芸備線
芸備線 | |
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坂根駅 - 市岡駅間を走行するキハ120形 (2010年4月14日) | |
概要 | |
起終点 | 起点:備中神代駅 終点:広島駅 |
駅数 | 44駅 |
路線記号 | P |
運営 | |
開業 | 1915年4月28日 (1915-04-28) |
全通 | 1936年10月10日 |
所有者 | 芸備鉄道(一部区間)→ 鉄道省→運輸通信省→運輸省→ 日本国有鉄道→ 西日本旅客鉄道(第1種鉄道事業者) |
使用車両 | キハ120形、キハ40・47形 |
路線諸元 | |
路線総延長 | 159.1 km (98.9 mi) |
軌間 | 1,067 mm (3 ft 6 in) |
電化 | 全線非電化 |
運行速度 | 最高85 km/h (53 mph) |
芸備線(げいびせん)は、岡山県新見市の備中神代駅から広島県三次市の三次駅を経て広島県広島市の広島駅に至る西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(地方交通線)である。
目次
1 概要
1.1 路線データ
2 沿線概況
3 運行形態
3.1 広島駅 - 三次駅間
3.2 三次駅 - 備後落合駅間
3.3 備後落合駅 - 備中神代駅間
3.4 過去の列車
4 使用車両
4.1 現在の使用車両
4.2 過去の使用車両
5 高速化提案
6 歴史
6.1 芸備鉄道
6.2 庄原線
6.3 三神線
6.4 芸備線
6.5 民営化以降
7 駅一覧
7.1 廃駅
7.2 過去の接続路線
8 脚注
9 参考文献
10 関連項目
概要
中国山地西部の山間を走るローカル線の一つ。中国自動車道の開通や、山陽新幹線と接続する伯備線の特急列車網の整備などで、広島市から広島県北部を経て木次線を経由して松江市・米子市などと結んでいた陰陽連絡路線のメインルートからは外れ、現在は、広島市 - 三次市間の都市間輸送や広島市 - 三次市 - 庄原市および新見市 - 庄原市東城町といった沿線の通勤・通学輸送が主体の路線となっている。
三次駅 - 広島駅間では急行「みよし」が運行されていたが、2007年7月1日のダイヤ改正で廃止され、快速「みよしライナー」へ置き換えられた[1]。
狩留家駅 - 広島駅間は「広島シティネットワーク」として広島市の近郊区間に位置づけられており、IC乗車カード「ICOCA」のエリアに含まれる。同区間では2014年から、ラインカラーには「三次の名産ぶどうと、安芸高田市の花として親しまれているアジサイのイメージ」として紫(■)が[2]、路線記号は P が選定されている[3]。一方、車内掲示等で使われる広島エリアの路線図[4]においては白木山駅以東の備後落合駅までもこのカラーで表現されている。
その後、2016年に岡山・福山エリアならびに山陰エリアのラインカラー・路線記号が制定され、同年4月に公式サイトの全域路線図へそれらが反映された際には、紫色にPの路線記号の適用区間が、白木山駅以東も含めた芸備線全区間(伯備線乗り入れ区間の新見駅まで)に拡大されている[5]。また、岡山支社管内で駅掲示運賃表を路線記号入りに更新した駅でも同様の対応となっている。その一方で、白木山駅 - 比婆山駅間各駅の駅掲示時刻表では、路線記号未制定の山口地区各線同様に、路線記号のアルファベットが入らないカラーのみのシンボルを使用している。また、岡山・福山エリアとしてのラインカラーではないことから[6]、備後落合駅 - 新見駅間では2016年改正時点においては運賃表以外の旅客案内には使用されていない。
備中神代駅 - 備後落合駅間は広島県内を含めて岡山支社、備後落合駅 - 三次駅間は広島支社三次鉄道部、三次駅 - 広島駅間は広島支社の直轄、支社境界駅である備後落合駅は岡山支社の管轄である(上り場内信号機が支社境となっている)。日本国有鉄道(国鉄)時代は塩町駅が岡山鉄道管理局と広島鉄道管理局の境界で、同駅は岡山局の管内だった。
路線データ
- 管轄(事業種別):西日本旅客鉄道(第一種鉄道事業者)
- 路線距離(営業キロ):159.1km
軌間:1067mm- 駅数:44(起終点駅含む、広島貨物ターミナル駅をのぞく)
- 芸備線所属駅に限定した場合、伯備線所属の備中神代駅と山陽本線所属の広島駅が除外され[7]、42駅となる[8]。
- 複線区間:なし(全線単線)
- 電化区間:なし(全線非電化)
閉塞方式:特殊自動閉塞式(軌道回路検知式)
列車交換可能駅:18- 最高速度:85km/h
運転指令所:広島総合指令所
