京王杯2歳ステークス






















京王杯2歳ステークス
Keio Hai Nisai S.

Tower of London Keio Hai Nisai Stakes 2017 (IMG1).jpg
2017年京王杯2歳ステークス

開催国
日本の旗 日本
主催者
日本中央競馬会
競馬場
東京競馬場
創設
1965年10月17日
2017年の情報
距離
芝1400m
格付け
GII
賞金
1着賞金3800万円
出走条件
サラ系2歳(国際)(指定)
負担重量
馬齢(55kg、牝馬1kg減)
出典
[1][2][3]
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京王杯2歳ステークス(けいおうはいにさいステークス)は、日本中央競馬会 (JRA) が東京競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GII)である。


寄贈賞を提供する京王電鉄は、東京都多摩市に本社を置く鉄道会社[4]


正賞は京王電鉄株式会社賞[2]




目次





  • 1 概要

    • 1.1 競走条件


    • 1.2 賞金



  • 2 歴史

    • 2.1 歴代優勝馬



  • 3 脚注

    • 3.1 参考文献


    • 3.2 注釈


    • 3.3 出典

      • 3.3.1 各回競走結果の出典




  • 4 外部リンク




概要


阪神ジュベナイルフィリーズと朝日杯フューチュリティステークスの前哨戦として位置付けられており、中央競馬で行われる2歳馬限定の重賞競走としては3番目に長い歴史を持つ[5][6]


1965年に「京成杯3歳ステークス(けいせいはいさんさいステークス)」の名称で創設され、1998年に「京王杯3歳ステークス(けいおうはいさんさいステークス)」と改称、2001年より現名称となった[5][6][注 1]。第1回は中山競馬場の芝1200mで行われたが、1980年より東京競馬場・芝1400mに変更され現在に至る[5][6]


外国産馬は1989年、地方競馬所属馬は1995年からそれぞれ出走可能になり、2010年からは外国馬も出走可能な国際競走となった[5][6]



競走条件


以下の内容は、2017年現在[2]のもの。


出走資格:サラ系2歳


  • JRA所属馬(外国産馬含む、未出走馬及び未勝利馬は除く)

  • 地方競馬所属馬(後述)

  • 外国調教馬(9頭まで、優先出走)

負担重量:馬齢(牡馬・セン馬55kg、牝馬54kg)


朝日杯フューチュリティステークスのステップ競走に指定されており、地方競馬所属馬は朝日杯フューチュリティステークスの出走候補馬(3頭まで)に優先出走が認められている[7][8]。また、本競走で2着以内の成績を収めた地方競馬所属馬には朝日杯フューチュリティステークスの優先出走権が与えられる[7][8]



賞金


2017年の1着賞金は3800万円で、以下2着1500万円、3着950万円、4着570万円、5着380万円[2]



歴史


  • 1965年 - 3歳馬による重賞競走として「京成杯3歳ステークス」の名称で創設、中山競馬場・芝1200mで施行[5]

  • 1984年 - グレード制施行によりGII[注 2]に格付け[5]

  • 1989年 - 混合競走に指定され、外国産馬が出走可能になる[5]

  • 1995年 - 指定交流競走に指定され、地方競馬所属馬が出走可能になる[5]

  • 1998年 - 名称を「京王杯3歳ステークス」に変更[5]

  • 2001年

    • 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「2歳」に変更。

    • 名称を「京王杯2歳ステークス」に変更[5]


  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIに変更[5]

  • 2010年

    • 国際競走に変更され、外国馬が9頭まで出走可能になる[5]

    • 格付表記をGII(国際格付)に変更[5]



歴代優勝馬


優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。


コース種別を記載していない距離は、芝コースを表す。


競走名は第33回まで「京成杯3歳ステークス」、第34回から第36回までは「京王杯3歳ステークス」[5]








































































































































































































































































































































































































































































































































































