夏至




二十四節気

  • 立春

  • 雨水

  • 啓蟄

  • 春分

  • 清明


  • 穀雨

  • 立夏

  • 小満

  • 芒種

  • 夏至

  • 小暑


  • 大暑

  • 立秋

  • 処暑

  • 白露

  • 秋分

  • 寒露


  • 霜降

  • 立冬

  • 小雪

  • 大雪

  • 冬至

  • 小寒


  • 大寒








夏至の日の太陽光の当たり方。夏至では太陽は北回帰線上にあるため、北半球では昼が最も長く、夜が最も短い


夏至(げし、英: summer solstice)は、二十四節気の第10。北半球ではこの日が一年のうちで最も昼(日の出から日没まで)の時間が長い。南半球では、北半球の夏至の日に最も昼の時間が短くなる(#天文も参照)。日本における旧暦5月内に発生する。


現在広まっている定気法では太陽黄経が90度のときで6月21日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間を夏至とし、それを含む日を夏至日(げしび)と呼ぶ。恒気法では冬至から1/2年(約182.62日)後で6月22日ごろ。


期間としての意味もあり、この日から次の節気の小暑前日までである。


西洋占星術では、夏至を巨蟹宮(かに座)の始まりとする。




目次





  • 1 季節


  • 2 日付


  • 3 天文


  • 4 風習


  • 5 七十二候


  • 6 前後の節気


  • 7 脚注


  • 8 関連項目




季節


日本の大部分では梅雨のさなか。北半球では一年中で一番昼が長く夜が短い日である。


『暦便覧』には「陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以てなり」と記されている。



日付


定気法による夏至の瞬間(世界時)と、日本・中国での夏至日の日付は表のとおり。日本における時刻はこの表の9時間後となる。
[1][2]










































































































































































































































































日時 (UT)日本中国
1977年6月21日12:146月21日6月21日
1978年6月21日18:106月22日6月22日
1979年6月21日23:566月22日6月22日
1980年6月21日05:476月21日6月21日
1981年6月21日11:456月21日6月21日
1982年6月21日17:236月22日6月22日
1983年6月21日23:096月22日6月22日
1984年6月21日05:026月21日6月21日
1985年6月21日10:446月21日6月21日
1986年6月21日16:306月22日6月22日
1987年6月21日22:116月22日6月22日
1988年6月21日03:576月21日6月21日
1989年6月21日09:536月21日6月21日
1990年6月21日15:336月22日6月21日
1991年6月21日21:196月22日6月22日
1992年6月21日03:146月21日6月21日
1993年6月21日09:006月21日6月21日
1994年6月21日14:486月21日6月21日
1995年6月21日20:346月22日6月22日
1996年6月21日02:246月21日6月21日
1997年6月21日08:206月21日6月21日
1998年6月21日14:036月21日6月21日
1999年6月21日19:496月22日6月22日
2000年6月21日01:486月21日6月21日
2001年6月21日07:386月21日6月21日
2002年6月21日13:246月21日6月21日
2003年6月21日19:106月22日6月22日
2004年6月21日00:576月21日6月21日
2005年6月21日06:466月21日6月21日
2006年6月21日12:266月21日6月21日
2007年6月21日18:066月22日6月22日
2008年6月20日23:596月21日6月21日
2009年6月21日05:466月21日6月21日
2010年6月21日11:286月21日6月21日
2011年6月21日17:166月22日6月22日
2012年6月20日23:096月21日6月21日
2013年6月21日05:046月21日6月21日
2014年6月21日10:516月21日6月21日
2015年6月21日16:386月22日6月22日
2016年6月20日22:346月21日6月21日
2017年6月21日04:246月21日6月21日
2018年6月21日10:076月21日6月21日
2019年6月21日15:546月22日6月21日
2020年6月20日21:436月21日6月21日
2021年6月21日03:326月21日6月21日
2022年6月21日09:146月21日6月21日
2023年6月21日14:586月21日6月21日
2024年6月20日20:516月21日6月21日
2025年6月21日02:416月21日6月21日
2026年6月21日08:246月21日6月21日
2027年6月21日14:106月21日6月21日
2028年6月20日20:016月21日6月21日
2029年6月21日01:476月21日6月21日
2030年6月21日07:306月21日6月21日
2031年6月21日13:166月21日6月21日
2032年6月20日19:076月21日6月21日
2033年6月21日01:006月21日6月21日
2034年6月21日06:436月21日6月21日
2035年6月21日12:326月21日6月21日
2036年6月20日18:316月21日6月21日
2037年6月21日00:216月21日6月21日
2038年6月21日06:086月21日6月21日
2039年6月21日11:566月21日6月21日
2040年6月20日17:456月21日6月21日
2041年6月20日23:346月21日6月21日


グレゴリオ暦による17世紀から24世紀までの日本の夏至は表のとおり
[3][4][5]
2019年の夏至は6月22日。[更新]