平均通過人員(2016年度)[9]- 路線全体:1,699人/日
- 広島 - 狩留家間:9,306人/日
- 狩留家 - 三次間:1,381人/日
- 三次 - 備後落合間:225人/日
- 備後落合 - 東城間:9人/日
- 東城 - 備中神代間:81人/日
沿線概況
停車場・施設・接続路線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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凡例
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備中神代駅からは中国山地の谷を高梁川水系の神代川や成羽川に沿って走行する。野馳駅 - 東城駅間の大竹山トンネルで岡山県から広島県に入る。坂根駅・備後八幡駅や小奴可駅周辺では、かつてたたら吹きが行われていた。道後山駅の少し手前で芸備線の最高所に達し、ここから日本海に注ぐ江の川の水系に入る。次の駅の備後落合駅との標高差は160mもあるため[10]、蛇行しながら25‰の勾配を下っていく。途中で渡る小鳥原第一鉄橋は中国地方一高い橋である[11][12]。備後落合駅と比婆山駅との間は、5.6kmの間を徐行しつつ15分あまりかけて、木次線方面から下ってきた西城川の渓谷を進む。比婆山駅から田園地帯になっていくが、幾度か狭い谷合を走る。備後庄原駅付近で西城川から離れて、国兼川流域に入ると平地がだんだん開けていき、馬洗川を渡って福塩線と合流して塩町駅から馬洗川の左岸を走行し、三次駅に到着する。
三次駅から江の川(広島県内では可愛川)沿いになり、県道の拡張のために経路が変更された上川立駅 - 甲立駅間を走行し、ここで芸備線で最長の郷原トンネルを通過する。向原駅の北側で「泣き別れ」と呼ばれる中央分水界を超えるが、標高214m[13]と比較的低い場所にあり、かつ平地にある。ここからは太田川水系三篠川に沿って中深川駅付近まで進む。中深川駅を過ぎたあたりから周囲が開け、車窓にはニュータウンが見えてくる。下深川駅の先で太田川の左岸を南下し、太田川の右岸を走行する可部線と併走、戸坂駅からは中山地区を通過して(中山地区に駅はない)広島車両所(JR貨物の車両基地)・広島新幹線運転所(博多総合車両所広島支所、山陽新幹線の電留線)の脇をかすめて広島貨物ターミナル駅構内で山陽本線と合流し、広島駅に到着する。
運行形態
2017年3月4日現在の運行形態は次の通り[14]。
普通列車・快速列車のみの運転で、全線を通して運転される列車はなく備後落合駅と三次駅で運転系統が分かれている。なお、広島駅に向かう列車が「下り」となっている。以下の運行形態各節では上り方(広島側)から記述する。
広島駅 - 三次駅間の一部列車をのぞいて、全線でワンマン運転を行っている。
広島駅 - 三次駅間
この区間は芸備線の中でも運行本数が多く、広島駅 - 三次駅間で1時間に1本程度が運転されているほか、広島駅 - 下深川駅・狩留家駅・志和口駅間の区間運転の列車も運転されている。芸備線の中で特に利用客数の多い広島駅 - 下深川駅・狩留家駅間は快速を含めて日中約20 - 30分間隔で運転されている。この区間では、広島発三次経由福塩線府中行きの列車も2本が設定されている。
普通列車のほかにも、快速「みよしライナー」が平日に4往復、土休日には下り6本・上り5本運転されており、所要時間は約1時間20分である。2007年7月1日のダイヤ改正以前は「通勤ライナー」も設定されていた。
広島発5時台の上り始発列車の1802Dは、キハ120形気動車で備後庄原・福塩線府中行き(三次駅で分割)で運転されている。備後庄原行きは日曜日・祝日は三次駅までの運転である。
三次駅 - 備後落合駅間
この区間は三次駅 - 備後落合駅間で普通が5往復と、三次駅 - 備後庄原駅間の普通が2往復(朝の1往復は休日運休、午後の1往復は土休日運休)運転されており、曜日によっては5 - 6時間ほど運転されない時間帯がある。以前は日中に第1日曜日に運休する列車が存在した。塩町駅 - 三次駅間は福塩線の列車が乗り入れている。
このほかに臨時列車として、備後落合駅で「奥出雲おろち号」に接続する普通列車が、「奥出雲おろち号」の運転日に合わせて三次駅 - 備後落合駅間で1往復運転されている。
備後落合駅 - 備中神代駅間
