グランドスラム (テニス)





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グランドスラム(英: Grand Slam)とは、国際テニス連盟が定めた4大大会を指す総称、またはそれら全てを制覇する事である。後者はコントラクトブリッジの用語で完全制覇を意味する語に由来する。




目次





  • 1 4大大会


  • 2 優勝者


  • 3 ランキングポイント


  • 4 年間グランドスラム

    • 4.1 男子シングルス部門


    • 4.2 女子シングルス部門


    • 4.3 男子ダブルス部門


    • 4.4 女子ダブルス部門


    • 4.5 混合ダブルス部門



  • 5 4大会連続優勝

    • 5.1 男子シングルス


    • 5.2 男子ダブルス


    • 5.3 女子シングルス


    • 5.4 女子ダブルス



  • 6 キャリア・グランドスラム

    • 6.1 男子シングルス


    • 6.2 女子シングルス


    • 6.3 男子ダブルス

      • 6.3.1 同一ペアではない達成者



    • 6.4 女子ダブルス

      • 6.4.1 同一ペアではない達成者



    • 6.5 混合ダブルス

      • 6.5.1 同一ペアではない達成者




  • 7 ボックス・セット


  • 8 ゴールデン・スラム

    • 8.1 年間ゴールデン・スラム達成者


    • 8.2 キャリア・ゴールデン・スラム達成者



  • 9 スーパー・スラム


  • 10 プロ・スラム


  • 11 日本人選手上位成績

    • 11.1 男子シングルス


    • 11.2 女子シングルス


    • 11.3 ダブルス



  • 12 脚注


  • 13 関連項目




4大大会
































大会名
英名
開催地
会場
開催月
サーフェス

全豪オープン

Australian Open

オーストラリアの旗 メルボルン

メルボルン・パーク
1月
ハードコート

全仏オープン

French Open
(仏: Internationaux de France de tennis)

フランスの旗 パリ

スタッド・ローラン・ギャロス
5月-6月
クレーコート

ウィンブルドン選手権

The Championships, Wimbledon

イギリスの旗 ロンドン

オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ
6月-7月
芝コート

全米オープン

US Open

アメリカ合衆国の旗 ニューヨーク

USTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センター
8月-9月
ハードコート

4大大会とは、国際テニス連盟が定めた上記4大会の総称である。テニストーナメントとしては最大規模・最高権威を持ち、男女共催で行われるのが特徴である。かつてはアマチュア大会として開催されており、1968年にプロ選手の出場を解禁するオープン化処置が実施された。


其々の大会は開催地のテニス協会が主催・運営しており、国際テニス連盟は開催・運営に直接関与はしない。トーナメントの分類上、4大大会はグランドスラムと呼ばれる為、やや呼称上の混乱を招く事がある。 グランドスラムで勝つ という場合は4大大会そのものを指し、 グランドスラムを達成する という場合は4大大会を全て制覇する事を指す。





グランドスラム (テニス)の位置(地球内)

全豪オープン

全豪オープン



全仏オープン

全仏オープン



ウィンブルドン

ウィンブルドン



全米オープン

全米オープン



グランドスラム (テニス) (地球)



優勝者






ランキングポイント






















































ドロー

優勝
準優勝
ベスト4
ベスト8
ベスト16
ベスト32
ベスト64
ベスト128
予選通過
予選3
予選2
予選1
男子シングルス (128)
2000
1200
720
360
180
90
45
10
25
16
8
0
男子ダブルス (64)
0
-
-
0
女子シングルス (128)
2000
1300
780
430
240
130
70
10
40
30
20
2
女子ダブルス (64)
10

48




年間グランドスラム


年間グランドスラムとは、年内に4大大会を全て制覇する事である。その達成は困難であり、男女通じてシングルス部門で5人、ダブルス部門同一ペアにおいては3組しか存在しない。本記録が語られる場合、オープン化処置が施された1968年以前と以降を分けて考えることが多い。これは4大大会を取り巻く状況が大きく異なる為である。オープン化処置後は競技レベルの発展が顕著であり、現在に至っては各4大会のコート・サーフェスが厳密には全て異なる事から、今後の年間グランドスラム達成は更に険しいとされ、特に重要視されている。



