大曲駅 (秋田県)
































大曲駅

西口(2013年9月20日)
西口(2013年9月20日)


おおまがり
Ōmagari

所在地
秋田県大仙市大曲通町6-1

北緯39度27分55.5秒
東経140度28分46.7秒
座標: 北緯39度27分55.5秒 東経140度28分46.7秒

所属事業者
東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号
マリ
駅構造
地上駅(橋上駅)
ホーム
3面5線
乗車人員
-統計年度-

2,070人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日
1904年(明治37年)12月21日
乗入路線 3 路線
所属路線
秋田新幹線
キロ程
75.6km(盛岡起点)
東京から610.9km


角館 (16.8km)
(51.7km) 秋田

所属路線
奥羽本線
キロ程
247.0km(福島起点)


飯詰 (7.2km)
(6.0km) 神宮寺

所属路線
田沢湖線
キロ程
75.6km(*盛岡起点)

◄北大曲 (3.6km)

備考
直営駅(管理駅)
みどりの窓口 有
* 正式な起点は当駅
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東口

東口

構内図

構内図

大曲駅舎(大正期撮影)

大曲駅舎(大正期撮影)



大曲駅(おおまがりえき)は、秋田県大仙市大曲通町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅。大仙市の代表駅である。事務管コードは▲220847[1]




目次





  • 1 乗り入れ路線


  • 2 歴史


  • 3 駅構造

    • 3.1 のりば


    • 3.2 構内


    • 3.3 全国花火競技大会開催時



  • 4 駅弁


  • 5 利用状況


  • 6 駅周辺


  • 7 バス路線


  • 8 その他


  • 9 隣の駅


  • 10 脚注

    • 10.1 記事本文

      • 10.1.1 注釈


      • 10.1.2 出典



    • 10.2 利用状況



  • 11 関連項目


  • 12 外部リンク




乗り入れ路線


乗り入れている路線は、線路名称上は、当駅の所属線である奥羽本線[2]と、当駅を終点とする田沢湖線の2路線である。また当駅はミニ新幹線である秋田新幹線の停車駅となっており、同新幹線は田沢湖線と奥羽本線秋田駅方面とを直通運転している。このため田沢湖線は新幹線に合わせた標準軌(軌間1,435mm)が用いられており、奥羽本線秋田駅方面は在来線列車用の狭軌(軌間1,067mm)と、秋田新幹線用の標準軌との並列区間となっている。



歴史



  • 1904年(明治37年)12月21日:官設鉄道(国鉄)奥羽北線の駅として仙北郡大曲町に開業(当時は地上駅)。


  • 1921年(大正10年)7月30日:生保内軽便線(のち国鉄田沢湖線)が当駅から角館駅まで開業する。


  • 1922年(大正11年)9月2日:生保内軽便線が国鉄生保内線に改称する。


  • 1963年(昭和38年):横手機関区大曲支区からSLの配置が無くなる。


  • 1965年(昭和40年)頃:横手機関区大曲支区廃止。


  • 1966年(昭和41年)10月20日:生保内線が田沢湖線に編入し、田沢湖線の終点駅となる。


  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。


  • 1997年(平成9年)

    • 3月22日:秋田新幹線開業。


    • 7月20日:橋上駅舎になる(鈴木エドワード設計)。



  • 1998年(平成10年):通産省グッドデザイン賞建築・環境デザイン部門・受賞[3]


  • 1999年(平成11年):新幹線改札口に自動改札機導入。


  • 2002年(平成14年):東北の駅百選に選定される。


  • 2004年(平成16年)12月21日:開業100周年。10月23日記念イベント開催。リゾートしらかみ延長運転などが行われた。


  • 2009年(平成21年)3月21日:在来線自動改札機導入。


  • 2010年(平成22年)5月8日:E6系導入に伴う新幹線ホーム延伸工事のため、新幹線乗換改札口が従来の位置より横手方に移設される。


  • 2012年(平成24年)8月9日:発車メロディとして、秋田民謡の1つである「秋田おばこ節」の使用が開始される[4]


