邦題
邦題(ほうだい)は、日本以外の映画名、書籍名、楽曲名などを日本語で付け直したものである。これに関連して、本来の作品名のことを「原題」という。
目次
1 概説
2 邦題の変化
3 著名な邦題の例
3.1 小説・絵本
3.2 映画
4 脚注
5 関連項目
6 外部リンク
概説
邦題の変化
最近では(おもに1990年代後半以降)、「一見外国語表記だが、原題とは全く違う」邦題が付けられることも増えてきている[1]。
著名な邦題の例
小説・絵本
- 『おばけのバーバパパ』(原題『Barbapapa』。翻訳者の山下明生によると『オバケのQ太郎』を意識したものだとのこと[2])
- 『しろいうさぎとくろいうさぎ』(原題『The Rabbit's Wedding』(うさぎのけっこん)。ネタバレ回避のため変更[3])
映画
- 『インビジブル』(原題『The Hollow Man』[1])
- 『カル』(原題『tell me something』。韓国映画とすぐわかる題にするため、邦題は朝鮮語を用いた[1]。意味は「刀」)
- 『グリーン・デスティニー』(原題『Crouching Tiger, Hidden Dragon』[1])
- 『ステューピッド・イン・ニューヨーク』(原題『Kicked in The Head』[1])
- 『マーシャル・ロー』(原題『The Siege』[1])
脚注
- ^ abcdef「原題? いいえ、日本だけ 外国映画、配給元が『日本オリジナル』」『朝日新聞』2000年8月30日付朝刊、27面。
^ 『MOE』2015年11月号、73頁。
^ 『MOE』2015年11月号、30頁。
関連項目
- 邦題を複数持つ作品一覧
外部リンク
- 洋画の邦題は苦心の産物 (読売新聞2007年4月20日)