富山競輪場






























富山競輪場
(ドリームスタジアムとやま)

Toyama keirin.jpg
富山競輪場の外観 看板に描かれているのがマスコットキャラクターの「ライちゃん」



基本情報
所在地
富山県富山市岩瀬池田町8-2
座標
北緯36度45分26.1秒 東経137度14分5.4秒 / 北緯36.757250度 東経137.234833度 / 36.757250; 137.234833座標: 北緯36度45分26.1秒 東経137度14分5.4秒 / 北緯36.757250度 東経137.234833度 / 36.757250; 137.234833
電話投票
46#
開設
1951年(昭和26年)4月5日
所有者
株式会社桝田酒造店
民間委託
日本写真判定
施行者
富山市
走路
333m
開催期間
4月-12月
重勝式投票
Kドリームス
公式サイト
富山競輪
実況
担当
池田孝宏
記念競輪
名称
瑞峰立山賞争奪戦
開催月
8月
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富山競輪場の位置(富山県内)
富山競輪場


富山競輪場(とやまけいりんじょう)は、富山県富山市岩瀬池田町にある競輪場。主催は富山市。競技実施はJKA中日本地区本部中部支部。愛称はドリームスタジアムとやま


2016年11月現在の施設所有者は株式会社桝田酒造店である。これは、同社の関連会社で以前の施設所有者であった富山地所株式会社を、2006年9月に吸収合併したことによるものである。




目次





  • 1 概要


  • 2 バンク


  • 3 アクセス


  • 4 歴代記念競輪優勝者


  • 5 余禄


  • 6 脚注


  • 7 外部リンク




概要


富山競輪場は1951年に開設された。寒冷地の競輪場であるため、本場での開催は春(3月除く)から秋にかけてのみ行なわれる(ただし場外発売は通年で実施)。


開設記念競輪 (GIII) は『瑞峰立山賞争奪戦』が開催され、開催2日目のシード優秀競走は富山県の名峰「剱岳」にちなんで『峻峰剱賞』の名称で行われる。なお記念競輪は近年8月に開催されていたが、2017年は元の時期である6月に行われる。また、1995年、1996年、2001年、2006年には『ふるさとダービー富山』が、2016年には共同通信社杯競輪が開催された。


マスコットキャラクターは「ライちゃん」(雷鳥をモチーフ)で、それにちなみ『raichan cup』も開催されている。


トータリゼータシステムは日本ベンダーネットを採用している。以前は日本トーターを採用していた。


なお2010年度より日本写真判定による開催事務の包括委託が行われている。また2010年8月13日より重勝式投票にあたるKドリームスの発売を開始した。ただし本場や競輪場外車券売場では購入できず、会員制のネット販売に限定される。


2014年度の車券売上額は97億7416万円で、6年連続の減少。1972年度以来42年ぶりに100億円を下回った[1]



バンク


一周333mの短走路バンク。カント(最大33.41°)がややきつく風がバックストレッチで追い風となる為、逃げ先行の選手だけでなく捲り中心の自力選手にも有利である。


特筆すべきところはセンター及びバックの走路が極度に狭い事である。1990年にバンク改修が行われたが、センターはあまり改良されず現在のようになった。一目見ると非常に扁平で押しつぶされた形になっていて、センター部ではカントの割に際立っており、番手競りをしている選手がバランスを誤り落車してしまう事が多い。あまりに多いため欠場選手の補充が足らず、最終日で6車立てのレースを開催したという主催者泣かせな所がある。また、このバンク改修が行われるまでホームの幅が狭いため危険防止のため、9車立てのレースを行わなかった時期もある。だが、バンク改修後はグレードレース開催が多く地方競輪場の中でも優良である。


バンク形状が自転車競技用ピストに近い333バンク(海外の競技用ピストは最大でも333)であることから、世界選手権などへ派遣される選手の合宿等にもよく使われる。


なおバックスタンド裏は岩瀬浜と繋がった運河となっており、吹き込む海風に注意が必要となっている。



アクセス



  • 富山ライトレール富山港線・競輪場前駅下車すぐ。
    • 競輪場アクセスのために、ライトレールの運賃が無料になる入場者用の専用ICカードがある。なお入手には身分証明書が必要でデポジットは500円。
  • 本場開催及び場外開催(記念以上)は、氷見(射水市)・入善駅(黒部市、魚津市)の各方面から無料送迎バスがある。


歴代記念競輪優勝者





















































優勝者登録地
2002年小嶋敬二
石川
2003年松本整
京都
2004年小嶋敬二石川
2005年加藤慎平
岐阜
2007年武田豊樹
茨城
2008年石毛克幸
千葉
2009年山賀雅仁千葉
2010年市田佳寿浩
福井

2011年[2]

五十嵐力
成田和也

神奈川
福島
2012年渡邉一成福島
2013年長塚智広茨城
2014年金子貴志
愛知
2015年南修二
大阪
2017年牛山貴広茨城
2018年浅井康太
三重
2019年
※1節4日間制開催となった、2002年4月以降の歴代記念競輪優勝者を列記。


余禄


  • 地元富山県内のテレビやラジオで放送されるCMでは、現在は、高原兄が歌う「リンリンとやまケイリン」がCMソングとして使用されている。

  • 尚、現在は「とばしはやお」の成長をドキュメントとした超大作のストーリー型CMが放送されている。

  • ヒストリックカーフェスタやウォーキングフェスタなどイベントを開催するなどたくさんの人々に親しまれている。


  • 2003年9月7日に三連単449万5120円が出て、当時の競輪史上最高払戻金を30年ぶりに更新した(従来最高額は千葉競輪場で1973年4月9日に記録した枠単236万3180円)[3]


脚注




  1. ^ 売上額42年ぶり100億円下回る 富山競輪 - 北日本新聞、2014年11月29日


  2. ^ 2011年は同着優勝


  3. ^ 史上最高払戻金の記録更新について(4,495,120円) KEIRIN.JP 2003年9月8日



外部リンク


  • 富山競輪

  • Kドリームス公式HP


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