  • 2017年(平成29年)7月1日:新幹線ホーム(11・12番線)の発車メロディが全国花火競技大会オープニング曲「夢の空」に変更される[5]


駅構造


地上駅で橋上駅舎を持つ。



のりば


在来線ホームは単式ホーム1面1線(1番線)と島式ホーム1面2線(2・3番線)、計2面3線である。3番線は田沢湖線用の標準軌であり、線路はホームの中程で途切れている。


新幹線ホームは頭端式ホーム1面2線である。在来線ホームに比べると狭い。秋田新幹線は田沢湖線 - 奥羽本線秋田方面の直通のため、当駅でスイッチバックが行われる。在来線島式ホームの田沢湖線用線路終端部付近に中間改札が設けられており、そこから新幹線ホームへ通路が延びている。
























番線路線方向行先

狭軌
1

奥羽本線
下り

刈和野・秋田方面
2
上り

横手・湯沢方面

標準軌
3

田沢湖線
-

角館・田沢湖方面
11

秋田新幹線
上り

盛岡・仙台・東京方面
12
下り
秋田方面


構内


中央改札口は2階にある。ただし、全国花火競技大会開催時は、東口(旧中央口など)1階に臨時改札口が設置される。


直営駅(駅長配置)である。新幹線乗換改札口はJR東日本東北総合サービスに委託している。管理駅として、田沢湖線の鑓見内駅・羽後四ツ屋駅・北大曲駅および奥羽本線の神宮寺駅 - 羽後境駅間の各駅を管理する。


みどりの窓口(営業時間:6時00分 - 19時40分)、指定席券売機(営業時間:6時00分 - 23時30分)、自動券売機、びゅうプラザ大曲(営業時間:平日10時30分 - 18時00分、土曜10時30分 - 17時00分、日祝休業)がある。また新幹線乗換改札口には新幹線自動改札機が3台、中央改札口には在来線自動改札機(モバイルSuica特急券用にモバイルSuica対応)が4台設置されている。新幹線ホーム、みどりの窓口兼待合所にはキオスクがある。


1965年あたりまでは構内に横手機関区大曲支区が設置されていた。1963年まではSLも配置されており、国鉄C11形蒸気機関車が3両配置されていた(C11 66、107、135)。
現在は既に撤去済みだが、機関区構内には転車台も設置されていた。



全国花火競技大会開催時


  • 花火大会開催日は臨時改札口の他、行先別に区分けするためのフェンスが設置される。
    • 駅舎西口広場内に、駅舎に向って右側よりこまち、田沢湖線(盛岡方面)、奥羽本線(横手方面)、奥羽本線(秋田方面)に分けられる[6]

    • こまちの列はさらに右側より指定席、立席(秋田方面)、立席(盛岡方面)に分けられる[6]


  • 盛岡方面のこまちは定期列車の仙台行の1本を除いて雫石駅までノンストップ運転し、盛岡駅止まりとなる。[7]


  • こまちは指定席券を優先に改札を行い、その後各便250名をめどに特定特急券(立席)を持つ乗客を入場させる。[要出典]


駅弁


主な駅弁は下記の通り[8]


  • 秋田日本海たこびより


利用状況


JR東日本によると、2017年度(平成29年度)の1日平均乗車人員は2,070人である[利用客数 1]。これは、秋田県内では秋田駅、土崎駅に次いで第3位である。


近年の推移は以下のとおりである。



























































乗車人員推移
年度
1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年)
2,748
[利用客数 2]
2001年(平成13年)
2,631
[利用客数 3]
2002年(平成14年)
2,479
[利用客数 4]
2003年(平成15年)
2,423
[利用客数 5]
2004年(平成16年)
2,389
[利用客数 6]
2005年(平成17年)
2,337
[利用客数 7]
2006年(平成18年)
2,350
[利用客数 8]
2007年(平成19年)
2,273
[利用客数 9]
2008年(平成20年)
2,247
[利用客数 10]
2009年(平成21年)
2,153
[利用客数 11]
2010年(平成22年)
2,160
[利用客数 12]
2011年(平成23年)
2,066
[利用客数 13]
2012年(平成24年)
2,086
[利用客数 14]
2013年(平成25年)
2,150
[利用客数 15]
2014年(平成26年)
2,093
[利用客数 16]
2015年(平成27年)
2,127
[利用客数 17]
2016年(平成28年)
2,078
[利用客数 18]
2017年(平成29年)
2,070
[利用客数 1]