この区間を走る列車はすべて伯備線の新見駅発着で、備中神代駅から芸備線に入る。伯備線の新見駅 - 備中神代駅間の布原駅は芸備線の列車のみが停車するため、運転系統上は芸備線扱いとなっている。新見駅からの列車の半分は東城駅までの運転で、備後落合駅 - 東城駅間は1日わずか3往復の超過疎路線であり、平均通過人員が1日8人と報じられたこともある[15]。新見 - 東城間の朝の1往復は平日のみの運転である。2005年3月1日のダイヤ改正までは備後落合駅 - 東城駅間が5往復、東城駅 - 新見駅間が7往復であった。
2000年3月11日のダイヤ改正では、土曜日も運転する列車が設定されていた。
この区間は快速列車が、新見発備後落合行きとして早朝に1本のみ運転されている。この快速は、キハ120形の方向幕に「快速 備後落合」という表示がないため、方向幕には「備後落合」とのみ掲出、前面窓内側のワンマン灯下に「快速」(白地に赤文字)と記載された種別札を挿入したうえで運転される。2004年夏には臨時快速としてキハ120形を使用した「奥出雲」号が新見駅 - 木次線出雲坂根駅間で運転された。
過去の列車
かつては急行「ちどり」「たいしゃく」「みよし」などの優等列車が運行され、1980年代頃までは陰陽連絡線として多くの急行列車で賑わっていた。2007年7月1日に廃止された当線最後の急行「みよし」は、廃止直前時点で4往復が運転され、当時のJRの急行としては唯一2往復以上運行される列車となっていた。またほかの急行列車が客車や電車、一般形のキハ47形気動車を使用していたことから、急行形気動車のキハ58系で運用される日本で唯一の急行列車となっていた。
国鉄時代は前述の急行列車を含めて1日10数本の運行だったが、広島駅 - 新見駅間を走破する列車も設定されていた。また、最終列車も早く、広島発では三次行きが21時台、志和口行きが22時台だった。これは1987年4月1日時点[16]でも変わらなかった。なお、1980年9月30日までは、夜行「ちどり」を使って、広島駅を23時50分台に出て志和口駅・三次駅・備後庄原駅などに深夜に到着することができた。
かつての優等列車は山陽本線・木次線・伯備線・姫新線などと直通で運転されていたが、晩年は芸備線内のみでの運転となっていた。一時期、可部線と直通する普通列車も存在し、臨時列車の急行「江の川」・快速「SLみよし」などは三江線に乗り入れていたが、いずれも現在は運転されていない。
使用車両
現在の使用車両
すべて気動車で運転されている。
キハ120形- 新見駅 - 備後落合駅 - 三次駅間の全列車(塩町駅 - 三次駅間で福塩線から乗り入れる列車を含む)と、三次駅 - 広島駅間の2往復で運用されている。備後落合駅以西では下関総合車両所広島支所所属の車両が、備後落合駅以東では岡山気動車区の車両が使用される。以前はこの車両にはトイレが設置されていなかったが、現在はすべての車両に設置されている。
キハ40・47形- 広島駅 - 三次駅間の大半の列車で運用されている。下関総合車両所新山口支所所属の車両を使用しており、送り込みのため新山口駅 - 広島駅間で回送列車が運転されている。
キハ120形
キハ47形
過去の使用車両
- 気動車
キハ28・58形(急行列車などで運用)
キハ55形(急行・準急列車などで運用)- キハ23・45形
- キハ20形
客車- オハ35系
- スハフ42形
- 50系
12系1000番台(芸備線最後の定期客車列車に使用)
機関車- 8620
- C11
- C12
- C56
- C58
- DE10
高速化提案
1991年(平成3年)には振子式気動車の投入による高速化が要求されるようになり、同年11月には四国旅客鉄道(JR四国)の特急用気動車である2000系を使用した試運転が東城駅 - 広島駅間で行われた[17]。
2006年(平成18年)には地元経済界による芸備線と木次線の大幅な高速化が提言され、広島支社から本社に対し、広島周辺の一部区間の電化等の要望が挙がっていた。同社は公式には方針として表明していないが、過去の整備事業はほとんどが原則として地元負担となっており、これらは全額の地元負担がJR西日本本社の方針と見られるため、地元がどう資金を負担するかが鍵となっている。
歴史
広島駅 - 備後庄原駅間は芸備鉄道により開業した。備後庄原駅 - 備後落合駅間は国有鉄道(鉄道省)により庄原線として、小奴可駅 - 備中神代駅間は三神線として建設された。広島駅 - 備中神代駅間が全通したのは1936年で、翌年には芸備鉄道全線が買収され芸備線となった。
戦前・戦後の一時期には、姫新線と一体のダイヤが組まれ、姫路駅 - 津山駅 - 新見駅 - 備後落合駅 - 三次駅 - 広島駅間直通という列車が1日に数往復も設定されていたことがあった。
芸備鉄道
1910年(明治43年)10月11日:芸備軽便鉄道発起人(佐藤正ほか7名)、鉄道院に広島 - 三次間の軽便鉄道敷設許可を申請[18]