回数施行日競馬場距離優勝馬性齢タイム優勝騎手管理調教師馬主
第1回1965年10月17日中山1200mハイアデス牡21分12秒0加賀武見小西喜蔵椎野浅五郎
第2回1966年11月20日中山1200mメジロフレーム牡21分11秒0矢野一博八木沢勝美
北野豊吉
第3回1967年10月29日中山1200mヤマトダケ牝21分13秒2島田功稲葉幸夫北條三郎
第4回1968年10月20日東京1400mショウゲッコウ牝21分26秒0佐藤征助田中朋次郎村松健一
第5回1969年11月2日中山1200mアローエクスプレス牡21分10秒7加賀武見高松三太
伊達秀和
第6回1970年10月10日中山1200mスズランパス牝21分10秒5郷原洋行西塚十勝鈴木武二
第7回1971年10月10日中山1200mトクザクラ牝21分13秒2田村正光梶与四松(有)徳間牧場
第8回1972年10月15日中山1200mマミーブルー牝21分10秒9藤本勝彦藤本冨良竹内専一
第9回1973年10月7日中山1200mカーネルシンボリ牡21分13秒0西野桂野平省三
和田共弘
第10回1974年10月20日中山1200mテスコガビー牝21分10秒2菅原泰夫仲住芳雄長島忠雄
第11回1975年10月19日東京1400mフェアスポート牡21分25秒2嶋田潤藤本冨良(有)ターフ・スポート
第12回1976年10月24日中山1200mセーヌスポート牝21分12秒9嶋田功稲葉幸夫(有)ターフ・スポート
第13回1977年10月23日中山1200mタケデン牡21分10秒0岡部幸雄鴨田次男武市伝一
第14回1978年10月22日中山1200mジェットバージ牡21分10秒4郷原洋行稗田善彦上総興業(有)
第15回1979年10月21日中山1200mシャダイダンサー牝21分10秒1竹原啓二松山吉三郎
吉田善哉
第16回1980年10月19日東京1400mタケノダイヤ牝21分24秒8中島啓之仲住芳雄大沢良丈
第17回1981年11月1日東京1400mイーストボーイ牡21分22秒4根本康広橋本輝雄加藤久枝
第18回1982年11月7日東京1400mドウカンヤシマ牡21分26秒3郷原洋行田中朋次郎新井操
第19回1983年11月6日東京1400mハーディービジョン牡21分25秒6的場均柄崎義信鈴木健司
第20回1984年11月4日東京1400mダイナシュート牝21分23秒6柴田政人矢野進(有)社台レースホース
第21回1985年11月3日東京1400mダイシンフブキ牡21分23秒2菅原泰夫柴田寛高橋金次
第22回1986年11月2日東京1400mホクトヘリオス牡21分23秒3南田美知雄中野隆良森滋
第23回1987年11月15日東京1400mシノクロス牝21分23秒9嶋田功西塚十勝福井裕
第24回1988年11月13日東京1400mドクタースパート牡21分24秒0的場均柄崎孝松岡悟
第25回1989年11月12日東京1400mサクラサエズリ牝21分22秒9木藤隆行境勝太郎(株)さくらコマース
第26回1990年11月11日東京1400mビッグファイト牡21分23秒4小島太境勝太郎戸澤澄
第27回1991年11月10日東京1400mヤマニンミラクル牡21分22秒6田島良保浅見国一土井薫
第28回1992年11月15日東京1400mマイネルキャッスル牡21分23秒0柴田善臣河野通文(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第29回1993年11月13日東京1400mヤマニンアビリティ牡21分22秒9横山典弘浅見国一土井薫
第30回1994年11月12日東京1400mゴーゴーナカヤマ牡21分22秒0加藤和宏小西一男
和泉信一
第31回1995年11月11日東京1400mアジュディケーター牝21分23秒5加藤和宏佐藤全弘関駿也
第32回1996年11月9日東京1400mマイネルマックス牡21分22秒9佐藤哲三中村均(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第33回1997年11月8日東京1400mグラスワンダー牡21分21秒9的場均尾形充弘半沢(有)
第34回1998年11月14日東京1400mウメノファイバー牝21分22秒8蛯名正義相沢郁梅崎敏則
第35回1999年11月13日東京1400mダイワカーソン牡21分23秒4蛯名正義増沢末夫
大和商事(株)
第36回2000年11月11日東京1400mテイエムサウスポー牡21分22秒3和田竜二柴田光陽
竹園正繼
第37回2001年11月10日東京1400mシベリアンメドウ牡21分25秒8後藤浩輝堀井雅広
藤田与志男
第38回2002年11月9日中山1200mブルーコンコルド牡21分09秒4秋山真一郎服部利之(株)荻伏レーシング・クラブ
第39回2003年11月15日東京1400mコスモサンビーム牡21分21秒8武豊佐々木晶三岡田美佐子
第40回2004年11月13日東京1400mスキップジャック牡21分22秒1勝浦正樹高橋裕
ディアレスト
第41回2005年11月12日東京1400mデンシャミチ牡21分23秒3柴田善臣田中章博
小田切有一
第42回2006年11月11日東京1400mマイネルレーニア牡21分22秒6松岡正海西園正都(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第43回2007年11月10日東京1400mアポロドルチェ牡21分22秒7後藤浩輝堀井雅広
アポロサラブレッドクラブ
第44回2008年11月15日東京1400mゲットフルマークス牡21分21秒6四位洋文岩戸孝樹ジェイアール
第45回2009年11月14日東京1400mエイシンアポロン牡21分22秒0池添謙一岡田稲男
平井豊光
第46回2010年11月13日東京1400mグランプリボス牡21分21秒8M.デムーロ矢作芳人(株)グランプリ
第47回2011年11月12日東京1400mレオアクティブ牡21分22秒1横山典弘杉浦宏昭田中博之
第48回2012年11月10日東京1400mエーシントップ牡21分21秒2浜中俊西園正都(株)栄進堂
第49回2013年11月9日東京1400mカラダレジェンド牡21分23秒1田辺裕信尾形和幸
子安裕樹
第50回2014年11月8日東京1400mセカンドテーブル牡21分21秒5戸崎圭太崎山博樹山上和良
第51回2015年11月7日東京1400mボールライトニング牡21分22秒6蛯名正義宮本博(株)グリーンファーム
第52回2016年11月5日東京1400mモンドキャンノ牡21分21秒9C.ルメール安田隆行ユアストーリー
第53回2017年11月4日東京1400mタワーオブロンドン牡21分21秒9C.ルメール藤沢和雄
H.H.シェイク・モハメド
第54回2018年11月3日東京1400mファンタジスト牡21分24秒7武豊梅田智之廣崎利洋