男子シングルス部門











達成者備考
1938年

アメリカ合衆国の旗 ドン・バッジ
テニス史上初の達成。これを機に現在の4大大会がグランドスラムと呼ばれるようになったとされる。
1962・1969年

オーストラリアの旗 ロッド・レーバー
2度達成した唯一の人物であり、オープン化後初の達成者である。


女子シングルス部門














達成者備考
1953年

アメリカ合衆国の旗 モーリーン・コノリー
女子選手初の達成。
1970年

オーストラリアの旗 マーガレット・スミス・コート
男女混合ダブルス部門でも達成しており、テニス史上初の2部門達成者となった。
1988年

ドイツの旗 シュテフィ・グラフ
同年のソウル五輪にて金メダルを獲得し、史上初のゴールデン・スラムを達成。
また史上初/唯一の年間ゴールデンスラムを達成した。
また、4大大会のサーフェスが各大会4様になってから初の達成者である。


男子ダブルス部門








達成者備考
1951年

オーストラリアの旗 フランク・セッジマン
オーストラリアの旗 ケン・マグレガー
男子ダブルス部門で唯一の達成。


女子ダブルス部門














達成者備考
1960年

ブラジルの旗 マリア・ブエノ
ペアはイギリスの旗 クリスティン・トルーマンとアメリカ合衆国の旗 ダーリーン・ハード
1984年

アメリカ合衆国の旗 マルチナ・ナブラチロワ
アメリカ合衆国の旗 パム・シュライバー

1983年ウィンブルドン - 1985年全仏オープンまで8連勝
1998年

スイスの旗 マルチナ・ヒンギス
ペアはクロアチアの旗 ミリヤナ・ルチッチ=バロニ、チェコの旗 ヤナ・ノボトナ


混合ダブルス部門














達成者備考
1963年

オーストラリアの旗 ケン・フレッチャー
オーストラリアの旗 マーガレット・スミス(旧姓)

オーストラリアの旗 マーガレット・スミス・コート夫人が初の2部門達成
1965年

オーストラリアの旗 マーガレット・スミス

オーストラリアの旗 ロイ・エマーソン、オーストラリアの旗 ケン・フレッチャー、オーストラリアの旗 フレッド・ストールと達成。
1967年

オーストラリアの旗 オーウェン・デビッドソン
ペアはオーストラリアの旗 レスリー・ターナー、アメリカ合衆国の旗 ビリー・ジーン・キング


4大会連続優勝


4大大会において 4連勝および4連勝以上を挙げたものの、2年間に跨るが故に“年間”グランドスラムとは見なされない連勝記録が存在している。これをノン・カレンダー・イヤー・グランドスラム(Non-calendar Year Glandslam)という。



男子シングルス



  • セルビアの旗 ノバク・ジョコビッチ (2015年ウィンブルドン選手権 - 2016年全仏オープン)
    • ジョコビッチは全仏での優勝でキャリアグランドスラムを達成した。


男子ダブルス



  • アメリカ合衆国の旗 ブライアン兄弟 (2012年全米オープン - 2013年ウィンブルドン選手権)

    • 2012年全米オープンの直前にロンドンオリンピックでも金メダルを獲得しており、オリンピック・グランドスラム5連勝を達成した。


女子シングルス



  • アメリカ合衆国の旗 マルチナ・ナブラチロワ (1983年ウィンブルドン - 1984年全米オープンまで6連勝)
    • この時代、全豪オープンは現在とは異なる12月年末開催であり、年間最初の4大大会が5月末からの全仏オープンであった。ナブラチロワは1984年全豪オープン準決勝で敗れ、この年の年間グランドスラムを逃した。

    • 2003年の全豪ミックスダブルスの優勝を以って「ボックス・セット」(Boxed Set) を達成している。これは女子テニスのオープン化では初である。



  • ドイツの旗 シュテフィ・グラフ (1993年全仏オープン - 1994年全豪オープンまで4連勝)
    • グラフには1988年の年間グランドスラムがあるため、この連勝記録は彼女の経歴中ではあまり話題にのぼらない。


