花鏡





花鏡(かきょう)は能芸論書。一巻。世阿弥著。応永三十一年(1424年)までに段階的に成立。『風姿花伝』以後、約二十年間の著述を集成したもの。


花鏡は世阿弥が父と別れてから四十年の間に、彼が体得し、開拓し得た芸術論を集成したものといえる。とくに「奧段」と呼ばれる最後の段は、芸の奥義として「初心忘るべからず」と記され、世阿弥の芸能論の精髄と評されている。



参考文献


中村幸弘・編 『福武コンパクト古語辞典』 福武書店 1990.11



外部リンク


  • 『能楽』花鏡のページ






Popular posts from this blog

Top Tejano songwriter Luis Silva dead of heart attack at 64

政党

天津地下鉄3号線