さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 音楽集
『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 音楽集』 | ||||
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宮川泰(作曲・編曲・指揮)、シンフォニック・オーケストラ・ヤマト(演奏) の サウンドトラック | ||||
リリース | 1978年8月1日(LP) 1995年1月1日他(CD) | |||
ジャンル | サウンドトラック アニメ 交響曲 | |||
レーベル | 日本コロムビア | |||
宮川泰(作曲・編曲・指揮)、シンフォニック・オーケストラ・ヤマト(演奏) 年表 | ||||
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『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 音楽集』(さらばうちゅうせんかんヤマト あいのせんしたち おんがくしゅう)は、劇場アニメ映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』のサウンドトラック・アルバム。1978年8月1日にLPレコードとして、日本コロムビアより発売された。型番はCQ-7011。
『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 映画音楽集』[1]、『さらば宇宙戦艦ヤマト 音楽集』[2]とも。
その後、1995年1月1日にCD(COCC-12228)の形で復刻され、『生誕30周年記念 ETERNAL EDITION PREMIUM 宇宙戦艦ヤマト CD-BOX』(COCX-33021~COCX-33030)にも収録された。2012年9月には、『YAMATO SOUND ALMANAC』シリーズの1枚としてBlu-spec仕様のCD(COCX-37385)で再復刻された。
目次
1 解説
2 収録曲
3 関連音盤
4 脚注
5 関連項目
解説
1977年夏に公開された劇場向け再編集版『宇宙戦艦ヤマト』のヒットを受け、劇場用新作アニメ映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』が1978年夏に公開されることになった。1977年末発売のLPレコード『交響組曲 宇宙戦艦ヤマト』が好評だったこともあり、『さらば...』のBGM(サウンドトラック)も交響曲形式でステレオ録音された。
『交響組曲 宇宙戦艦ヤマト』はサウンドトラックではなかったが、本盤は正規BGM集として、『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 音楽集』という名称でリリースされた。オリジナルLP盤の帯では「永遠の愛とロマンをのせて --- ヤマトはいま最後の戦いが待つ宇宙のかなたへ......」「前作に加えられた素晴しい愛の戦慄[3]」などと謳われていた。
作曲・編曲は、『交響組曲 宇宙戦艦ヤマト』に引き続き宮川泰が担当。演奏もシンフォニック・オーケストラ・ヤマト、スキャット[4]も川島和子が引き続き担当した。また、本盤より、羽田健太郎がピアノ演奏、木村好夫がギター・ソロで参加した。
「序曲」は『交響組曲 宇宙戦艦ヤマト』からのフレーズおよび、その後に続く「白色彗星」「アンドロメダ」「テレサよ永遠に」などのフレーズも含むダイジェスト的な構成になっている。
「白色彗星」には、武蔵野音楽大学のパイプオルガンが使用され、同大学の教授と宮川彬良(当時、高校生)が演奏した[5][6]。
デスラーの名が冠された曲が3曲あり、そのうち「デスラー 好敵手」は先行発売のシングル・レコードに収録されていた「好敵手」(歌:ささきいさお)のインストゥルメンタル版である。また、同シングルのカップリング曲「テレサよ永遠に」のインスト版、および本盤と同時発売された主題歌シングル「ヤマトより愛をこめて」(歌:沢田研二)のインスト版も収録されている。
収録曲
- 作曲・編曲・指揮:宮川泰
- 「ヤマトより愛をこめて」作曲:大野克夫
- 演奏:シンフォニック・オーケストラ・ヤマト
スキャット[4]:川島和子
- 序曲
- 白色彗星
- アンドロメダ
- 英雄の丘
- テレサよ永遠に[7]
- 想人(おもいで)
- デスラー 襲撃
- デスラー 孤独
- デスラー 好敵手[8]
- 都市帝国
- 大いなる愛
- ヤマトより愛をこめて[9]
関連音盤
- さらば宇宙戦艦ヤマト(CK-515)
- 1978年7月に日本コロムビアから発売されたシングル。
- 「好敵手」「テレサよ永遠に」(歌:ささきいさお)を収録。『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』の挿入歌として先行発売されたが、どちらも映画本編では使用されなかった。
- その後、「テレサよ永遠に」はテレビ版『宇宙戦艦ヤマト2』のエンディングテーマとして使用されたことから、テレビアニメのコンピレーション・アルバム『テレビアニメスーパーヒストリー Vol.18』(COCC-70066)などに収録されている。
- さらば宇宙戦艦ヤマト(DR-6235)
- 1978年8月1日にポリドールから発売されたシングル。
- 『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』の主題歌(エンディングテーマ)「ヤマトより愛をこめて」(歌:沢田研二)を収録。
- 作曲は、当時、沢田研二の歌を作曲していた大野克夫による。ヤマト・シリーズにおいて、宮川泰以外の音楽家が作曲した最初の楽曲であり、日本コロムビア以外から発売された最初の音盤である。編曲は、宮川泰が担当。
- 作詞は、沢田研二とヤマト・シリーズの両方を担当していた阿久悠による。
- 映画本編で使用されたものとは、伴奏が一部異なっている。版権の都合上、1980年12月に日本コロムビアから発売された『宇宙戦艦ヤマト 主題歌ヒット曲集』(CQ-7058)では、ささきいさおがカヴァーした。後年発売の『YAMATO ETERNAL EDITION File No.10 ヤマト・ザ・ベスト』(COCX-31162)には、沢田によるオリジナル版(本編使用版)が収録されている。
- さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち ドラマ編(CS-7077〜CS-7078)
- 1978年10月に日本コロムビアから発売された2枚組LP。1995年にCDとして復刻された(COCC-12478〜COCC-12479)。
脚注
^ オリジナルLP盤の帯より。
^ 『YAMATO ETERNAL EDITION』シリーズおよび『YAMATO SOUND ALMANAC』シリーズのラインナップより。
^ 「戦慄」は「旋律」の誤植と思われる。- ^ ab厳密にはヴォカリーズだが、クレジット上は「スキャット」となっている。
^ ワンダバ「ヤマト」 - 小原篤のアニマゲ丼 - 映画・音楽・芸能 朝日新聞デジタル 2012年3月5日付
^ 祝! 「宇宙戦艦ヤマト」復活! 宮川彬良先生インタビュー! EnterJam(エンタジャム) 2012年4月6日付
^ 「テレサよ永遠に」(歌:ささきいさお、フィーリング・フリー)のインストゥルメンタル版。
^ 「好敵手」(歌:ささきいさお)のインストゥルメンタル版。
^ 主題歌「ヤマトより愛をこめて」(歌:沢田研二)のインストゥルメンタル版。
関連項目
- 交響組曲 宇宙戦艦ヤマト
- アニメの歴史
- アニメソング
- 宮川泰
- 大野克夫
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