  • アメリカ合衆国の旗 セリーナ・ウィリアムズ (2002年全仏オープン - 2003年全豪オープン及び2014年全米オープンから2015年ウィンブルドンまで4連勝)
    • S・ウィリアムズは前述のグラフ以来となるこの記録を「セリーナ・スラム」と自ら命名した。

    • 1回目のセリーナ・スラム達成時の決勝の対戦相手は全て姉のビーナス・ウィリアムズだった。

    • 2015年にはグラフ以来27年ぶりの年間グランドスラムが期待されたが全米オープン準決勝でロベルタ・ビンチに敗れた。



女子ダブルス



  • アメリカ合衆国の旗 パム・シュライバー & アメリカ合衆国の旗 マルチナ・ナブラチロワ (1986–87)


  • アメリカ合衆国の旗 ジジ・フェルナンデス & ベラルーシの旗 ナターシャ・ズベレワ (1992–93)


  • ベラルーシの旗 ナターシャ・ズベレワ (1996–97)


  • アメリカ合衆国の旗 セリーナ・ウィリアムズ & アメリカ合衆国の旗 ビーナス・ウィリアムズ(2009–2010)


キャリア・グランドスラム


選手生活の間に、4大大会を全て制覇する事を指す。年間グランドスラムと同様に、オープン化処置後である1968年以降の達成が特に重要視される。日本語では「生涯グランドスラム」または「生涯4大大会全制覇」および「通算グランドスラム」などと訳される。