1911年(明治44年)3月2日:鉄道院、芸備軽便鉄道発起人に軽便鉄道敷設免許状を下付(広島 - 三次間、43M58C)[19]
1912年(明治45年)4月30日:芸備軽便鉄道、創立総会を開催。社名を芸備鉄道に変更、取締役社長は和田彦次郎[18]
1913年(大正2年):下深川停車場(現広島市)で起工式を挙行[20]
1915年(大正4年)
1月25日:工事中の青河トンネル(志和地 - 三次間)で天井崩落事故があり10名死亡[20]
4月27日:鉄道院、芸備鉄道に東広島 - 志和地間の運輸営業開始を許可[21]
4月28日:東広島駅 - 志和地駅間(36.7M≒59.06km)が開業。東広島駅(初代)・矢口駅(現在の安芸矢口駅)・下深川駅・狩留家駅・中三田駅・志和口駅・井原市駅・向原駅・吉田口駅・甲立駅・川立駅(現在の上川立駅)・志和地駅が開業[21]
5月31日:鉄道院、芸備鉄道に志和地 - 三次間の運輸営業開始を許可[22]
6月1日:志和地駅 - 三次駅間(4.8M≒7.72km)が開業。三次駅(現在の西三次駅)が開業[22]。尾関山公園(現三次市)で開通式を挙行[18]
1916年(大正5年)4月15日:戸坂停留場・玖村停留場・粟屋停留場が開業[23]- 1917年(大正6年)11月5日:鉄道院、芸備鉄道に軽便鉄道敷設免許状を下付(双三郡十日市町 - 比婆郡庄原町間、12M64C)[24]
1920年(大正9年)
7月3日:鉄道院、芸備鉄道に広島 - 東広島間の貨物運輸営業開始を認可[25]
7月15日:広島駅 - 東広島駅間(0.4M≒0.64km)が貨物線として開業。国鉄広島駅に乗り入れ開始[25]
1921年(大正10年)11月1日:全線で0.1M(≒0.16km)短縮[26]
1922年(大正11年)6月7日:三次駅 - 塩町駅間(4.4M≒7.08km)が延伸開業。八次駅・塩町駅(初代・現在の神杉駅)が開業。粟屋停留場が廃止[27]。
1923年(大正12年)12月8日:塩町駅 - 備後庄原駅間(10.0M≒16.09km)が開業。中深川仮停留場・和田村駅(現在の下和知駅)・七塚駅・備後庄原駅が開業[28]。
1924年(大正13年)9月20日:山ノ内駅が開業[29]。中深川仮停留場を中深川駅に変更。
1925年(大正14年)2月1日:和田村駅が下和知駅に改称[30]。
1926年(大正15年)1月21日:東広島駅 - 広島駅間の旅客営業を開始。東広島駅の旅客営業が廃止され、貨物駅になる[31]。
1929年(昭和4年)3月20日:矢賀停留場・中山停留場(のちの安芸中山駅)・上深川停留場が開業。瓦斯倫動力併用[32]- 停留場の新設は、並行道路を走るバスとの競合対策で、ガソリン動力併用認可を受けて気動車(ガソリンカー)を導入したことに伴うものである。これらの停留場およびその後広島駅 - 三次駅間に設置された停留場は、ホームの長さが車両1両分のガソリンカー専用駅で、「飛乗り駅」と呼ばれた[33]。芸備鉄道は、以後1936年に至るまでほぼ毎年のように気動車を大量増備し、停留場の新設や宇品線借り入れ運転などの旅客誘致策にその機動性を活用した(「買収気動車」の項も参照)。
1930年(昭和5年)
1月1日:白木山口停留場(現在の白木山駅)・弥谷停留場・三田吉永駅(現在の上三田駅)・十日市駅(のちの三次駅)が開業。
4月1日:営業距離の単位をマイルからメートルに変更(56.2M→90.7km)。
4月21日:木戸停留場(のちの備後木戸駅)が開業。
4月22日:田幸停留場(現在の塩町駅)が開業。
4月25日:石ヶ原停留場・小田停留場(のちの安芸小田駅)・長田停留場(のちの下長田駅)・戸島停留場(のちの安芸戸島駅)・下原停留場・三日市駅(現在の備後三日市駅)が開業。- 12月13日:旅客運輸営業免許(広島-宇品間)[34]
12月20日:芸備鉄道が宇品線を借り受け同線の旅客営業を開始[35]。
1931年(昭和6年)7月15日:青河停留場が開業。- 1933年(昭和8年)5月19日:ディーゼル動力併用認可[32]
- 1937年(昭和12年)6月30日:鉄道旅客運輸営業廃止(許可)(1930年12月13日免許 広島-宇品間)[36]
庄原線
1933年(昭和8年)
6月1日:備後十日市駅 - 備後庄原駅間 (21.8km) が国有化され庄原線となる[37]。十日市駅が備後十日市駅に、木戸駅が備後木戸駅に、三日市駅が備後三日市駅に改称。機関車3両、ガソリンカー3両、客車14両、貨車117両を引き継ぐ[38]。
10月20日:福永臨時停留場が開業。
1934年(昭和9年)
