sant'Abbondio |
祝祭日 | 8月31日 |
地理 | |
座標 | 北緯45度48分36.9秒 東経9度05分10.1秒 / 北緯45.810250度 東経9.086139度 / 45.810250; 9.086139座標: 北緯45度48分36.9秒 東経9度05分10.1秒 / 北緯45.810250度 東経9.086139度 / 45.810250; 9.086139 |
標高 | 201 (199 - 1136) [2]m |
面積 | 37.34 [3]km2 |
コモ県におけるコムーネの領域 | |
ポータル イタリア |
コモ(イタリア語: Como ( 音声ファイル))は、イタリア共和国ロンバルディア州北西部にある都市で、その周辺地域を含む人口約8万4000人の基礎自治体(コムーネ)。コモ県の県都である。
コモ湖南端のほとり、スイスとの国境に位置する都市で、絹の産地として有名である。古代ローマ時代にはコムムと呼ばれた古い都市であり、博物学者プリニウスの出身地である。
目次
1 名称
2 地理
2.1 位置・広がり
2.1.1 隣接コムーネ
3 行政
3.1 分離集落
3.2 行政区
4 姉妹都市・提携都市
5 人物
5.1 著名な出身者
6 スポーツ
7 脚注
8 外部リンク
名称
Como は [ˈkɔmo][4] と発音される。日本語文献では「コモ」のほか、「コーモ」とも表記される。
古代ローマ時代にはコムム(ラテン語: Comum)と呼ばれていた。
地理
位置・広がり
コモ県南部、コモ湖の南端に位置するコムーネである。コモの市街は、ヴァレーゼの東約21km、レッコの西南西約25km、ルガーノの南南東約26km、州都ミラノの北約38kmに位置する。コムーネ北西部はスイスとの国境になっており、コモ市街の北西約5kmにはキアッソの街がある。
隣接コムーネ
隣接するコムーネは以下の通り。CHはスイス領で、CH-TIはティチーノ州を示す。
- ブレーヴィオ
- ブルナーテ
- カピアーゴ・インティミアーノ
- カズナーテ・コン・ベルナーテ
- チェルノッビオ
キアッソ (CH-TI)- グランダーテ
- リポーモ
- マズリアーニコ
- モンターノ・ルチーノ
- サン・フェルモ・デッラ・バッターリア
- センナ・コマスコ
- タヴェルネーリオ
- トルノ
ヴァカッロ (CH-TI)
コモのドゥオーモ。1770年完成[5]
湖上からのコモ
湖岸と山上を結ぶフニクラ
行政
分離集落
コモには以下の分離集落(フラツィオーネ)がある。
- Ponte Chiasso, Garzola, Sagnino, Monteolimpino, Tavernola, Camnago Volta, Lora, Breccia, Rebbio, Civiglio, Muggió, Albate
行政区
コモには以下の行政区 (Circoscrizioni) が置かれている。強調はかつてコムーネであった地区。
Albate - Muggiò - Acquanera- Lora
Camerlata - Breccia - Rebbio - Prestino- Camnago Volta
- Como Centro - Como Ovest
- Como Borghi
- Como Nord - Como Est
Monte Olimpino - Ponte Chiasso - Sagnino - Tavernola
Civiglio - Garzola
姉妹都市・提携都市
十日町市(日本、新潟県)[6]- 1975年2月27日 姉妹都市提携
- 人口規模や風土に共通点があり、ともに織物業(コモ織と十日町織物)が盛んなところから[6]。
ナーブルス(パレスチナ、ヨルダン川西岸地区)
ネタニヤ(イスラエル、ハメルカズ地区)
フルダ(ドイツ、ヘッセン州)
人物
著名な出身者
大プリニウス(古代ローマの軍人・政治家・博物学者)
小プリニウス(古代ローマの文人・政治家。大プリニウスの甥)
インノケンティウス11世(第240代ローマ教皇)
アレッサンドロ・ボルタ(自然哲学・物理学者)
アントニオ・サンテリア(建築家)
マッシモ・ヴィターリ (写真家)
ガブリオレ・オリアリ (サッカー選手)
ジャンルカ・ザンブロッタ (サッカー選手)
ファビオ・カサルテッリ (自転車ロードレース選手)
マッシモ・ムタレッリ (サッカー選手)
アンナ・カッペリーニ (フィギュアスケート選手)
スポーツ
プロサッカークラブチームとして、カルチョ・コモが本拠を置く。ホームスタジアムはスタディオ・ジュゼッペ・シニガーリャ。
脚注
^ 国立統計研究所(ISTAT). “Total Resident Population on 1st January 2017 by sex and marital status” (英語). 2018年5月13日閲覧。
^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Popolazione residente - Como (dettaglio loc. abitate) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2013年4月13日閲覧。
^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Superficie territoriale (Kmq) - Como (dettaglio comunale) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2013年4月13日閲覧。
^ “DiPI Online - Dizionario di Pronuncia Italiana”. 2013年4月13日閲覧。
^ “世界の観光地名がわかる事典の解説”. コトバンク. 2018年8月15日閲覧。- ^ ab“姉妹(友好)提携情報”. 自治体国際化協会. 2013年3月30日閲覧。
外部リンク
- コムーネ公式サイト
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