また、省略の便宜上、ウィンブルドン選手権を全英と表記する。



男子シングルス















































-達成者達成期間備考
1

イギリスの旗 フレッド・ペリー
26

1933年全米→1935年全仏

2

アメリカ合衆国の旗 ドン・バッジ
23

1937年全英→1938年全仏
年間グランドスラム達成者
3

オーストラリアの旗 ロッド・レーバー
24

1960年全豪→1962年全米
年間グランドスラム達成者
4

オーストラリアの旗 ロイ・エマーソン
27

1961年全豪→1964年全英

5

アメリカ合衆国の旗 アンドレ・アガシ
29

1992年全英→1999年全仏
キャリアゴールデンスラム達成者
(1996年アトランタオリンピックにて金メダルを獲得)
6

スイスの旗 ロジャー・フェデラー
27

2003年全英→2009年全仏

7

スペインの旗 ラファエル・ナダル
24

2005年全仏→2010年全米
キャリアゴールデンスラム達成者
(2008年の北京オリンピックにて金メダルを獲得)
8

セルビアの旗 ノバク・ジョコビッチ
29

2008年全豪→2016年全仏

2015年全英から2016年全仏まで4連勝


女子シングルス

























































-達成者達成期間備考
1

アメリカ合衆国の旗 モーリーン・コノリー
18歳254日

1951年全米→1953年全仏
年間グランドスラム達成者
2

アメリカ合衆国の旗 ドリス・ハート
28歳359日

1949年全豪→1954年全米
ボックス・セット達成者
3

アメリカ合衆国の旗 シャーリー・フライ
29歳211日

1951年全仏→1957年全豪

4

オーストラリアの旗 マーガレット・スミス・コート
20歳353日

1960年全豪→1963年全英
年間グランドスラム達成者
ボックス・セット達成者
5

アメリカ合衆国の旗 ビリー・ジーン・キング
28歳241日

1966年全英→1972年全仏

6

アメリカ合衆国の旗 クリス・エバート
28歳357日

1974年全仏→1982年全豪

7

アメリカ合衆国の旗 マルチナ・ナブラチロワ
26歳328日

1978年全英→1983年全米
ボックス・セット達成者
8

西ドイツの旗 シュテフィ・グラフ
19歳89日

1987年全仏→1988年全米
年間ゴールデンスラム達成者
(1988年ソウルオリンピックにて金メダルを獲得)
9

アメリカ合衆国の旗 セリーナ・ウィリアムズ
21歳121日

1999年全米→2003年全豪
キャリアゴールデンスラム達成者
(2012年ロンドンオリンピックにて金メダルを獲得)
10

ロシアの旗 マリア・シャラポワ
25歳51日

2004年全英→2012年全仏


男子ダブルス























達成者達成期間備考

オーストラリアの旗 ケン・ローズウォール
オーストラリアの旗 ルー・ホード

1953年全豪 → 1956年全米


オーストラリアの旗 ロイ・エマーソン
オーストラリアの旗 ニール・フレーザー

1959年全英 → 1962年全豪


オーストラリアの旗 ジョン・ニューカム
オーストラリアの旗 トニー・ローチ

1965年全豪 → 1967年全米


オランダの旗 ヤッコ・エルティン
オランダの旗 ポール・ハーフース

1994年全豪 → 1998年全英


オーストラリアの旗 マーク・ウッドフォード
オーストラリアの旗 トッド・ウッドブリッジ

1992年全豪 → 2000年全仏
キャリアゴールデンスラム達成者

アメリカ合衆国の旗 ボブ・ブライアン
アメリカ合衆国の旗 マイク・ブライアン

2003年全仏 → 2006年全英
キャリアゴールデンスラム達成者
(2012年ロンドンオリンピックにて金メダルを獲得)


同一ペアではない達成者



  • オーストラリアの旗 エイドリアン・クイスト


  • オーストラリアの旗 フランク・セッジマン(年間グランドスラム達成者)


  • オーストラリアの旗 ケン・マグレガー(年間グランドスラム達成者)


  • 南アフリカの旗ボブ・ヒューイット


  • オーストラリアの旗 ジョン・フィッツジェラルド


  • スウェーデンの旗 アンダース・ヤリード


  • スウェーデンの旗 ヨナス・ビョルクマン


  • カナダの旗 ダニエル・ネスター(キャリアゴールデンスラム達成者)


  • インドの旗 リーンダー・パエス


女子ダブルス

















達成者達成期間備考

アメリカ合衆国の旗 キャシー・ジョーダン
アメリカ合衆国の旗 アン・スミス

1980年全仏 → 1981年全豪


アメリカ合衆国の旗 ジジ・フェルナンデス
ベラルーシの旗 ナターシャ・ズベレワ

1992年全仏 → 1993年全豪
ジジ・フェルナンデスはキャリアゴールデンスラム達成者
(1992年バルセロナオリンピックにて金メダルを獲得)

アメリカ合衆国の旗 ビーナス・ウィリアムズ
アメリカ合衆国の旗 セリーナ・ウィリアムズ

1999年全仏 → 2001年全豪
キャリアゴールデンスラム達成者
(2000年シドニーオリンピックにて金メダルを獲得)

イタリアの旗 サラ・エラニ
イタリアの旗 ロベルタ・ビンチ

2012年全仏 → 2014年全英


同一ペアではない達成者



  • アメリカ合衆国の旗 ルイーズ・ブラフ


  • アメリカ合衆国の旗 ドリス・ハート(ボックス・セット達成者)


  • アメリカ合衆国の旗 シャーリー・フライ


  • アメリカ合衆国の旗 アリシア・ギブソン


  • ブラジルの旗 マリア・ブエノ(年間グランドスラム達成者)


  • オーストラリアの旗 マーガレット・スミス・コート(ボックス・セット達成者)


  • オーストラリアの旗 レスリー・ターナー


  • オーストラリアの旗 ジュディ・テガート


  • アメリカ合衆国の旗 マルチナ・ナブラチロワ(年間グランドスラム及びボックス・セット達成者)


  • アメリカ合衆国の旗 パム・シュライバー(年間グランドスラム及びキャリアゴールデンスラム達成者)


  • アメリカ合衆国の旗 ジジ・フェルナンデス


  • チェコの旗 ヘレナ・スコバ


  • チェコの旗 ヤナ・ノボトナ


  • スイスの旗 マルチナ・ヒンギス(年間グランドスラム達成者)