1月1日:塩町駅(初代)が神杉駅に、田幸駅が塩町駅(2代目)に改称。
3月15日:備後庄原駅 - 備後西城駅間 (15.3km) が延伸開業。備後木戸駅・下原駅廃止。高駅・備後西城駅が開業。
1935年(昭和10年)12月20日:備後西城駅 - 備後落合駅間 (8.6km) が延伸開業。備後熊野駅(現在の比婆山駅)・備後落合駅が開業。
三神線
1930年(昭和5年)
2月10日:国有鉄道三神線 備中神代駅 - 矢神駅間(6.2M≒9.98km)が開業。坂根駅・矢神駅が開業。- 4月1日:営業距離の単位をマイルからメートルに変更(6.2M→10.0km)。
11月25日:矢神駅 - 東城駅間 (8.8km) が延伸開業。野馳駅・東城駅が開業。
1935年(昭和10年)6月15日:東城駅 - 小奴可駅間 (14.8km) が延伸開業。備後八幡駅・小奴可駅が開業。
1936年(昭和11年)
10月10日:小奴可駅 - 備後落合駅間 (11.0km) が延伸開業。庄原線(備後落合駅 - 備後十日市駅間)を編入。
11月21日:道後山駅が開業。
芸備線
1937年(昭和12年)7月1日:芸備鉄道の広島駅 - 備後十日市駅間を国有化[39]、改キロ (-0.1km)。三神線が旧・芸備鉄道線を編入し芸備線に改称。停留場が駅に変更。川立駅が上川立駅に、戸島停留場が安芸戸島駅に、長田停留場が下長田駅に、三田吉永駅が上三田駅に、白木山口停留場が白木山駅に、矢口駅が安芸矢口駅に、小田停留場が安芸小田駅に、中山停留場が安芸中山駅に、向原駅が「むかいばら」から「むかいはら」に改称。福永臨時停留場・東広島駅が廃止。
1941年(昭和16年)8月10日:青河駅・安芸戸島駅・下長田駅・上三田駅・弥谷駅・白木山駅・上深川駅・安芸小田駅・石ヶ原駅・安芸中山駅・矢賀駅が営業休止。ガソリン動車使用停止によるもの。
1942年(昭和17年)10月28日:休止中の矢賀駅が信号場に変更されて矢賀信号場が開設。
1943年(昭和18年)4月2日:矢賀信号場が駅に変更されて矢賀駅が開業。
1948年(昭和23年)8月10日:上三田駅・上深川駅の営業再開。
1952年(昭和27年)2月1日:平子駅が開業。
1953年(昭和28年)10月1日:市岡駅が開業。
1954年(昭和29年)
11月10日:三次駅(初代)が西三次駅に改称。
12月10日:備後十日市駅が三次駅(2代)に改称。
1955年(昭和30年)
7月20日:内名駅が開業。
11月11日:快速「ちどり」が運転開始。
1956年(昭和31年)12月20日:備後熊野駅が比婆山駅に改称。
1959年(昭和34年)4月13日:快速「ちどり」が準急に格上げ。
1962年(昭和37年)3月15日:準急「たいしゃく」が運転開始。
1963年(昭和38年)12月5日:白木山駅の営業再開。
1966年(昭和41年)3月5日:準急「ちどり」「たいしゃく」が急行に格上げ。
1969年(昭和44年)3月1日:東広島駅(2代目・現在の広島貨物ターミナル駅)が開業。東広島 - 広島間の貨物営業廃止。
1983年(昭和58年)
3月1日:三次駅 - 広島駅間に列車集中制御装置 (CTC) を導入[40]。
10月31日:備中神代駅 - 三次駅間に CTC を導入[41]、CTCセンターは備後庄原駅に設置。これにより国鉄の CTC 化8,000kmを達成。
1985年(昭和60年)3月15日:急行「みよし」が運転開始。
1986年(昭和61年)11月1日:備中神代駅 - 東広島駅の貨物営業廃止。
民営化以降
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道が承継。
1991年(平成3年)- 4月1日:備後落合駅 - 三次駅間が広島支社の管轄から三次鉄道部の管轄に、備中神代駅 - 備後落合駅間が岡山支社から備中鉄道部の管轄に変更[42]。新見駅 - 三次駅間でワンマン運転開始[42]。
- 11月1日:三次駅 - 広島駅間でワンマン運転開始[42]。
- 11月10日:東城駅 - 広島駅間でJR四国の2000系気動車が試運転のため入線[17]。
1995年(平成7年)- 9月1日:新見駅 - 備後落合駅間の全列車がキハ120形気動車になる[43]。
12月22日:東広島駅を広島貨物ターミナル駅に改称。
1996年(平成8年)3月16日:三次駅 - 備後落合駅間でキハ120形気動車が運用開始[43]。
2001年(平成13年)3月3日:新見駅 - 備後落合駅間で運転区間・時刻の見直しを実施。休日・第1日曜運休列車が導入され、土曜運転の列車が廃止。
2002年(平成14年)
