日経新春杯






















日経新春杯
Nikkei Shinshun Hai[1]

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第59回日経新春杯

開催国
日本の旗日本
主催者
日本中央競馬会
競馬場
京都競馬場
創設
1954年1月17日
2017年の情報
距離
芝2400m
格付け
GII
賞金
1着賞金5700万円
出走条件
サラ系4歳以上(国際)
#競走条件も参照
負担重量
ハンデキャップ
出典
[2][3]
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日経新春杯(にっけいしんしゅんはい)は、日本中央競馬会 (JRA)が京都競馬場で施行する中央競馬の重賞競走 (GII)である。


寄贈賞を提供する日本経済新聞社は、東京と大阪に本社を置く新聞社[4]


正賞は日本経済新聞社賞[2][3]




目次





  • 1 概要

    • 1.1 競走条件


    • 1.2 賞金



  • 2 歴史

    • 2.1 歴代優勝馬



  • 3 参考文献


  • 4 脚注

    • 4.1 注釈


    • 4.2 出典

      • 4.2.1 各回競走結果の出典




  • 5 関連項目


  • 6 外部リンク




概要


1954年に創設された「日本経済新春杯」が本競走の前身[5]。1979年より「日経新春杯」に改称された[5]


創設時の負担重量はハンデキャップだったが、1981年から1993年までは別定で行われた[5]。距離も創設時は芝2400mだったが、1987年から1994年までは芝2200mに短縮していた[5]。外国産馬は1990年から出走可能になった[6]ほか、2006年からは外国馬も出走可能な国際競走となった[6]。外国馬の出走枠は当初4頭までだったが[7]、2007年から2014年までは8頭まで[8][9]、2015年からは9頭までとなった[10]


なお、本競走を優勝するとオーストラリアのG1コーフィールドカップへの優先出走権が与えられることになっている。



競走条件


以下の内容は、2017年現在[2][3]のもの。


出走資格:サラ系4歳以上


  • JRA所属馬

  • 外国調教馬(9頭まで[5]、優先出走)

負担重量:ハンデキャップ



賞金


2017年の1着賞金は5700万円で、以下2着2300万円、3着1400万円、4着860万円、5着570万円[2][3]



歴史


  • 1954年 - 5歳以上の馬による重賞競走として、「日本経済新春杯」の名称で創設[5]

  • 1979年 - 競走名を「日経新春杯」に変更[5]

  • 1984年 - グレード制施行によりGII[注 1]に格付け。

  • 1990年 - 混合競走に指定、外国産馬が出走可能になる[6]

  • 2001年 - 馬齢表記を国際基準へ変更したことに伴い、競走条件を「4歳以上」に変更。

  • 2006年 - 国際競走に変更され、外国調教馬が4頭まで出走可能となる[7]

  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、外国調教馬の出走枠を8頭に拡大[8][9]

  • 2015年
    • 出走可能頭数を18頭に拡大。

    • 外国調教馬の出走枠を9頭に変更[9][10]


  • 2017年 - 日曜の降雪による開催中止の影響で火曜(1月17日)に実施。


歴代優勝馬


優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。


コース種別を表記していない距離は、芝コースを表す。


競走名は第1回から第25回まで「日本経済新春杯」[5]





