  • アメリカ合衆国の旗 リサ・レイモンド


混合ダブルス











達成者達成期間備考

オーストラリアの旗 フランク・セッジマン
アメリカ合衆国の旗 ドリス・ハート

1949年全豪 → 1951年全米
ドリス・ハートはボックス・セット達成者

インドの旗 リーンダー・パエス
スイスの旗 マルチナ・ヒンギス

2015年全豪 → 2016年全仏


同一ペアではない達成者



  • フランスの旗 ジャン・ボロトラ


  • オーストラリアの旗 マーガレット・スミス・コート(年間グランドスラム、ボックス・セット達成者)


  • オーストラリアの旗 ケン・フレッチャー(年間グランドスラム達成者)


  • オーストラリアの旗 オーウェン・デビッドソン(年間グランドスラム達成者)


  • アメリカ合衆国の旗 ビリー・ジーン・キング


  • アメリカ合衆国の旗 マーティ・リーセン


  • 南アフリカの旗 ボブ・ヒューイット


  • オーストラリアの旗 マーク・ウッドフォード


  • オーストラリアの旗 トッド・ウッドブリッジ


  • アメリカ合衆国の旗 マルチナ・ナブラチロワ(ボックス・セット達成者)


  • スロバキアの旗 ダニエラ・ハンチュコバ


  • インドの旗 マヘシュ・ブパシ


  • ジンバブエの旗 カーラ・ブラック


ボックス・セット


4大大会のシングルス、ダブルス、混合ダブルスのすべてでグランドスラムを達成することをボックス・セット(Boxed Set)という。2015年現在年間ボックス・セット達成者は存在しない。また、男子での達成者も存在しない。


キャリア・ボックス・セット達成者












達成者達成期間備考

アメリカ合衆国の旗 ドリス・ハート

1947年全英ダブルス → 1954年全米シングルス
初の達成者

オーストラリアの旗 マーガレット・スミス・コート

1960年全豪シングルス → 1964年全英ダブルス(オープン化前)
1968年全英混合 → 1973年全仏ダブルス(オープン化後)
オープン化前後でそれぞれ達成
1963年と1965年に混合で、1970年にシングルスで年間グランドスラム達成

チェコスロバキアの旗/アメリカ合衆国の旗 マルチナ・ナブラチロワ

1974年全仏混合 → 2003年全豪混合


ゴールデン・スラム


4大大会及びオリンピックを制することをゴールデン・スラム(Golden Slam)という。ゴールデン・スラムは4年に一度しか達成可能な機会が無いために、最難関の偉業とされている。