365日からの超過分が毎年蓄積し、 4年に一度閏年でリセットされる様子が分かる(夏至は閏日の挿入される2月末日より後のため、 4で割り切れる年が先頭)。


1904年 - 2055年には6月21日か6月22日だが、1903年(過去に1度のみ)は6月23日で、2056年からは6月20日もある。






















































































































































































































年を4で割った余り確定困難な(日を跨ぐ)年
0123真夜中の前後10分

1600年 - 1603年
21日22日22日22日

1604年 - 1635年
21日21日22日22日1605(21-22日),

1636年 - 1663年
21日21日21日22日

1664年 - 1695年
21日21日21日21日

1696年 - 1699年
20日21日21日21日

1700年 - 1723年
21日22日22日22日

1724年 - 1755年
21日21日22日22日1725(21-22日), 1754(21-22日),

1756年 - 1783年
21日21日21日22日

1784年 - 1799年
21日21日21日21日

1800年 - 1815年
22日22日22日22日

1816年 - 1843年
21日22日22日22日

1844年 - 1875年
21日21日22日22日1874(21-22日),

1876年 - 1899年
21日21日21日22日

1900年 - 1903年
22日22日22日23日1903(22-23日),

1904年 - 1935年
22日22日22日22日

1936年 - 1963年
21日22日22日22日

1964年 - 1991年
21日21日22日22日1965(21-22日),

1992年 - 2019年
21日21日21日22日

2020年 - 2055年
21日21日21日21日2023(21-22日),

2056年 - 2083年
20日21日21日21日

2084年 - 2099年
20日20日21日21日

2100年 - 2111年
21日21日22日22日

2112年 - 2139年
21日21日21日22日

2140年 - 2175年
21日21日21日21日2172(20-21日),

2176年 - 2199年
20日21日21日21日

2200年 - 2203年
21日22日22日22日2201(21-22日),

2204年 - 2231年
21日21日22日22日

2232年 - 2259年
21日21日21日22日

2260年 - 2291年
21日21日21日21日2263(21-22日),

2292年 - 2299年
20日21日21日21日

2300年 - 2319年
21日22日22日22日

2320年 - 2351年
21日21日22日22日2321(21-22日), 2350(21-22日),

2352年 - 2379年
21日21日21日22日

2380年 - 2399年
21日21日21日21日


天文




太陽の動き


春分から秋分までの間、北半球では太陽は真東からやや北寄りの方角から上り、真西からやや北寄りの方角に沈む。夏至の日にはこの日の出(日出)・日の入り(日没)の方角が最も北寄りになる。また、北回帰線上の観測者から見ると、夏至の日の太陽は正午に天頂を通過する。夏至の日には北緯66.6度以北の北極圏全域で白夜となり、南緯66.6度以南の南極圏全域で極夜となる。


なお、1年で日の出の時刻が最も早い日および日の入りの時刻が最も遅い日それぞれと、夏至の日は一致しない。日本では、日の出が最も早い日は夏至の1週間前ごろであり、日の入りが最も遅い日は夏至の1週間後ごろである。


また、南半球では昼と夜の長さの関係が北半球と逆転するため、天文学的な夏至とは別に、慣習的に「一年中で一番昼が長く夜が短い日」のことを夏至と呼ぶことがある。すなわち、南半球が慣習的な意味での夏至を迎える日は天文学上は冬至の日に当たる。



風習


北半球では、性欲をかきたてる日とされており、スウェーデンの民俗学者によると、夏至を祝うミッドサマーの祝日から9ヶ月後に生まれる子供が多いという。ギリシャ北部では、未婚女性がイチジクの木の下に自分の持ち物を置くと、夏至の魔法により将来の夫の夢を見るという伝承がある。ポーランドではスラブ民族の祝日、「イワン・クパラの日」の夜には、人々が恋に落ちるという言い伝えがある。イギリスのストーンヘンジでの夏至祭りは、ドルイド教に由来し、男性神、女性神の出会いを祝う意味があると言われている[6]


冬瓜を食べる。


新小麦で焼餅をつくり神に供える風習がある。豊作を祈願するもので、田作を手伝ってくれる近所に配る場合もあり、関東で多いが島根県や熊本県でも同様の行事が行われる。



七十二候


夏至の期間の七十二候は以下のとおり。


初候


乃東枯(ないとう かるる)


夏枯草が枯れる(日本)

鹿角解(しかの つの おつ)


鹿が角を落とす(中国)



次候


菖蒲華(しょうぶ はなさく)


あやめの花が咲く(日本)

蜩始鳴(せみ はじめて なく)


蝉が鳴き始める(中国)



末候



半夏生(はんげ しょうず)


烏柄杓が生える(日本・中国)



前後の節気


芒種 → 夏至 → 小暑



脚注


[ヘルプ]

  1. ^ 国立天文台 暦要項 各年版より世界時換算(1984年 - 2016年)


  2. ^ 2009年版より理論が更新されているが、「分」の精度でほとんど違いはない。


  3. ^ 現代の天体力学による位置推算のため、過去の暦の記述とは必ずしも一致しない(代わりに分単位の精度がある)。
    将来の見積もりについては(主に閏秒の不確かさから)日付が前後する恐れがある(10分の誤差を見込んだが、表の末尾では恐らく不足)。



  4. ^ JPL HORIZONS Web-Interface (2015年8月22日 Ver 3.9.8) 取得後 TT→UT 変換


  5. ^ NASA による ΔT の解説 と 計算式


  6. ^ “夏至は男女の出会いの日? 欧州の伝統行事”. CNN (2013年6月21日). 2013年6月29日閲覧。


関連項目




  • 至点


  • 夏至祭(ミッドサマー)

  • 国際ヨーガの日

  • ストロベリームーン


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