3月23日:ダイヤ改正で急行「ちどり」・「たいしゃく」の運転区間を三次駅 - 広島駅間、列車名を「みよし」に統一[44]。普通列車では、最終の広島発三次行きを22時半過ぎ、志和口行きを23時半過ぎに繰り下げ。備後落合駅 - 三次駅間で減便し、第1日曜運休列車を導入。朝の備後西城駅折り返しを備後庄原駅折り返しに、夕方の備後落合駅折り返しも備後庄原駅折り返しにそれぞれ変更。
10月5日:狩留家駅 - 広島駅間が広島シティネットワークエリアとなる。
2003年(平成15年)10月1日:快速「みよしライナー」が運転開始、既存の快速は「通勤ライナー」に変更。広島駅 - 三次駅間で増発。
2006年(平成18年)
4月23日:県道広島三次線を拡幅するため上川立駅 - 甲立駅間が経路変更。これに伴う営業キロの変更はなし。
7月19日:大雨の影響により備後落合駅 - 比婆山駅間で土砂流入が発生し、備後落合駅 - 備後西城駅間で運転見合わせ[45]。翌20日から不通区間で列車の時刻に合わせてバスによる代行輸送を実施[45]。
2007年(平成19年)- 4月1日:備後落合駅 - 備後西城駅間で運行再開[46]。
7月1日:急行「みよし」と快速「通勤ライナー」が廃止され、快速「みよしライナー」に統合され、停車駅が変更される[47]。
- 年月日不明:備中鉄道部が廃止され、備中神代駅 - 備後落合駅間が岡山支社の直轄になる[48]。
9月1日:狩留家駅 - 広島駅間が「ICOCA」の利用エリアになる[49][50]。
2014年(平成26年)- 8月20日:平成26年8月豪雨により広島市で土砂災害が発生。玖村駅 - 安芸矢口駅間で土砂流入し、始発から三次駅 - 広島駅間が運休となる[51]。22日の始発から三次駅 - 広島駅間が運行再開[52]。
2017年(平成29年)3月4日:ダイヤ改正により、三次駅 - 広島駅間を平日と土休日で異なるダイヤとする。土休日に快速「みよしライナー」と普通列車を増発[53]。
2018年(平成30年)
7月7日:平成30年7月豪雨で、狩留家駅と白木山駅間にある三篠川にかかる橋が崩落[54][55]。加えて、複数箇所で土砂崩れや路盤流出なども発生。これにより、全線で不通となる。全線復旧まで1年近く要する見込み[56]。
7月23日:下深川駅 - 広島駅間が運行再開[57]。
8月25日:狩留家駅 - 下深川駅間が運行再開[58]。
8月27日:備中神代駅 - 東城駅間が運行再開[59]。
8月31日:東城駅 - 備後落合駅間が運行再開[59]。
10月4日:備後庄原駅 - 三次駅間が運転再開[60]。
12月20日:備後落合駅 - 備後庄原駅間が運転再開[61]。
駅一覧
便宜上、備中神代駅から全列車が直通する伯備線新見駅からの区間を記載する。
- 駅名 … (貨):貨物専用駅(芸備線の貨物取扱はなし)、広:特定都区市内制度における「広島市内」エリアの駅
- 停車駅
- 普通…すべての駅に停車
- 快速…●印の駅は停車、|・↓印の駅は通過(↓は矢印の方向のみ運転)
- 新見駅発の快速は早朝下り1本のみ運転
- 三次駅 - 広島駅間の快速は「みよしライナー」
- 線路(全線単線) … ◇・∧:列車交換可能、*:列車交換可能だが交換時は下り列車のみ客扱い可、|:列車交換不可
- 駅名欄の背景色が■である駅(西三次駅 - 白木山駅)は、平成30年7月豪雨の影響による不通区間の駅および営業休止中の駅を示している(2018年12月20日現在)。
路線名 | 駅名 | 駅間営業キロ | 備中神代からの営業キロ | 快速 | 接続路線・備考 | 線路 | 所在地 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
伯備線 | 新見駅 | - | 6.4 | ● | 西日本旅客鉄道:V 伯備線(倉敷方面)・K 姫新線 | ◇ | 岡山県 新見市 | |
布原駅 | 3.9 | 2.5 | ↓ | (芸備線の列車のみ停車) | ◇ | |||
備中神代駅 | 2.5 | 0.0 | ↓ | 西日本旅客鉄道:V 伯備線(伯耆大山方面) | | | |||
芸備線 | ||||||||
坂根駅 | 3.9 | 3.9 | ↓ | | | | |||
市岡駅 | 2.6 | 6.5 | ↓ | | | | |||
矢神駅 | 3.6 | 10.0 | ● | | ◇ | |||
野馳駅 | 3.6 | 13.6 | ↓ | | | | |||
東城駅 | 5.2 | 18.8 | ● | | * | 広島県 | 庄原市 | |
備後八幡駅 | 6.5 | 25.3 | ● | | | | |||