脚注


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参考文献


  • “The Keio Hai Nisai S.”. IFHA(国際競馬統括機関連盟). 2015年11月2日閲覧。

  • “今週の注目レース(第51回京王杯2歳ステークス)”. 日本中央競馬会. 2015年11月2日閲覧。


  • “京王杯2歳ステークス レースガイド”. netkeiba.com. 2015年11月2日閲覧。


注釈



  1. ^ 同時に京王杯オータムハンデキャップが京成杯オータムハンデキャップに改称


  2. ^ 当時の格付表記は、JRAの独自グレード。


出典




  1. ^ 重賞競走一覧(レース別・関東) (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 40. 2015年11月2日閲覧。

  2. ^ abcd平成29年第5回東京競馬番組 (PDF)”. 日本中央競馬会. 2015年11月2日閲覧。


  3. ^ “The Keio Hai Nisai S.”. IFHA(国際競馬統括機関連盟). 2015年11月2日閲覧。


  4. ^ 2017年度第5回東京競馬特別レース名解説(第1日) (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 1. 2015年11月12日閲覧。

  5. ^ abcdefghijklmn“今週の注目レース(第51回京王杯2歳ステークス:歴史・プレイバック)”. 日本中央競馬会. 2015年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月2日閲覧。

  6. ^ abcd“京王杯2歳ステークス レースガイド”. netkeiba.com. 2015年11月2日閲覧。

  7. ^ ab地方馬が出走できるGI競走とそのステップ競走について(平成29年度) (PDF)”. 日本中央競馬会. 2017年1月28日閲覧。

  8. ^ ab平成29年度競馬番組一般事項 (PDF)”. 日本中央競馬会. 2015年11月11日閲覧。



各回競走結果の出典



  • 「京王杯2歳ステークス(GII)」『中央競馬全重賞競走成績集 【2歳・3歳編】』 日本中央競馬会、2006年、145-195頁。
    • 1965年-1984年

  • JRA年度別全成績
    • (2017年)第5回 東京競馬 第1日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 6. 2017年11月5日閲覧。(索引番号:32011)

    • (2016年)第5回 東京競馬 第1日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 6. 2016年11月6日閲覧。(索引番号:30011)

    • (2015年)第5回 東京競馬 第1日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 6. 2015年11月8日閲覧。(索引番号:30011)

    • (2014年)第5回 東京競馬 第1日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 6. 2015年11月2日閲覧。(索引番号:30011)

    • (2013年)第5回 東京競馬 第3日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 6. 2015年11月2日閲覧。(索引番号:30035)

    • (2012年)第5回 東京競馬 第3日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 6. 2015年11月2日閲覧。(索引番号:30035)

    • (2011年)第5回 東京競馬 第3日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 6. 2015年11月2日閲覧。(索引番号:32035)

    • (2010年)第5回 東京競馬 第3日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 11. 2015年11月2日閲覧。(索引番号:31035)

    • (2009年)第5回 東京競馬 第3日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 11. 2015年11月2日閲覧。(索引番号:31035)

    • (2008年)第5回 東京競馬 第3日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 11. 2015年11月2日閲覧。(索引番号:31035)

    • (2007年)第5回 東京競馬 第3日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 11. 2015年11月2日閲覧。(索引番号:31035)

    • (2006年)第5回 東京競馬 第3日 (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 11. 2015年11月2日閲覧。(索引番号:31035)

    • (2005年)第5回 東京競馬成績集計表 (PDF)”. 日本中央競馬会. pp. 3424-3425. 2015年11月2日閲覧。(索引番号:31035)

    • (2004年)第5回 東京競馬成績集計表 (PDF)”. 日本中央競馬会. pp. 3448-3449. 2015年11月2日閲覧。(索引番号:31035)

    • (2003年)第4回 東京競馬成績集計表 (PDF)”. 日本中央競馬会. pp. 3412-3413. 2015年11月2日閲覧。(索引番号:31035)

    • (2002年)第4回 中山競馬成績集計表 (PDF)”. 日本中央競馬会. pp. 3260-3261. 2015年11月2日閲覧。(索引番号:30035)


  • netkeiba.comより(最終閲覧日:2014年8月9日)
    • 京成杯3歳ステークス

      • 1985年、1986年、1987年、1988年、1989年、1990年、1991年、1992年、1993年、1994年、1995年、1996年、1997年

    • 京王杯3歳ステークス

      • 1998年、1999年、2000年

    • 京王杯2歳ステークス

      • 2001年、2002年、2003年、2004年、2005年、2006年、2007年、2008年、2009年、2010年、2011年、2012年、2013年、2014年、2015年



外部リンク



  • 今週の注目レース(第54回京王杯2歳ステークス) - 日本中央競馬会

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