年間ゴールデン・スラム達成者












部門達成者五輪備考
1988年
女子シングルス

ドイツの旗 シュテフィ・グラフ

ソウル五輪
男女唯一の年間ゴールデン・スラム達成者


キャリア・ゴールデン・スラム達成者


男子シングルス達成者












達成者キャリア・グランドスラム達成期間五輪初金メダル備考

アメリカ合衆国の旗 アンドレ・アガシ

1992年全英→1999年全仏
1996年 アトランタ五輪


スペインの旗 ラファエル・ナダル

2005年全仏→2010年全米
2008年 北京五輪

女子シングルス達成者












達成者キャリア・グランドスラム達成期間五輪初金メダル備考

ドイツの旗 シュテフィ・グラフ

1987年全仏→1988年全米
1988年 ソウル五輪
男女唯一の年間ゴールデン・スラム達成者

アメリカ合衆国の旗 セリーナ・ウィリアムズ

1999年全米→2003年全豪
2012年 ロンドン
男女唯一のシングルス・ダブルス両達成者
男子ダブルス達成者
















達成者キャリア・グランドスラム達成期間五輪初金メダル備考

オーストラリアの旗 トッド・ウッドブリッジ
オーストラリアの旗 マーク・ウッドフォード

1992年全豪 → 2000年全仏
1996年 アトランタ五輪


カナダの旗 ダニエル・ネスター

2002年全豪 → 2008年全英
2000年 シドニー五輪


アメリカ合衆国の旗 ボブ・ブライアン
アメリカ合衆国の旗 マイク・ブライアン

2003年全仏 → 2006年全英
2012年 ロンドン五輪

女子ダブルス達成者
















達成者キャリア・グランドスラム達成期間五輪初金メダル備考

アメリカ合衆国の旗 パム・シュライバー

1981年全英 → 1984年全豪
1988年 ソウル五輪


アメリカ合衆国の旗 ジジ・フェルナンデス

1988年全米 → 1993年全豪
1992年 バルセロナ五輪


アメリカ合衆国の旗 ビーナス・ウィリアムズ
アメリカ合衆国の旗 セリーナ・ウィリアムズ

1999年全仏 → 2001年全豪
2000年 シドニー五輪
セリーナは男女唯一のシングルス・ダブルス両達成者
混合ダブルス達成者

混合ダブルスでの達成者は存在しない



スーパー・スラム


4大大会及びオリンピックに加え年間ツアー最終戦(男子:ATPワールドツアー・ファイナル、女子:WTAツアー選手権)を制することをスーパー・スラム(Super Slam)という。なお、混合ダブルスは年間最終戦がないため達成不能である。2018年現在年間スーパー・スラム達成者は存在しない。


男子シングルス達成者




達成者備考

アメリカ合衆国の旗 アンドレ・アガシ

女子シングルス達成者






達成者備考

ドイツの旗 シュテフィ・グラフ
ノン・カレンダー・イヤー・スーパー・スラムを達成
(1987年WTAツアー選手権~1988年ソウル五輪)

アメリカ合衆国の旗 セリーナ・ウィリアムズ

男子ダブルス達成者








達成者備考

オーストラリアの旗 トッド・ウッドブリッジ
オーストラリアの旗 マーク・ウッドフォード


カナダの旗 ダニエル・ネスター


アメリカ合衆国の旗 ボブ・ブライアン
アメリカ合衆国の旗 マイク・ブライアン

女子ダブルス達成者






達成者備考

アメリカ合衆国の旗 パム・シュライバー


アメリカ合衆国の旗 ジジ・フェルナンデス


プロ・スラム


1968年にグランドスラムがプロ選手にオープン化される前に存在していた大会、全米プロテニス選手権・全仏プロ選手権・ウェンブリー選手権をすべて制覇した選手。


年間プロスラム

  • オーストラリアの旗 ケン・ローズウォール(1963)


  • オーストラリアの旗 ロッド・レーバー(1967)

キャリアプロスラム

  • アメリカ合衆国の旗 エルスワース・バインズ


  • ドイツの旗 ハンス・ニュスライン


  • アメリカ合衆国の旗 ドン・バッジ


日本人選手上位成績



男子シングルス































選手結果大会

熊谷一弥
ベスト4

1918年全米

清水善造
ベスト4

1920年全英
ベスト8

1918年全米

佐藤次郎
ベスト4

1931年全仏
1932年全豪
1932年全英
1933年全仏
1933年全英
ベスト8

1931年全英

布井良助
ベスト8

1932年全豪

松岡修造
ベスト8

1995年全英

錦織圭
準優勝

2014年全米
ベスト4

2016年全米

2018年全米


ベスト8

2012年全豪
2015年全豪
2015年全仏
2016年全豪
2017年全仏

2018年全英



女子シングルス



























選手結果大会

沢松和子
ベスト4

1973年全豪
ベスト8

1975年全仏
1975年全米

伊達公子
ベスト8

1993年全米
1994年全米
ベスト4

1994年全豪
1995年全仏
1996年全英

沢松奈生子
ベスト8

1995年全豪

杉山愛
ベスト8

2000年全豪
2004年全英

浅越しのぶ
ベスト8

2004年全米

大坂なおみ

優勝

2018年全米


ダブルス




















選手結果大会

三木龍喜

優勝

1934年全英混合

宮城淳
加茂公成

優勝

1955年全米

沢松和子

優勝

1975年全英

平木理化

優勝

1997年全仏混合

杉山愛

優勝

1999年全米混合
2000年全米
2003年全仏
2003年全英


脚注





関連項目


  • グランドスラム

  • テニス

  • テニス四大国際大会・男子シングルス優勝者一覧

  • グランドスラム (車いすテニス)


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