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































回数施行日競馬場距離優勝馬性齢タイム優勝騎手管理調教師馬主
第1回1954年1月17日京都2400mダイサンホウシユウ牡42:34 4/5上田三千夫上田武司
上田清次郎
第2回1955年1月16日京都2400mフジミツル牡42:30 0/5栗田勝上田武司上田清次郎
第3回1956年1月22日京都2400mヒヤキオーガン牡52:33 4/5栗田勝武田文吾坂上忠兵衞
第4回1957年1月20日京都2400mナンバイチバン牡42:30 2/5大沢真玉谷敬治浜田尚子[注 2]
第5回1958年1月19日京都2400mトツプラン牡42:32 0/5栗田勝武田文吾坂谷豊次
第6回1959年1月18日京都2400mタカハル牡42:30 2/5近藤武夫伊藤勝吉コーホー
第7回1960年1月17日京都2400mフサリユウ牡42:34.6松本善登武田文吾新子政勇貴
第8回1961年1月22日京都2400mタイカン牝42:30.5
(同着)
栗田勝伊藤勝吉林熊蔵
キオーガンヒカリ牡4松本善登武田文吾坂上忠兵衞
第9回1962年1月21日京都2400mホマレタイコウ牡42:32.6北橋修二松元正雄安藤俊雄
第10回1963年1月20日京都2400mリユウフオーレル牡42:36.9宮本悳橋本正晴三好笑子
第11回1964年1月19日京都2400mコウライオー牡42:35.8浅見国一吉田三郎高田政治
第12回1965年1月17日京都2400mオーヒメ牝42:31.7田所稔小川佐助堀内正男
第13回1966年1月16日京都2400mパワーラツスル牡42:33.1松本善登布施正保積忠児
第14回1967年1月22日京都2400mタイクラナ牡52:29.0武邦彦武平三中山芳雄
第15回1968年1月21日京都2400mリユウフアーロス牡52:29.9宮本悳橋本正晴三好諦三 
第16回1969年1月19日京都2400mダテホーライ牡42:35.6宇田明彦星川泉士伊達牧場
第17回1970年1月18日京都2400mキンセンオー牡42:27.6小原伊佐美坂口正二中野常三郎
第18回1971年1月17日京都2400mコンチネンタル牡52:35.1津田昭野平富久アサヒ牧場 
第19回1972年1月16日京都2400mケイシュウ牡52:37.0松本善登浅見国一内田恵司
第20回1973年1月21日京都2400mユーモンド牡42:33.1福永洋一武田文吾新子政勇貴
第21回1974年1月20日京都2400mホウシュウエイト牡42:29.4武邦彦日迫清上田清次郎
第22回1975年1月19日京都2400mイーストリバー牡52:30.7北橋修二松元正雄川東勝俊
第23回1976年1月18日京都2400mロングホーク牡42:29.3松田幸春松田由太郎中井長一
第24回1977年1月23日京都2400mホースメンホープ牡42:27.7小野幸治小林稔中路正志
第25回1978年1月22日京都2400mジンクエイト牡42:28.6清水英次福島勝林儀信
第26回1979年1月21日京都2400mスズカシンプウ牡42:28.5中島敏文上田武司永井永一
第27回1980年1月20日阪神2400mメジロトランザム牡42:27.3武邦彦浅見国一
メジロ商事(株)
第28回1981年1月18日京都2400mケンセイグット牡42:29.0西浦勝一土門健司杉安兼蔵
第29回1982年1月24日京都2400mアジシバオー牡42:29.8岩元市三新川恵佐藤安治
第30回1983年1月23日京都2400mオーバーレインボー牡62:28.9田島良保土門一美鳥居茂三
第31回1984年1月22日京都ダート2600mエリモローラ牡52:43.3猿橋重利大久保石松
山本慎一
第32回1985年1月20日京都2400mマサヒコボーイ牡62:29.0田原成貴久保道雄宮本貞雄
第33回1986年1月19日京都2400mフリートホープ牡42:28.9猿橋重利梅内慶蔵兼村喜市