内名駅 | 3.7 | 29.0 | ● | | | | |||
小奴可駅 | 4.6 | 33.6 | ● | | | | |||
道後山駅 | 4.2 | 37.8 | ● | | | | |||
備後落合駅 | 6.8 | 44.6 | ● | 西日本旅客鉄道:E 木次線 | ◇ | |||
比婆山駅 | 5.6 | 50.2 | | | | | |||
備後西城駅 | 3.0 | 53.2 | | | ◇ | |||
平子駅 | 4.2 | 57.4 | | | | | |||
高駅 | 4.9 | 62.3 | | | | | |||
備後庄原駅 | 6.2 | 68.5 | | | ◇ | |||
備後三日市駅 | 2.0 | 70.5 | | | | | |||
七塚駅 | 1.7 | 72.2 | | | | | |||
山ノ内駅 | 3.0 | 75.2 | | | | | |||
下和知駅 | 4.9 | 80.1 | | | | | 三次市 | ||
塩町駅 | 3.1 | 83.2 | | 西日本旅客鉄道:Z 福塩線[* 1] | ◇ | |||
神杉駅 | 1.5 | 84.7 | | | ◇ | |||
八次駅 | 3.3 | 88.0 | | | | | |||
三次駅 | 2.3 | 90.3 | ● | | ◇ | |||
西三次駅 | 1.6 | 91.9 | | | | ◇ | |||
志和地駅 | 7.7 | 99.6 | | | | ◇ | |||
上川立駅 | 2.6 | 102.2 | | | | | | |||
甲立駅 | 4.3 | 106.5 | ● | | ◇ | 安芸高田市 | ||
吉田口駅 | 3.4 | 109.9 | | | | ◇ | |||
向原駅 | 6.2 | 116.1 | ● | | ◇ | |||
広 井原市駅 | 5.9 | 122.0 | | | | | | 広島市 安佐北区 | ||
広 志和口駅 | 4.0 | 126.0 | ● | | ◇ | |||
広 上三田駅 | 3.5 | 129.5 | | | | | | |||
広 中三田駅 | 4.5 | 134.0 | | | | ◇ | |||
広 白木山駅 | 2.3 | 136.3 | | | | | | |||
広 狩留家駅 | 2.2 | 138.5 | | | | ◇ | |||
広 上深川駅 | 2.2 | 140.7 | | | | | | |||
広 中深川駅 | 2.8 | 143.5 | | | | | | |||
広 下深川駅 | 1.4 | 144.9 | ● | | ◇ | |||
広 玖村駅 | 1.9 | 146.8 | ● | | | | |||
広 安芸矢口駅 | 2.5 | 149.3 | ● | | ◇ | |||
広 戸坂駅 | 2.8 | 152.1 | ● | | | | 広島市 東区 | ||
広 矢賀駅 | 4.8 | 156.9 | ● | | ◇ | |||
((貨)広島貨物ターミナル駅) | 0.6 | 157.5 | | | (山陽本線の貨物駅。山陽本線との分岐点) | | | 広島市 南区 | ||
広 広島駅 | 1.6 | 159.1 | ● | 西日本旅客鉄道: 山陽新幹線・G R 山陽本線・Y 呉線[* 2]・B 可部線[* 2] 広島電鉄:本線 | ∧ |
^ 福塩線の路線の終点は塩町駅だが、列車は三次駅まで乗り入れる- ^ ab呉線の正式な終点は山陽本線海田市駅、可部線の正式な起点は山陽本線横川駅だが、運転系統上は両線とも広島駅に乗り入れる
以下の駅を除いては、無人駅である。
- JR西日本の直営駅(3駅)
- 新見駅・三次駅・広島駅
JR西日本広島メンテックによる業務委託駅(5駅)- 向原駅・志和口駅・下深川駅・安芸矢口駅・矢賀駅
簡易委託駅
POS端末設置駅- 甲立駅・備後庄原駅
- 携帯車発機設置駅
- 備後西城駅・小奴可駅・東城駅・野馳駅
- 常備券設置駅
- 上川立駅(回数券のみ)
- 窓口休止中の駅
- 吉田口駅
廃駅
( )内は備中神代駅起点の営業キロ。
- 下原駅:1934年廃止、七塚駅 - 山ノ内駅間 (73.7km)
- 備後木戸駅:1934年廃止、山ノ内駅 - 下和知駅間 (78.1km)
粟屋停留場:1922年廃止、西三次駅 - 志和地駅間 (94.8km)- 青河駅:1941年休止、西三次駅 - 志和地駅間 (96.4km)
- 安芸戸島駅:1941年休止、吉田口駅 - 向原駅間 (113.5km)