駅周辺







  • 大仙市役所(旧・大曲市役所)

  • 秋田県立大曲高等学校

  • 秋田県立大曲農業高等学校

  • 秋田県立大曲工業高等学校

  • 秋田修英高等学校


  • 大曲郵便局

  • 大曲駅前郵便局

  • 大曲上大町簡易郵便局

  • 大曲厚生医療センター


  • 秋田銀行大曲駅前支店


  • 花火通り商店街


  • タカヤナギグランマート中通店

  • タカヤナギグランマート白金店


  • ザ・ビッグ大曲福田店



  • 雄物川(全国花火競技大会会場)


  • 国道13号(大曲バイパス)


  • 国道105号
    • 大曲西道路

  • 秋田県道13号湯沢雄物川大曲線

  • 秋田県道36号大曲大森羽後線


  • 秋田自動車道-大曲インターチェンジ


バス路線


駅前にも停留所はあるが、ほとんどの系統は「大曲バスターミナル」(西口から徒歩2分。大仙市大曲通町10-1)発着である[9]
路線バスはすべて羽後交通が運行している。


  • 路線バス
    • 角館線

    • 横手大曲線 など


  • コミュニティバス
    • 大仙市循環バス「200バス」(大曲駅前発着)


  • 高速バス(大曲バスターミナル発着)
    • レイク&ポート号

    • グリーンライナー号


  • 高速バス(東口発着)
    • WILLER EXPRESS



その他


  • 「眩い銀が美しく光る未来的な駅舎」として、東北の駅百選に選定された。


隣の駅


東日本旅客鉄道(JR東日本)


秋田新幹線

角館駅 - 大曲駅 - 秋田駅


奥羽本線

快速(下り1本のみ運転)

横手駅 → 大曲駅 → 刈和野駅


普通

飯詰駅 - 大曲駅 - 神宮寺駅



田沢湖線

北大曲駅 - 大曲駅


脚注


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記事本文



注釈




  1. ^ 鉄道要覧記載上の起点は大曲駅だが、列車運行上は盛岡駅が起点で盛岡駅に0キロポストがある。(2008年5月)



出典




  1. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。


  2. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年


  3. ^ JR大曲駅 - Good Design Award〔受賞企業は鈴木エドワード建築設計事務所・東日本旅客鉄道の2社である〕


  4. ^ JR大曲駅の発車メロディー変更について (PDF)”. 東日本旅客鉄道株式会社 秋田支社 (2012年8月6日). 2012年8月26日閲覧。


  5. ^ 大曲駅新幹線ホームの発車メロディを変更します

  6. ^ ab2011大曲の花火ときめきウォークマップvol.6 (PDF)”. 大曲商工会議所. 2012年5月5日閲覧。


  7. ^ 大曲の花火公式ページより


  8. ^ 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社、2017年、 661頁。


  9. ^ 大曲バスターミナル 発着場所の変更 (PDF)”. 羽後交通株式会社. 2011年3月1日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2011年6月18日閲覧。



利用状況



  1. ^ ab“各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。


  2. ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。


  3. ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。


  4. ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。


  5. ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。


  6. ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。


  7. ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。


  8. ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。


  9. ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。


  10. ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。


  11. ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。


  12. ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。


  13. ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。


  14. ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。


  15. ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。


  16. ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。


  17. ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。


  18. ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。



関連項目


  • 日本の鉄道駅一覧


外部リンク





  • 大曲駅(各駅情報) - 東日本旅客鉄道

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