第34回1987年1月25日京都2200mフレッシュボイス牡42:16.1田原成貴境直行円城和男
第35回1988年1月24日京都2200mスピードヒーロー牡62:15.3河内洋崎山博樹市川幸助
第36回1989年1月22日京都2200mランドヒリュウ牡72:14.4河内洋小林稔木村善一
第37回1990年1月21日京都2200mトーワトリプル牡42:15.0的場均柄崎孝井山健一
第38回1991年1月20日京都2200mメルシーアトラ牡42:13.6河内洋小野幸治
永井康郎
第39回1992年1月26日京都2200mカミノクレッセ牡52:15.2南井克巳工藤嘉見野上政次
第40回1993年1月24日京都2200mエルカーサリバー牝42:14.0山田泰誠田中良平(株)クレアール
第41回1994年1月23日阪神2500mムッシュシェクル牡62:35.5藤田伸二小林稔
藤立啓一
第42回1995年1月28日京都2400mゴーゴーゼット牡42:24.8村本善之新井仁林儀信
第43回1996年1月21日京都2400mハギノリアルキング牡62:26.7藤田伸二小林稔日隈広吉
第44回1997年1月19日京都2400mメジロランバダ牝42:27.6武豊池江泰郎
(有)メジロ牧場
第45回1998年1月25日京都2400mエリモダンディー牡42:26.3武豊大久保正陽山本慎一
第46回1999年1月24日京都2400mメジロブライト牡52:31.4河内洋浅見秀一(有)メジロ牧場
第47回2000年1月16日京都2400mマーベラスタイマー牡62:24.3武豊矢野照正笹原貞生
第48回2001年1月14日京都2400mステイゴールド牡72:25.8藤田伸二池江泰郎
(有)社台レースホース
第49回2002年1月13日京都2400mトップコマンダー牡52:26.4四位洋文崎山博樹
ジョイ・レースホース(株)
第50回2003年1月19日京都2400mバンブーユベントス牡42:25.8四位洋文田島良保
(有)バンブー牧場
第51回2004年1月18日京都2400mシルクフェイマス牡52:24.5四位洋文鮫島一歩
(有)シルク
第52回2005年1月16日京都2400mサクラセンチュリー牡52:29.0佐藤哲三佐々木晶三
(株)さくらコマース
第53回2006年1月15日京都2400mアドマイヤフジ牡42:26.3福永祐一橋田満
近藤利一
第54回2007年1月14日京都2400mトウカイワイルド牡52:27.4安藤勝己中村均
内村正則
第55回2008年1月20日京都2400mアドマイヤモナーク牡72:27.4安藤勝己松田博資近藤利一
第56回2009年1月18日京都2400mテイエムプリキュア牝62:26.6荻野琢真五十嵐忠男
竹園正繼
第57回2010年1月17日京都2400mメイショウベルーガ牝52:24.4池添謙一池添兼雄
松本好雄
第58回2011年1月16日京都2400mルーラーシップ牡42:24.6U.リスポリ角居勝彦
(有)サンデーレーシング
第59回2012年1月15日京都2400mトゥザグローリー牡52:23.7福永祐一池江泰寿
(有)キャロットファーム
第60回2013年1月13日京都2400mカポーティスター牡42:25.0高倉稜矢作芳人備前島敏子
第61回2014年1月19日京都2400mサトノノブレス牡42:24.4C.ルメール池江泰寿
里見治
第62回2015年1月18日京都2400mアドマイヤデウス牡42:24.8岩田康誠橋田満
近藤利一
第63回2016年1月17日京都2400mレーヴミストラル牡42:25.9川田将雅松田博資
(有)サンデーレーシング
第64回2017年1月17日京都2400mミッキーロケット牡42:25.7和田竜二音無秀孝野田みづき
第65回2018年1月14日京都2400mパフォーマプロミス牡62:26.3M.デムーロ藤原英昭(有)サンデーレーシング
第66回2019年1月13日京都2400mグローリーヴェイズ牡42:26.2M.デムーロ尾関知人(有)シルクレーシング