下長田駅:1941年休止、向原駅 - 井原市駅間 (119.5km)- 弥谷駅:1941年休止、上三田駅 - 中三田駅間 (132.0km)
- 福永臨時停留場:1937年廃止、中三田駅 - 白木山駅間 (136.1km)
- 安芸小田駅:1941年休止、安芸矢口駅 - 戸坂駅間 (150.5km)
石ヶ原駅:1941年休止、戸坂駅 - 矢賀駅間 (153.1km)
安芸中山駅:1941年休止、戸坂駅 - 矢賀駅間 (155.6km)- (貨)東広島駅:1937年廃止、矢賀駅 - 広島駅間 (158.5km)
過去の接続路線
- 三次駅:三江線 - 2018年4月1日廃止
脚注
^ ただし「みよしライナー」は「みよし」廃止より前から運行を開始しており、「みよし」の快速格下げではない。
^ 2014年10月20日から11月1日に開催された「広島駅の歴史展」より
^ 近畿エリア・広島エリアに「路線記号」を導入します - 西日本旅客鉄道ニュースリリース 2014年8月6日
^ 広島エリア路線図 (PDF) - JRおでかけネット、2016年3月28日閲覧
^ JR西日本全域路線図 (PDF) - JRおでかけネット、2016年4月16日閲覧
^ 岡山支社では、2016年改正時点で山陽本線各駅(東岡山駅・岡山駅・倉敷駅・福山駅)から直接分岐しない路線の扱いを明確に公表していなかった。
^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB、1998年。ISBN 978-4-533-02980-6。
^ 鉄道事業ダイジェスト - 西日本旅客鉄道
^ データで見るJR西日本2017 - 区間別平均通過人員および旅客運輸収入(平成28年度) (PDF) - 西日本旅客鉄道
^ 道後山駅の標高は612m データで見るJR西日本 2014年版 (PDF) 、備後落合駅の標高はおよそ452m
^ 小鳥原第一鉄橋 - 広島県
^ 西城の十二号鉄橋 ひろしま文化大百科
^ 現地に設置されている向原町教育委員会の看板より
^ 『JTB時刻表』2017年3月号、JTBパブリッシング。
^ 廃線にしたくない!今乗るべき地方路線10選 野田隆、東洋経済オンライン(2016年12月25日)2017年6月4日閲覧
^ JTBパブリッシング 交通公社の時刻表 1987年4月号復刻版- ^ ab西日本旅客鉄道広島支社編『JR西日本広島支社10年史 : 次なる10年に向かって 1987〜1997』西日本旅客鉄道広島支社、1997年、p.380。
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^ 芸備線 備後落合から備後西城駅間の運転再開(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2007年3月16日
^ 平成19年夏のダイヤ改正(広島・山口エリア) 別紙詳細 (PDF) (インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2007年5月9日
^ 『データで見るJR西日本 2007』には記載されているが、『データで見るJR西日本 2008』には記載されていない
^ 岡山・広島エリアに「ICOCA」デビュー!(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2007年8月8日
^ 岡山・広島エリアへICカード乗車券「ICOCA」を導入します(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2006年5月24日
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参考文献
今尾恵介監修『日本鉄道旅行地図帳 - 全線・全駅・全廃線』11 中国四国、新潮社、2009年。ISBN 978-4-10-790029-6。- 今尾恵介『鉄道車窓絵図 西日本編』JTBパブリッシング、2010年、p.99 - p.103。ISBN 978-4-533-07723-4。
川島令三編著『山陽・山陰ライン - 全線・全駅・全配線』6 広島東部・呉エリア、講談社、2012年。ISBN 978-4-06-295156-2。- 菁文社出版部『芸備線米寿の軌跡 : 大正四年、芸備鉄道として開業してから平成の現在に至るまでの芸備線、喜怒哀楽のものがたり。』菁文社、2004年。ISBN 978-4902368123。
関連項目
- 日本の鉄道路線一覧
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