参考文献


  • 「日経新春杯(GII)」『中央競馬全重賞競走成績集 【古馬関西編】』 日本中央競馬会、2006年、73-139頁。


脚注



注釈




  1. ^ 当時の格付表記は、JRAの独自グレード。


  2. ^ 「尚」の字は正確には旧字体の「尙」(上部が「小」の字形)



出典




  1. ^ “IFHA Race Detail Nikkei Shinshun Hai”. 2016年1月12日閲覧。

  2. ^ abcd重賞競走一覧(レース別・関西) (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 2. 2017年1月18日閲覧。

  3. ^ abcd平成29年第1回京都競馬番組 (PDF)”. 日本中央競馬会. 2017年1月18日閲覧。


  4. ^ 2017年度第1回京都競馬特別レース名解説 (PDF)”. 日本中央競馬会. 2017年1月18日閲覧。

  5. ^ abcdefgh“レースについて:日経新春杯 今週の注目レース”. 日本中央競馬会. 2017年1月18日閲覧。

  6. ^ abc“今週の注目レース(第62回日経新春杯: 歴史・プレイバック)”. 日本中央競馬会. 2015年1月15日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017年1月18日閲覧。

  7. ^ ab第1回 京都競馬成績集計表 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 192. 2016年1月14日閲覧。(索引番号:01071)

  8. ^ ab第1回 京都競馬成績集計表 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 167. 2016年1月14日閲覧。(索引番号:01059)

  9. ^ abc重賞競走一覧(レース別・関西)(2014年) (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 2. 2016年1月14日閲覧。

  10. ^ ab重賞競走一覧(レース別・関西)(2015年) (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 2. 2016年1月14日閲覧。



各回競走結果の出典



  • 中央競馬全重賞競走成績集 第1回 - 第52回

  • JRA年度別全成績
    • (2018年)第1回 京都競馬 第5日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 6. 2018年1月15日閲覧。 (索引番号: 01059)

    • (2017年)第1回 京都競馬 第5日〔代替競馬〕 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 6. 2017年1月18日閲覧。 (索引番号: 01059)

    • (2016年)第1回 京都競馬 第6日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 6. 2016年1月18日閲覧。 (索引番号: 01071)

    • (2015年)第1回 京都競馬 第7日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 6. 2016年1月14日閲覧。 (索引番号: 01083)

    • (2014年)第1回 京都競馬 第7日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 6. 2016年1月14日閲覧。 (索引番号: 01083)

    • (2013年)第1回 京都競馬 第4日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 6. 2016年1月14日閲覧。 (索引番号: 01047)

    • (2012年)第1回 京都競馬 第5日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 6. 2016年1月14日閲覧。 (索引番号: 01059)

    • (2011年)第1回 京都競馬 第5日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 6. 2016年1月14日閲覧。 (索引番号: 01059)

    • (2010年)第1回 京都競馬 第6日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 11. 2016年1月14日閲覧。 (索引番号: 01071)

    • (2009年)第1回 京都競馬 第6日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 11. 2016年1月14日閲覧。 (索引番号: 01071)

    • (2008年)第1回 京都競馬 第6日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 11. 2016年1月14日閲覧。 (索引番号: 01011)

    • (2007年)第1回 京都競馬 第5日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 11. 2016年1月14日閲覧。 (索引番号: 01011)

    • (2006年)第1回 京都競馬 第6日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 11. 2016年1月14日閲覧。 (索引番号: 01071)

    • (2005年)第1回 京都競馬成績集計表 (PDF)”. 日本中央競馬会. pp. 190-191. 2016年1月14日閲覧。 (索引番号: 01071)

    • (2004年)第1回 京都競馬成績集計表 (PDF)”. 日本中央競馬会. pp. 191-192. 2016年1月14日閲覧。 (索引番号: 01071)

    • (2003年)第1回 京都競馬成績集計表 (PDF)”. 日本中央競馬会. pp. 194-195. 2016年1月14日閲覧。 (索引番号: 01071)

    • (2002年)第1回 京都競馬成績集計表 (PDF)”. 日本中央競馬会. pp. 172-173. 2016年1月14日閲覧。 (索引番号: 01059)


  • netkeiba.comより (最終閲覧日: 2017年6月20日)

    • 2006年, 2007年, 2008年, 2009年, 2010年, 2011年, 2012年, 2013年, 2014年, 2015年, 2016年, 2017年


関連項目


ハンデキャップで行われる中央競馬のGII競走

  • 目黒記念 (東京・4歳以上芝2500m)


  • アルゼンチン共和国杯 (東京・3歳以上芝2500m)


外部リンク





  • データ分析: 日経新春杯 今週の注目レース - 日本中央競馬会

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